2017年10月6日(金) 「中秋の名月」だった10月4日深夜の月 月齢と暦のズレで満月ではなかった 昨夜、仕事帰りに東の空を見たら、真ん丸の大きなお月様が出ていた。「そう言えば今夜は満月だっけ・・・」と、中秋の名月から2日遅れで満月になった月をあらためて眺める。 でもちょっと待てよ、月の満ち欠けは、月が地球の周りを回っているために、地球と月と太陽の位置関係が変わるから起こるんだよね。だとすれば、ごくごく僅かだけれど、月の満ち欠けは止まることなく、常に起きていて、今見ている月は実は本当の満月ではないのでは? 未明の西の空、あと一歩で満月になる月が沈み、その日の夕方に東の空から装いも新たに満月となってお目見えして、一晩中ずっと満月のまんま夜空を照らす… 月にはそんなイメージを持っていたけれど、実はお月さまが「本物の満月」の姿を見せてくれるのはほんの一瞬なのでは? 気になって図書館の理科年表で調べてみたら、太陽、地球、月の順に一直線に並んだ瞬間が満月(望)で、10月の満月は中央標準時(日本標準時の正式名称とのこと)で6日の午前3時40分とあった。 ということは「今夜の月は満月」という言い方は厳密に言えば正しくなく、「明日未明に満月を迎えるお月さま」と言わなければダメなのかな。満月の日はカレンダーにも書いてあるけど、時間まで決まってたなんて知らなかった。しかも月によっては、真っ昼間に満月になることもあるなんて!それじゃ見えないじゃないの。。 だけど歌にもあるよね、「♪でーたぁでーたぁつーきーがぁ/まぁるいまぁるいまんまるいー/ぼぉんのよーなぁつーきーがぁ」ってね。やっぱりカレンダーに満月マークがある日に出た月は、出たときから沈むまでずーっと満月って思いたいなぁ。 |
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