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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

存在を愛する

2005-12-06 16:48:37 | 幸福のヒント
先日のお泊まり会で「子育ての知恵(※関連記事参照)」で
登場した友人のHMさんと深夜まで雑談に花を咲かせて
楽しい時間を過ごしました。

彼女は子供好きで、ご自分も中学生と小学生の二人のお子さんを
育てているのですが、話を聞くと、いろいろと
面白いことをおっしゃいます。

子供には、「あなたがいてくれるだけで嬉しい」という
思いと言葉を常に、かけてあげないとダメ。
もちろん、勉強をよくやった、お手伝いをしてくれた等々、
よい行いをしたらほめたりします。
でも、それだけだと、言葉は悪いけれど、猿回しの
猿みたいになってしまうことがある。
つまり、親の顔色や機嫌をうかがって、何か親がよいと
思われる行為をしないと、自分が愛されないという
恐怖感が心に植え付けられたり、自分に自信がない
大人になってしまう。

へぇ~!! なるほど!! w(゜o゜)w
話を聞いて、いたく感心した私でございます。

近年、子供の引きこもりが増加していますが、
引きこもりになった子供たちの中で、
「親の言うことをよく聞くいい子だったのに、
なぜ引きこもりになったのかわからない」という
ケースが結構あると聞いたことがあります。

もちろん、引きこもりになるには色々な理由が
複雑にからんでそうなるのでしょうが、
その原因のひとつとして、HMさんの言ったことも
あるのかなと思いました。

親として子供の幸福を願わない人はいない。
親は親なりに、一生懸命、子供を愛している。
でも、不器用だったりして、ときどきその愛が、
ズレたものになると、子供がうまく受け取れなくて、
親子の軋轢が出たり、引きこもりが出たりすることが
あるんですね。

また、HMさんはこんなことも言ってました。
HMさんが、自分の夫との関係を考えたとき、
「好きなことを自由にやらせてくれて、いい夫だと思う。
自分は夫に感謝してる」と思っていたそうなんですが、
「最近、それは自分にとって都合のいい部分でしか夫を
愛していなかったことに気がついた。
そういうことを抜きにして、夫のよいところを
発見して、もっと愛を深めたい」とおっしゃったんです。

いやぁ~、ワタクシ、この話を聞いてちょっと
感動しちゃいましたね~。

「自分にとって都合のいい部分だけ相手を愛する」って
いうことは、夫・子供に限らず、友人関係でも結構、あるのかも。
自分自身、振り返ってみて、いろいろ反省点が出てきました(汗)。
夫に対してももちろんですが、いろんな人に対しても、
もっと本質的な部分でよいところを発見して、
愛せるようになれたらな……と思いました。

それにしても、HMさん、結婚してもう十数年たっているのに、
その中でご主人に対する愛をさらに深めようとする姿は素晴らしい~!
恋愛中や、新婚ホヤホヤ……のときはラブラブなのは簡単ですが、
年月がたってさらに愛を深めるっていうのは、
なかなかできないことだと思います。

私も年齢を重ねるごとにピュアな愛(?)が深まるように
なれたらいいな~と、思いました。


■関連記事:子育ての知恵

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■今日の小ネタコーナー その1■
今日のプロジェクトXは宝塚の「ベルサイユのバラ」。
なんとなく面白そうなので、例によって録画。
(そして、9時からは「1リットルの涙」を見る(笑))
懐かしいです、昔のマンガ。面白いのが結構あったと思う。

■今日の小ネタコーナー その2■
ウォッシュレットがついて家人はかなりご機嫌な様子。
最近は「ムーブ機能」がお気にいりで、
「あれを使うと自分がオシリを動かさなくても
キレイに洗ってくれるんだぞ~」と
得意げに語ってました。
よかったね~家人……(笑)。



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