アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

路傍のカワイイ花…♪

2023-04-09 09:51:05 | Weblog
自宅近くの線路脇では、季節の移り変わりを先導するかのように雑草が次々に花を咲かせます。
カタバミやタンポポ、黄色い花が目立ちますね。

            

タンポポの黄色い花を見ると自然に笑顔になる気がします。

            

こちらはハルジオン、少しこうべを垂れた感じで風に揺れる様子が可憐です。
他にもノゲシが元気に丈を伸ばして黄色い花を咲かせていた、もうナガミヒナゲシの儚げな茜色の花が風邪に揺れたりするのを眺めながら歩くのも楽しいです
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『梅雨葵』…♪

2023-04-08 10:01:06 | Weblog
            

『梅雨葵〈小烏神社奇譚〉』 篠綾子著 幻冬舎時代書小説文庫
シリーズ2作目です。
本作では蝶と梅雨葵(=立葵)がカギで、お江戸の裏鬼門を脅かすような怪異とある娘の死霊の仕業が2本の軸となって物語が展開していきます。
前作で鷹に襲われて怪我をした付喪神の小烏丸は順調に回復していますが、一方で小烏丸を案じる伊勢貞衡殿にはまだはっきりしないけど不審なところが…。
悪意をもって謀略を巡らせる人間というのではなくどちらかといえば信頼できる好漢なのですが、どうも裏がありそうなというか隠してることがありそうなって感じ…、つまりこの人も竜晴さんや天海大僧正のご同類かなって感じなんですよね、まぁ二人ほど強力な力は持っていないとしてもね。
今回ちょこっと登場する伊勢殿ご自慢の鷹はアサマという名前の付喪神で、おそらく本体は伊勢家重代の弓矢かしら。
そして本作では抜丸の本体=太刀の抜丸が本領発揮
さて、次作はどんな物語かなぁ…、実は書店では在庫切れになっていたので3作目と4作目の取り寄せを頼んじゃいましたぁ
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水曜日のアンシャンテ ― トンベの基本を…♪

2023-04-07 11:24:37 | Weblog
トンベという動きはパとパの繋ぎや助走の一部として組み込まれたり、ちょっと地味な動きではありますけど、それを正確にキレイに動けるかどうかは大事なことです、勘違いしたままなんとなぁくソレっぽくやってるつもりぃ、のまま見過ごされてることもあるみたいですし
トンベっていうのは、単純に言えば“落ちる”“降る”という意味の動きです。
当然のこと重心の移動を伴います。
例えばデガージェ・ドゥヴァン-ルルヴェからデガージェ・ドゥヴァンの脚を軸脚の方に引き戻してア・テール→デガージェ・デリエール-プリエという勘違いした動きを見かけることがありますが、これは です。
正しくは、デガージェ・ドゥヴァン-ルルヴェからデガージェ・ドゥヴァンの脚をさらに遠くに押し出すことで重心が移動してア・テール→デガージェ・デリエール-プリエです。
放物線を描くように重心が移動するのであって、安直に動作脚を下してはいけない
ということを忘れてはいけません。
いま説明したデガージェ・ドゥヴァン-ルルヴェからであれば、デガージェした爪先がさらに放物線を描き伸ばしていく、とイメージするといいですね。
というワケで一昨日の水曜日クラスではバーレッスンのバットマン・フォンデュにトンベを組み込んで練習しました。
右脚前5番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデュ・ドゥヴァン→フォンデュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデユ・デリエール-ルルヴェ→トンベ・アン・ナリエール→左脚デガージェ・ドゥヴァン-プリエ→左脚に踏み替えて右脚フォンデュ・デリエール→フォンデュ・ア・ラ・スゴンド→フォンデュ・ドゥヴァン-ルルヴェ→トンベ・アン・ナヴァン→左脚デガージェ・デリエール-プリエ⇒…………
アン・ナリエールにトンベをするときは爪先をさらに後ろに引っ張られるイメージで
トンベのあとのデガージェ・ドゥヴァン-プリエで骨盤を掬い上げるようなカタチに腰が丸くならないように気を付けましょう
アン・ナヴァンにトンベをするときは後ろから腰を押されるイメージで
斜め下に向かってドスッ っと突き下ろすような動きではなく、まさしく雪が舞い落ちるようにふわん とした動きですよ
ではどうぞ

おぉぉ、いいねぇ…
足音も立たずプリエもスムーズ、移動距離もちゃんと取れてる
日頃からトルソーの中心軸がどうの骨盤がどうのあれこれあれこれ口うるさく注意してきた甲斐がありましたぁ
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フリージアと薔薇…♪

2023-04-04 10:00:55 | Weblog
何がいいかな、どれにしようかなと花屋さんの店先でちょいと迷う。
ピンクのお花もいろいろあってカワイイし素敵なんだけど、今の気分は相変わらず黄色だねぇ…、と見て廻ったら黄色のフリージアがありました、ほんのりした香りもいいな
他になにかちょこっと足したいなと見まわしたらオレンジ色の薔薇がありました。

            

フリージアは黄色の中でも山吹色に近いかな、薔薇はオレンジ色。
ビタミンカラーという表現がありますが、まさに心地いい元気がもらえる感じですね
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『弟切草』…♪

