アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

スミレちゃん…♪

2009-06-21 12:53:30 | Weblog
昨日の土曜日、バレエクラスの《アンサンブル・ジュニア》に初めてスミレちゃんが参加しました
現在小学2年生、バレエを始めてそろそろ3年になる彼女、もしかしたら
「緊張して動けなくなっちゃうかなぁ…
「難しいコンビネーションについてこられなくて、泣いちゃうかもなぁ…
とかね、初めのうちはちょっと心配もしたのですが…。
バー・レッスンを始めたら、6年生の上手なお姉さんの後ろにならんで、動きの順番を間違えることもなく、混乱することもなく、きちんとついてきた
そして、ルルヴェ(=爪先立ち・背伸び)や、ルティレ(片足を軸足の膝のところに引き上げて、軸脚1本で立つ)のバランスがきちんととれていて…、いつもと全然ちがぁ~う
骨盤のグラつきもいつもよりずっと少なかったし、アームスのコントロールも揺らぎが少ないし…
スミレちゃん、どうしちゃったのぉ。いつもとちがう人みたいじゃん
と本人に言っちゃうくらいの変身ぶり
昨日のスミレちゃんのように、前日までとはまるで違う進歩した姿を垣間見せてくれると、もう嬉しくなっちゃって、いつもなるべくクールでカッコいい先生で決めようと思ってるんだけど、
『にかぁ~
っと顔が緩むのが自分でもわかっちゃう、そのくらい嬉しい
昨日はポアント・レッスン(=トウ・シューズ)の日でもあったので、私もポアントを履いてレッスンしたんだけど、シューズのリボンを締めるところから彼女は真剣に見ていたわね。
正しくポアントで立つための基本練習でも、
「足首をきちんと伸ばしてお膝をキレイに伸ばして…」
とひとつひとつサポートしながら、コントロールの仕方を教えてルルヴェ(=爪先立ち・背伸び)をさせてみたら…
体重をのせた足の指から頭のてっぺんまで真っ直ぐ1本芯の通った、どこにも折れ目や歪みのないルルヴェができた…
嬉しくなっちゃったので
「スミレちゃんママ、ママ、ちょっと見て こんなにキレイなルルヴェが出来たよ
とママを呼んでしまった
ママもビックリ
「きっ昨日と全然ちがうじゃない こここ今度からじじじ自分でできるぅ
とママも嬉しそう
自分で出来るか、と訊かれた本人は
「そりゃ分からんな…
と、ちょっと照れくさそうな顔をしてたけどね。
彼女がポアント・レッスンを始められるようになるまで、そしてポアントで踊れるようになるまでは、わたくしもきちんとポアントを履いて見本を見せながらテクニックを教えていける教師であり続けたい、と改めて思ったシアワセな日でした

コメント (1)
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