なんか怖かったよ「探偵ナイトスクープ」

この間の「探偵ナイトスクープ」の依頼で「史上最もまずいチキンカツ」というのがあって、ここで見られるかな。もし見られなかったら、出てきたページのSearchのところに「探偵ナイトスクープ」と入れて実行するといろんな依頼が出てくると思うので、そこから探してみて。

とにかくこの女の人がなんでこのお店を始めようとしたのかがわからない。だって料理が出来ないのだよ。決して若くはないこの女の人には家族はいないのだろうか。もしいたとしたら誰か止めただろうに、こんなお店を作ってしまう前に。というか、家族は毎日どんな料理を食べさせられてきたのだろう。

１００グラム２８円（だったと思うが）というやたら安い鶏肉がどんなかわからないのだが、とにかく素材の良さをすべて殺すという物凄い作り方で、あれなら１００グラム８０円でも１００円でも一緒だな。

１つ１つきちんとラッピングするわけでもなく、何枚もいっしょくたに凍りついたように見えたのは気のせいか。それもすでに衣がついているらしい。あれでは１枚だけ解凍できんやろ。それを解凍しまったく温まってもいない油の中に投入。当たり前だが、ジュッともジャッともいわず、パン粉がついているのかどうかわからないぐらいベッタリとした鶏肉が、油の中にくた～っと横たわっている。

出来上がったのはどう見てもキチンカツではないし、お店どころか家族にも出すのをためらわれるようなものだった。

その後にその人が作っていたスパゲティは、名古屋で有名な「マウンテン」（公式blog）のメニューよりはるかに怪しいもので、探偵のカンニング竹山さんの反応からすると、見るからに不味そうで本当に不味いようだった。

料理というといつも登場する林先生を呼ぶまでもないということで、竹山さんがその女の人にキチンカツとカルボナーラの作り方を教えていたが、手際もよく本当に美味しそうで、実際依頼者の女の人はパックパク食べていた。大丈夫か、大丈夫なのか。

探偵ナイトスクープって、時々怖いんだよね。