2023-04-03 11:09:02 | Weblog
以前に読んだ『猫じゃらし』『吾亦紅』を含む≪小烏神社奇譚≫シリーズの第1作目。

            

『弟切草〈小烏神社奇譚〉』 篠綾子著 幻冬舎時代小説文庫
上野の北方にあるという小烏神社の宮司賀茂竜晴と、彼に使える二柱の付喪神抜丸小烏丸
抜丸は常は白蛇ですが本体は小烏神社の本殿に祀られている太刀抜丸、小烏丸はカラスの姿となっていますが本体は代々平氏の当主に受け継がれていたという太刀小烏丸、ただしこの本体の方は壇之浦で平氏が滅亡して以降行方不明となっていて、そのため付喪神である小烏丸は壇之浦以前の記憶を失っています。
そして竜晴の友である医者で本草学者の立花泰山、彼らとともにシリーズの重要な役どころを担う東叡山寛永寺の天海大僧正、旗本伊勢貞衡が登場します。
上野の不忍池の畔に埋められていたという若い男の首と、毒に当たって死にかけ小烏神社に担ぎ込まれた泰山の幼馴染千吉の苦悩とが物語の主軸、そして最後に竜晴が説く“言霊”に大事な意味があり、表題にもなっている“弟切草”に纏わるエピソードも…。
やれ、最初に『猫じゃらし』を読んじゃったからなぁ、改めてシリーズ1作目から読んで楽しむことにしましたが…、それはつまり…、遠からず“…ぽかんの時が訪れる、ということですな…



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続きが気になるもの…♪

2023-04-02 10:43:41 | Weblog
歴史小説や時代物、なかでも江戸時代物を好んで読んで楽しんでますが、シリーズ物は続きが気になって気になって…
書店で目に止まった作品が既にシリーズ化されてて複数巻に及んでいる場合、そういうものは1作目から最新作まで一気に読み通してしまうので、最新刊を読み終えると同時に“ぽかん…と空白が生まれるような気がするの。
で、次作がいつ出るかなって各巻の奥付を確認するとだいたい1年後とか半年後とか時には数か月後なんて予測が立てられる。
予測は立てられるが待ち遠しいし気になるしで落ち着かない…、その落ち着かなさを埋めるために新たな作品との出会いを求め、惹かれる1冊があるとそれを読み、それがシリーズ化されてれば全巻一気読み、そしてまた“…ぽかんが生まれ…、という繰り返しです
まぁ長いこと続いてるシリーズものでアレとソレは年1回ずつ文庫化されるってのが分かってるから大丈夫、そんなには気にならない。
いま気になってるのは…、
『向島・箱屋の新吉』
新章<一>から始まった大掛かりで凶悪な事件は新吉の活躍によって解決したけれども、柳橋の美代次姐さんのことが解決してないじゃん、お琴ちゃんの行く末も未定じゃん、なにより新さんとお葉姐さんとの関係は、って…。
『本所おけら長屋』
最新刊の帯に“ついに完結、とあって吃驚したけど、長崎に向かったお満先生と万造さんのその後は、聖庵先生とお律義姉さんとの関係は、鉄斎さんとお染さんの関係は、黒石藩と鉄斎さんの関係は、って諸々その後が気になるじゃん…。
≪神田職人えにし譚≫
縫箔師のお咲さんと錺師の修次さんのその後が気になるさね、お咲さんの兄弟子が四代目を継ぐことになってるけどその先行きも気になるさね、何よりお使い狐のしろ&ましろのことだってさ…。
≪木挽町芝居茶屋事件帖≫
次はどんな事件が出来して、喜八と弥助がどんな活躍をするのか、松次郎がどんな旬の料理を拵えるのか、事件に纏わるどんな偽芝居をうつのか興味深々だけど、一番は、喜八さんのおとっつぁん元かささぎ組の頭大八郎さんは獄死したことになってるけど、実は中山勘解由父子の差配によって存命なんじゃないかと思ってるのよねぇ…。
……ってこんなところかなぁ…。
その他にも、最新刊を1作読んだだけなんだけど、なんとなく好いよなぁって思ってるものもあって、どうしようかなぁ、1作目から読んでみようかなぁと迷っています…、つまりは“…ぽかんの迷宮に落ちそうになっているわけです…
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日が長くなった…♪

2023-04-01 12:07:34 | Weblog
夜クラスのレッスンに出かけるときは18時過ぎに自宅を出るのが常ですが、随分日が長くなりましたよね。
つい先日まで玄関ドアを開けるとすっかり陽が落ちて暗くなっていたのに、昨日はまだ青空が残っていて夕焼けに染まった雲が眺められました。
茜雲、佳い色だなって思いながら駅に向かいます。
それでも原宿駅の改札を出るころには夕闇に包まれているのですが、道すがらクサイチゴの白い花が目立ちます。
こうしてちょっとずつ日が長くなって原宿駅の改札を出る時にもまだ空が青い頃になると、道路沿いの銀杏の新葉が元気に葉を茂らせていくんですね。
朝夕はまだちょっと冷えるとはいえ、それは冬の切りつけるような冷たさとは違うように感じられます。
ちょっとした季節の変化に気づけたり、それを楽しめたりするのも嬉しいです
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