わが家の庭で収容したキアゲハのサナギが、いつまでたっても羽化しない。前回羽化したサナギは、ちょっと触っただけで、飼育ケースが揺れるかと思うくらい動いていた。色もだんだん変になってきたし。ううむ。
おかしいおかしいと思いながら様子をみていたのだが。今朝になってサナギに小さな穴があいているのに気づく。うわ、やな予感。前にもあったよ、こんなこと。
ずいぶん前に、ヒメアトスカシバというハチそっくりの蛾の繭の入ったヘクソカズラの虫こぶを、瓶に入れて羽化を待っていたのだが、繭からは違うものがワサワサ出てきたのだ。
で、キアゲハのサナギだが、目をこらしてよ~く見ると、じぇじぇじぇ、やっぱりおるではないか、奴が。
ヒメアトスカシバのときよりは、かなりサイズは小さい気がするが、この姿には見覚えがある。
寄生バチだ。寄生バチだよ~。やられたよ~。おそらく、収容したときにはすでに寄生されていたのだろう。
キアゲハのサナギからはキアゲハではなく、寄生バチが次から次へと出てきた。
まあ、寄生バチの側からみれば、めでたく生まれてきたわけなのだけれど。
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