テイオウゼミ

タイトルはセミの名前ですが内容は
住吉大社初辰まいりのことや
広島と大阪2拠点生活のことが多いです

入院2日目

2011年12月07日 | 浸潤性小葉癌・乳房再建

朝ごはんは、パンだったのですが、写真を撮るの忘れてた。
不慣れで、バターナイフも一緒にトレイに入れてしまってたら、昼食のときにトレイにのせて、返してくれました。

お昼ごはんです。温かいものは温かくて感謝です。
自分の平日のお昼ごはんとは比べものにならないわ~



今日も、『手術後のお薬について』の説明を薬剤師さんから、受けたくらいで、何もすることない感じなので、外出許可をもらって、数時間ですが帰宅することに。

本当は、昨日の手術説明のときのことで両親に抗議をしたかったのだけど・・・
何が、我慢させるのか分からないけど、結局、言えず。

乳房温存療法で、腫瘍を中心に1.5~2㎝くらい大きく切除し、手術中に迅速病理検査(顕微鏡の検査)をし、がん細胞が切除した組織の端まで進展いれば、さらに追加切除していき、病巣を完全に切除できるようにしてくれると、説明を医師がしたにも、かかわらず、父親が、
「こんな年なんだし、誰も見ない。大きく取ってください。」
「本当に良いんですか?」
「こいつの言うことは、聞かなくていいから大きく切ってください。」
「・・・・・・・・・」

とにかく、自分のしたいようにしたいから、昨日の言葉を撤回してほしいと、言いたかったが、言えないまま、少し用事をして、病院に戻り夕ご飯を食べた。


今日も、お見舞いに友だち2人が来てくれて、嬉しい。

2012.10.11記
反論しなかったために、今の苦しさがあるのだと、分かっているけど、医師の前で言い争うことはできず、
逆に言い負かされることが目に見えていた。
それでも、残りの人生を考えると思うようにすれば良かったとつくづく思う。
温泉で誰もいないのを見計らって、コソコソと入って、誰かが来ると、逃げるように出ていくことになってしまう。
誰も見ないんじゃない、毎日毎日、自分が見るのだ。 

これから、乳がんの手術をする方々へ
誰かに見せるためもあるだろうけど、それだけじゃなく、自分が見ても悲しくならないように治療してもらわないと、身体は治っても、心が病気になってしまうよ。

ガンになったコトだけでも凹むだろうけど、手術後の自分の胸を見る辛さと、後悔に耐えられずに、泣いてばかりいた日も、たくさんでした。

ありがたいことに、私には支えてくれる人が多くて、手術後、心がダメになってしまったときも、バイトで行っていた小学校に行けないと、泣いて電話して一緒に行って手伝ってもらったり・・・
ひとりでいるのが辛いと分かってくれているから、色んなところへ連れ出してくれて、感謝、感謝でした。


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