アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のアンシャンテ ― レヴェランスも大切…♪

2022-08-25 10:50:51 | Weblog
それぞれのソロ・ヴァリエーションもアンサンブル作品もいまはブラッシュアップの最中です。
細かい所を丁寧にポジシオンとくに5番ポジシオンを大切にということをたびたび注意することもあれば、そこはかとない表情の変化を意識するようにとアドバイスすることもあります。
もっとも彼女たち3人の踊りに関してはほぼ心配はしていません、以前から言ってますように心配なのはバレエ・シニヨンをきちんとキレイに結えるかということですが、ここにきてもう一つの気懸りが出来
それはマリさんがソロを踊ったあとにレヴェランスをしたとき、
そぉこだったかぁ、問題は…っ
踊りそのものは及第点でもレヴェランスがソレでは…
たぁだお辞儀すればいいってもんじゃないでしょ。
ヴァリエーションそれぞれの本来の役柄ってものがあるでしょ。
レヴェランスも含め、袖に完全に消えるまでが踊りであり一つの作品
“こぉんな拙い踊りを観てくださってありがとうございます”だの“不出来なものをお目にかけて申し訳ございません”だのって、どこの田舎芝居だよっ… って感じの“お辞儀”はバレエには無い
だから3人それぞれが踊る作品の役柄に応じたレヴェランスも“振り付け”というか演出を加えました。
以来、マリさんはヴァリエーションにダメ出しはされないけどレヴェランスをすると、
やり直~~~し…っ
って、レヴェランスだけ何度もやってる。
ようやくコエミさんがちょっとサマになってきたね。
ヴァリエーションの最後のポゼを決めてから、ポゼをほどいてレヴェランスするまでのタイミングとか気を使わなくちゃならないことってあるのよねぇ。
ポゼをほどくのは、せめて音楽の残響が消えてからにしておくれ…ってね。
踊りに手をかけるのでいっぱいいっぱいって状況ならレヴェランスまでは気が回らないかもしれないけどね
コメント
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