高級料理を自腹で食す、その名もグルメーゼの会第二弾!!(第一弾はこちらを参照。因みに合言葉は「行っちゃいましょう、どこまでも!」)
四谷にあるフレンチの名店北島亭に行ってまいりました
こちらのお店の情報源は、職場の先輩かおりんさん。彼女の元職場の後輩のお父様が某ホテルのレストランのシェフで、御家族でひいきになさっているのがこのお店。フレンチ不動のNo.1のお店ということで、これは絶対に行かなくてはと心に決めていたお店。席数が少なくてなかなか予約が取れないらしいですが、予約をしたときにちょうどキャンセルが出たとのことで、奇跡的に予約を取ることができました
店内は思ったよりもこじんまりしていて、この日は私達5人のほかに、3~4組しかお客はいませんでした(それで満席)。
料理はアラカルトとコースがありますが、5人以上だとコース限定とのこと。8千円、1万円、1万5千円の3種類のコースがあって、3日前までに指定しなければいけないとのことですが、うっかり電話を忘れていたら、当日に確認の電話が。色々吟味した結果、メインでお肉とお魚の両方が出てくる1万円のコースを選びました。 このお店、その日入った一番良い食材を使うとのことで、どんな料理が出てくるかはお店に行くまでのお楽しみ。
いよいよ実食開始
まずはアミューズグール(お通し)で、生地にチーズを練りこんだシュー。プチシューではなく、手のひらより少し小さめのサイズ。ほんわり温かくて、外がカリっとして、中がふわふわで、ほんのりチーズの香がして一品目から心を奪われてしまいました最初はシューの皮だけってどうなのよ?と思いましたが、チーズの味が絶妙で、クリームを入れたら逆にしつこくなりそうで、皮だけで十分美味しさを堪能できました。
お次は前菜で、生ウニのコンソメゼリー寄せ。生簀で飼っていたらしく、皿の上で動いていました 新鮮で美味しいらしいですが、生物嫌いな私には当然食べられるはずもなく、メニューを変更してもらいました。最初に代替案として提示されたのが牡蠣でしたが、それも食べられないので、では・・・と勧められたのがコチラ
ホロホロ鳥と豚肉のテリーヌ、パイ包み。テリーヌが美味! ぎっしりと肉厚で、ほんのり塩味が効いています。外側のパイはシッカリした食感。ナイフを入れるとサクッと切れます。テリーヌと一緒に食べるとこれがまた美味。
前菜その2。ホワイトアスパラガスと、タイラ貝(かおりんさんの指摘に基づき修正!)のグリル。
本場のパリで食べたアスパラの倍以上の太さでビックリ!
新鮮で、シャッキリコリコリとした食感。ソースはビネガー風味。貝のグリルは身が引き締まっていて、とても甘くて生臭さは微塵も感じられず、アスパラとよく合っていました さっぱりして、ほんのり甘い感じ。量は多いものの、重くないのでこの時点でお腹一杯になることはありません。
いよいよメイン料理に突入。まずはお魚でマナガツオ。白身で淡白な味わい。焼き加減が絶妙で、皮はパリパリ、身はふっくら。魚が苦手な私には、皮や血合いは生臭くて気持ち悪くなりますが、この焼き方は本当にすばらしく、初めて皮を「美味しい」と思いました ソースは数種類のスパイスを混ぜたもので、ほんのりカレー風味のクミンが効いていて、食欲をそそります。付け合せのグリーンアスパラも極太
メインその2。本日のお肉料理は鴨のロースト。鴨肉を、こんな塊で食べたのは初めてカモ(・・・シャレではありませんよ)。肉好きの私ですが・・・実はこの日食べた中で一番感動しなかったのがコチラでした。ちょっと脂っこくて、しつこいというか、途中で飽きてきて、味わいながら食べるよりも胃の中に押し込んだという感じ。鴨の特徴なのか、味付け・調理法の問題なのかは分かりませんが。。。
冒頭で紹介したシェフのお嬢さんのお話によると、このお店はお肉料理に定評があって、彼女が食べた豚のグリルは絶品だったとのこと。次回はその豚のグリルを食べてみたいと思いました。
食後のデザート。ルバーブのタルトとフランボワーズのシャーベット。両方とも甘酸っぱくて、満腹の胃袋にも無理なく入っていきます。ルバーブはずっと気になっていた食材で、今回初めて食べましたが、思ったより甘みがあって美味でした。温かいタルトと冷たいシャーベット。黄金の組み合わせです
食後のコーヒーのお供に出てきたのは、フルーツと生チョコの盛り合わせ。オレンジはつややかな見た目通り、甘酸っぱくてジューシーでした。さくらんぼはあまり好きではないので他の方に差し上げました。苺は・・・巨大かつ甘くて美味しかったのですが、熟れを通り越して腐りかけていたような?普通苺は熟れるとピンク色になりますが、私の苺は一部茶色く変色していました。その他の部分は特に異常はなかったので良かったのですが。。。ただ、個人的にはやっぱり私の祖父が高知県でハウス栽培していた苺に勝るものはないなあと思い、祖父(現在は平塚のマンションで一人暮らししています)の苺を一人懐かしんでおりました あの甘さ、肉厚感、瑞々しさ、そして大きさ。どれを取っても祖父の苺を超えるものに出会ったことはありません
総評:味、値段共に文句なしの名店です メニューもその日仕入れた一番良い食材を使うということなので、通い詰めても常に同じ料理でそのうち飽きてしまう、ということはないでしょう ということで、リピートしたいお店No.1です
北島亭:
東京都新宿区三栄町7 JHCビル1F
(四ッ谷駅の四谷口から外苑通りを渡って三栄通りを直進。約250m右手にアリ)
< goo地図 >
まあとにかくデカイ貝ってことで・・・
今後とも継続的にグルメーゼしましょうね
あれはただのタイラ貝だったと思ったわ(ぷぷ)
でもあの日の感動がよみがえってくるようで、再度ヨダレをたらしながら読みました
後輩シェフ嬢まで登場させていただいて、なんだか私も自慢気な気分
あ~、あの動いてるウニ、もう一度食べたいなぁ。。。是非近いうちに、また繰り出しましょう、グルメーゼ・ディナーに
大使館は、両方とも一度行っただけですが、私にはどうも合いませんでした でも所内では結構人気高いですよね!
美味しいお店発掘は、私のライフワークとなりつつあるのでご期待ください
ご一緒したのは、うちのパピと同じ犬種を買っている
某秘書さんでしょ?ウフフ
近頃、外食が減ってきました。
最近のヒットは、「大使館」(←サムゲタンのお店の方)のランチ:豆もやしのビビムパです。
今度、美味しいお店、教えてくださいな