文庫本コーナーのエンド台を眺めていたら目に止まった1冊のカバー、異様でも下手クソでもないがなぁんかひっかかるイラスト。
ふきながしに被った手ぬぐいの一方を口にくわえた縞の着物を着た若い男…どういうこと…?
ふきながしで一方をくわえるのは女性、さらに言えば遊女・夜鷹だけどねぇ…。
作品の但し書きが“木挽町芝居茶屋事件帖”となっているから、このイラストの若い男は芝居の女形なのか…。
紹介文を読んでみると…。
……店主喜八とその兄弟分弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。…………喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで……。
ほぉぉぉ…色男ふたりに火付改の鬼勘、…ほぉぉぉ……
読んでみよ
『雛あられ 木挽町芝居茶屋事件帖』 篠綾子著 ハルキ文庫
喜八は今は亡き町奴の大親分大八郎の遺児で人気女形藤堂鈴之助の甥、兄弟分の弥助は大八郎の一の子分だった百助の息子、ふたりで喜八の叔母が主である芝居茶屋かささぎを取り仕切っていて、料理人の松次郎も元町奴のようです。
今作では忠臣蔵で有名な中山安兵衛(のちの堀部安兵衛)が事件の当事者として登場し、安兵衛を守ろうと目を光らせている鬼勘や、百助・松次郎・鉄五郎の活躍、そして事件の真相究明(?)に狂言作者の東儀左衛門さんが一役買い、不本意ながらも喜八と弥助が一芝居、めでたしめでたしの結末へ
ちょいと楽しみな作品に出合えました。
今作がシリーズ2作目で、文庫本の棚には1作目がなかったのでオーダーしちゃいました
ふきながしに被った手ぬぐいの一方を口にくわえた縞の着物を着た若い男…どういうこと…?
ふきながしで一方をくわえるのは女性、さらに言えば遊女・夜鷹だけどねぇ…。
作品の但し書きが“木挽町芝居茶屋事件帖”となっているから、このイラストの若い男は芝居の女形なのか…。
紹介文を読んでみると…。
……店主喜八とその兄弟分弥助の色男ぶりで人気の芝居茶屋かささぎ。…………喜八と犬猿の仲である火付改・鬼勘も絡んで……。
ほぉぉぉ…色男ふたりに火付改の鬼勘、…ほぉぉぉ……
読んでみよ
『雛あられ 木挽町芝居茶屋事件帖』 篠綾子著 ハルキ文庫
喜八は今は亡き町奴の大親分大八郎の遺児で人気女形藤堂鈴之助の甥、兄弟分の弥助は大八郎の一の子分だった百助の息子、ふたりで喜八の叔母が主である芝居茶屋かささぎを取り仕切っていて、料理人の松次郎も元町奴のようです。
今作では忠臣蔵で有名な中山安兵衛(のちの堀部安兵衛)が事件の当事者として登場し、安兵衛を守ろうと目を光らせている鬼勘や、百助・松次郎・鉄五郎の活躍、そして事件の真相究明(?)に狂言作者の東儀左衛門さんが一役買い、不本意ながらも喜八と弥助が一芝居、めでたしめでたしの結末へ
ちょいと楽しみな作品に出合えました。
今作がシリーズ2作目で、文庫本の棚には1作目がなかったのでオーダーしちゃいました