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HGUC Vガンダム製作中(その1)

2013年12月03日 16時39分19秒 | プラモライフ

タイトルの通り、「HGUC Vガンダム」をチマチマと製作中で、近いうちに完成させる予定です。

とりあえず、製作の途中経過をご覧ください。(文章はガンプラステップアップのような感じになってます。)

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なにはともあれ、仮組です。

ヴィクトリーの特徴を十分に表現できているのではないでしょうか。組立易く可動範囲も十二分にあり、良いキットです。

しかし、やっぱり個人の好みというのがありますので、自分好みに手を加えたいところが幾つかあります。

  • まずは、何と言っても肘関節です。キットのままでも格好良いのですが、私の思うヴィクトリーは関節は白くしたい&ちょっと大きいかなと。
  • 次に気になったのが、脚部。全体的な長さは丁度良いのですが、太ももが細長くて頼りないかなと。
  • サイドスカートが短い。MGのver.kaの設定画と比べると、MGもそうだったのですがほんの少し短いです。でもって、長い方が格好良いかなと。
  • 腹部はちょっと延長したい。
  • 首もちょっと延長したい。普段は首の延長ってやらないのですが、ヴィクトリーは顔の両隣にダクトがついているので、頭部が埋まっているように見えますので首を延長して改善したいなと。
  • 肩アーマーの形状。ちょっと、イメージと違いますので、MGヴィクトリーを参考に形状を変更したいです。
  • 足首アーマーとつま先が短いような。もう少しだけ伸ばすと格好良くなりそうな気がします。

ということで、肝心の製作状況ですが、面倒そうな肩、肘、足首は後回しにして脚部から上に上っていく感じで手をつけています。

脚部ですが、太ももを1mm短く/スネを1mm長くすることで、脚部の長さや太さはそのままにバランスを調整することにしました。まずは、太ももを短くしていきます。

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最初にポリキャップに組み付ける軸に真ちゅう線を入れ強度を確保したのち、右上の写真で赤丸で囲った軸のリブを削り落とします。こうすることで、太ももの内部フレームっぽいものを短くすることができます。ちなみに、リブの高さが1mmですので、目標の1mm短縮を簡単に実現できました。

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太ももの外装を外した状態の写真です。赤線で比較してみましたが、分かります?フレームが短くなったので、外装の方も短くします。

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外装の短縮は簡単ですね。写真の赤丸部分を1mm削り落とすだけです。

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太ももの外装を取り付けてみました。ちゃんと短くなっています。

続いて、スネを1mm伸ばしますが、この場合、切断⇒接着という工程になります。切断する場合はポリキャップやディテールのないところを切断することで、後々の作業が楽になります。まずは、ふくらはぎ側のパーツを切断しました。

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なぜかというとポリキャップ組み付け用壁があり、その壁をガイドにすることで作業がしやすかったからだけです。そして、今度はふくらはぎ側のパーツ(長い方)とスネ側のパーツを組み合わせた状態で切断しました。

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今度はふくらはぎの断面をガイドに切断しました。他にも色々と小技があるとは思いますが、私はこのやり方を多用しています。と、突然ですがここで問題です。

【問題】

のこぎりで切断した際に、ストローク2cmと小刻みに10往復した場合と、刃の全体を使ってストローク20cmで1往復した場合、どちらがより深く切っているでしょうか?

ただし、刃にかかる荷重は同じで刃の切れ味は均一とする。

そんなの知っているという方も多いとは思いますが、時々小刻みに一所懸命のこぎりを動かす方を見かけますので念のため。

【答え】

同じ。両方とも切れる量は変わらない。

だからどうした?という方のために解説というかここから導き出せるテクニックです。

まず、2cm×10往復と20cm×1往復どちらが早いのか?ということを考えてみましょう。断然、後者が早いです。なぜか?というと往復運動は「加速~減速~速度0~加速~減速・・・」を繰り返しますので減速の回数が少ない方が、つまり往復回数が少ないほど早いということです。

次に、人間の手には手首というものがありますので、のこぎりの進行方向を変えるたびに、刃先はブレるものと思ってください。となると、往復回数が少ないほど、切断面はきれいになります。(まあ、私自身あまり上手くないのですが・・・)

以上から、刃の全体を使うように大きくストロークさせることで、早く、きれいに切断することができます。また、こちらの方が刃に荷重を掛けやすいという利点がありますが、あまり荷重を掛けすぎるとそのせいで刃がブレたり、部品を壊したり、ケガをしたりしますので注意しましょう。

さて、長くなりましたが、切断した面にプラバンを貼り付けスネを延長します。

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赤丸の部分がプラバンを貼り付け延長した箇所になります。ここで、忘れてはいけないのが、のこぎりの刃物幅です。のこぎりの刃が通過した部分は削りカスとなってしまいますので、刃物の刃幅分(私の使ったのこぎりは0.5mm幅)大目にプラバンをつけるのを忘れないようにします。

その2へ続きます。


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