15:20に世界遺産シェーンブルン宮殿(Schloss Schonbrun)に到着
ここでは現地日本人ガイドTさんの案内で宮殿内を見学します。
向かって左手のエントランスから見学ツアー開始です。
正門からの180度の動画はこちら。
宮殿内は残念ながら写真撮影禁止。
元々「ヴェルサイユ宮殿に匹敵する宮殿を造れ」といって造られた(途中で建設中断)宮殿を
マリア・テレジアが改築して、バロック様式とロココ様式を併せ持つ
ハプスブルク家の壮大な夏の離宮とした宮殿です。
マリア・テレジアの肖像画や豪華な居室、
フランスのヴェルサイユ宮殿の鏡の間に似せた大広間など、
見所は満載でしたが、やっぱりヴェルサイユ宮殿には敵わないかな、と。。。
勿論ハプスブルク家の歴史を辿る上では欠かせないスポットですが
1時間ほど宮殿内を見学してからは、約30分の自由行動。
本当は庭園の奥の高台にあるグロリエッテに行きたかったのですが、
30分では戻って来れないということで断念し、宮殿の周りを見学しました。
手入れの行き届いた庭園。でもやっぱり冬は寂しい感じ。。。
だって「夏の離宮」ですからね。やっぱり夏に来なきゃダメですね
冬に来てガッカリ・・・というのは漫画のだめカンタービレにもそんなシーンがありましたね。
美しい「マリア・テレジアン・イエロー」の宮殿。
人の大きさと比べるとかなり大規模だということが分かりますね。
バルコニーの上から見える景色は・・・
広大な庭園
正面奥の丘の上に立つのがグロリエッテ。
ウィーンの町を見下ろす絶好の展望スポットだそうです。
確かにこの距離じゃ30分で戻ってくるのは無理そうですね・・・
ここからの180度のパノラマを動画でお楽しみください。
とりあえずグロリエッテの手前のネプチューンの泉を目指します。
泉の水、凍り付いてました・・・
でもネプチューンの彫刻は真っ白で美しいですね。
泉から宮殿を振り返ります。
左手の動物園にはパンダがいます。
このパンダは、中国の臥龍パンダ保護センターからやってきたのですが、
実は番組(世界ふしぎ発見)の企画で
黒柳徹子が「トットちゃん」と名づけたパンダだそうです
宮殿の正面に戻ってきました。
正門にはオベリスクのような高い門柱?が。
この奥がウィーン市内中心部になります。
自由行動を終えて16:50に集合し、再びバスに乗ってリンクを一周しながら車窓見学へ。
街中に突如現れた骸骨。前衛芸術のようです。
日本が誇る名指揮者小澤征爾が音楽監督を務めたことで有名なオペラ座。
以上は進行方向右手の座席から良く見えましたが、
その他の見所は全て左手に見えるので
車窓見学がある方は進行方向左手の座席に座った方が良いでしょう。
主な見所:王宮、美術史美術館、自然史博物館、国会、市庁舎、宮廷劇場、
ウィーン大学、OPEC本部、プラター公園観覧車、市立公園(黄金のヨハンシュトラウス像)等
リンクをぐるっと一周して、ドナウ河の支流であるドナウ運河等も眺めつつ、
日本人経営の免税店ワルツ(WALTZ)に向かいます。
20分ほどの自由行動の間、免税店ではなく近くのスーパーで買い物をして、
免税店に集合してからバスに乗って夕食会場のBLINDENGASSEN BEISLへ。
ギュウギュウ詰めの店内で、サービス精神たっぷりのマスターと
無愛想な若いウェイトレスに給仕をしていただいてお食事のスタートです
前菜のスープ。・・・味は忘れてしまいました
嬉しい生野菜たっぷりのサラダ。
ミニボトルで出てきた白ぶどうジュースはすっきりとした甘さで超美味でした
そしてメインはウィーン名物のウィンナーシュニッツェル。
ミラノのカツレツがオリジナルの、薄く延ばした仔牛肉のサクサクカツレツです。
あっさり塩味でとっても美味
デザートはチョコレート風味のロールケーキ。
でももう既にお腹一杯で、かなり無理やりお腹に入れました
お食事中、「お替りは?」と各テーブルを回ってカツをくれたり、
飲み物が減っていると注いでくれたりと、素晴らしいサービスを提供してくれた
オーナーは、帰りも握手つきでお見送りしてくれました
ツアー最後はトレンド・アパートメントホテル(AUSTRIA TREND APPARTMENTHOTEL VIENNA)に二連泊。
各部屋にミニキッチンもあって、長期滞在団体客に人気があるようで、
私達のツアーの他にもイタリア人の修学旅行生など、
この日は団体が3組宿泊していました。
しかしこのホテル、ウィーン市内の中心部から車で30分という
郊外にあるので、夜の予定が入れられず、とっても残念でした
お部屋は広々。
ミニキッチン(結局一度も使いませんでしたが)と、
小さなテーブルがついています。
バスルームもまずまずの清潔感。
一応2連泊するには許容範囲内の設備でしたが、
やっぱり前日のメルキュールに連泊したかった・・・
21:00前にはお部屋に入れたので、明日からの自由行動に備え、
行動予定の最終調整をしてから眠りにつきました
~6日目(前編)に続く~
一生、心にのこる思い出になりますね