お出かけ

きょうは月に一度、友人のSさんとランチする日だった。

Sさんとはもうずいぶんな大昔にある小説のサークルで知り合ったのだが、そりゃあもう素敵な詩を書かれる方で、私は心から尊敬しているんである。だいたい私みたいなもんと、毎月ランチしてくださるのであるから、もうそのことだけでも、Sさんがいかに心の広い方であるかわかるというものなのだ。

Sさんは本もよく読み映画とかにも詳しくて、彼女が面白いと言われるものは、出来るだけ読んだり見たりするように心がけている。きょうも「Sylvia」という映画のパンフレットを見せてもらった。ぜんぜん知らない映画だ。アメリカ生まれのシルヴィア・プラスという詩人のことを描いた映画なのだそうだ。恥ずかしいことにシルヴィア・プラスを知らなかった、私は。決して明るい内容の映画ではないらしい。Sさんの話では、この詩人さんはオーブンに頭を突っ込んで亡くなったのだそうだ。でも映像がきれいだから、気に入るかも。ということだった。見に行こうかな。

きょうは空色曲玉さんに行った。いつも「詩の夕べ」というオープンマイクでお世話になっているところだ。昼間空色曲玉さんに行くのは、こちらの店になってから（前は別のところにお店があった）もしかして初めてかもしれない。

１番人気だというランチを頼んだ。同じランチだったのだが、私のとSさんのとでおかずが違ったので、みんな半分こにする。いつも思うことだが、空色曲玉さんの料理を食べると身体の中がきれいになる気がする。それにとても美味しい。っが、うっかり写真を撮るのを忘れてしまったなあ。

食後はホットチョコレートを飲んだ。牛乳と豆乳とどちらにしますかと聞かれ、豆乳にしてみた。開店と同時に１番乗りで入ったのに、ランチのお客さんがすべて帰ってしまうまで居座る。飲んだお茶のせいなのか３回もトイレに行った。帰りにもあおなみ線の駅でトイレに入る。すごい利尿作用があるお茶みたいだ。

いつもどおり、来月のランチの日程を決めてから、店を出て駅に向かう。名古屋駅にむかうJRの中で（ホントはいけないのだがな）携帯で「Silvia」の上映時間を調べた。きょうはもうちょっと無理みたい。また改めて見に行こう。でも、もうすぐ終わっちゃうんだよね、上映期間が。

ということで、プチ引きこもり状態の私だが、また近々出かけるかもしれない。