コチラの記事で触れたとおり、原作を読みました。
とても読みやすい文体で、描写もしっかりしていて、
思わず2度続けて読み直してしまいました
活字嫌いで、新田次郎の山の本でさえ2~3ページでギブアップして
ぐっすり眠りこけてしまう私の母でさえ、快調に3章ほど読んでしまったほど。
(その後はしばらくお休み中のようですが・笑)
映画とは全然違う、奥秩父が舞台の話です。
映画にするには地味な山域ですが、アズマシャクナゲの群落とか、
結構見ごたえありそうです。
というか、シャクナゲの季節(ちょうど今頃から映画公開時期辺り)
にあの辺の山に行ってみたいと思いました。
…標高が低いのでかなり暑そうだけど
「春を背負って」というのは春山シーズンを迎えるための
ボッカのことを意味していましたが、とても素敵な表現だと思いました
主演がマツケンなのはまあいいとして、
ゴロさんは決してトヨエツのイメージではないのですが…
映画のカットを見るとトヨエツがかなり穏やかな表情をしてるので、
意外とゴロさん役もはまってたりするんでしょうか。
(キャスト情報を見ると、ゴロさんはホームレスではなく
世界中を旅して回ってきた放浪者とのことで、それなら納得。)
最近映画はもっぱらWOWOWで見ているので
(じゃないと契約料がもったいない)
映画館には数年くらい足を運んでいませんが、
立山の大自然などは大画面で見るべきものだと思うので、
できれば映画館で見てみたいなと思います。
映画の公開は6月14日です。
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春を背負って (文春文庫) | |
笹本 稜平 | |
文藝春秋 |
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