そう言えば、初夢も……

今年の初夢も、破壊三連発に負けず劣らずの内容だった。

ルミナリエだよ、ほんと、まるでルミナリエ。私は、はっきりくっきり色のついた夢を見るので、それはそれはきれいだった。ただ何というのか、アーチ状にはなってなくて、壁に貼りついたような平面的な状態。色とりどりの電飾が奥の壁一面に瞬いている。ほれ、なんか嫌な予感がしてきたろう？

そこは何だろうなあ。体育館？　集会場？
床が板張りだったか畳だったかは、定かに思い出せないのだが、とにかく、靴脱いで上がるわけさ、その電飾を見ようと思ったらね。

で、その入り口に置いてある下駄箱（下駄なんか入れないんだけどな）が、小学校か中学校の下駄箱みたいな感じで、簡単な作りの木のやつ。そこで、私の知り合いが靴を揃えたりなんかしている。夢の中でまでそういうキャラなんやね、このお方は。

奥の壁にはあんなに大きくて美しいものがあるのに、この入り口のしょぼさは何なんだろうか。引き戸が襖で、なんとも言えず安宿の雰囲気をかもし出してるし。

この初夢はいったいどう解釈すべきなんやろね。豪華でなおかつしょぼい夢だな。だがまあしかし、何年か前に見た「大イタチの立小便の夢」よりは、わかりやすいような気もする。