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面白いのよ…♪

2017-08-25 09:39:59 | Weblog
俳句の入門書を読んだけれど、季語のことや歳時記にもちゃんと触れてみたい
書店に行けば色々な季語集や歳時記が並んでいます。
真面目で堅苦しいものより、ここはやっぱり、ね…。

               

『絶滅寸前季語辞典』 夏井いつき著 ちくま文庫
春夏秋冬新年の順にそれぞれ季語がまとめられていて、ひとつずつ夏井先生の解説と例句があります。
夏井先生の解説は、テレビで見るあの雰囲気そのままで楽しい。
春の部の第一は
藍微塵(あいみじん)
この見出しの文字を見た瞬間に私が思い浮かべたのは
藍色の美しい江戸小紋の柄
でしたが、なぁんと花の名前でした、勿忘草の別名なんですって。
続く解説がね、……クククのク…っ
少しずつ読み進めていきますと…、
魚氷に上る(うおひにのぼる)
七二候の一つだそうです。
七二候がそのまま季語になっているものは多々ありますが、季語にしてはずいぶん音が多い。
麝香連理草(じゃこうれんりそう)
スイートピーの日本名だそうです
晩春の季語。
これだけで8音なのよねぇぇ
季語というのは、少音節の単語だとず~~っと思ってた。
たとえば
花、桜、鶯、雪、紅葉、螢、浴衣、etc.etc.
豆撒き、花見、打ち水、紅葉狩り、すす払い、etc.etc.
そんな風に単語、主に名詞なのだと思い込んでいたのです
確かに季語のほとんどは名詞ですが、七二候も季語になっているし、“龍天に登る”なんていう主語+述語も季語になっている。
そして一番の驚きは、
そぉんな言葉初めて知った
がほとんどだってことです。
絶滅寸前と銘うたれているのですから、知らなくても恥にはならないかもしれませんが、美しい、奥ゆかしい言葉も沢山あります。
季語を通してさまざまな昔の風習を知ることが出来るのも楽しいですね
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