我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

聖騎士団の方ですか? -後篇-

~それでは下らない続き~




此の滝は『大仙(おおぜん)の滝』
『世立八滝(よだてはちたき)』の壱つ。

他に七つも集まってる滝の其の壱つの滝である。
まあ、一番手前にあるので初心者向き…なのか!?
取りあえず行ってみようやってみよう!!(何をやるの?)



5分ぐらいだろうか、あっという間に大仙の滝に到着。
おや、先客がいるな。彼の撮影終了を待ち突入。


圧巻。まさに圧巻。
ちょっとした展望台みたいな場所から見ていても
此の勢いに、発生するエナジーに圧倒される。



此の際だから目の前に降臨。
ううう、水の落下する風圧が凄まじく
そして足元が当たり前だが滑りやすく危険。

此のPVの真似が出来るかと考えてみたものの
最終的に太平洋の藻屑と消えるので却下(笑)。




ピエール瀧の体操42歳/電気グルーヴ




此の際だからもうひとつぐらい見ようと先へ先へと。
段々と友人の口数が減る。自分も徐々に口数が減り黙々と。




…此れでも険しくないらしい。


看板の説明だと此の先にはもっと険しい道があるらしい。
え、此の時点で高尾山の六号路レベルなんですが…(汗)。
こう見えても結構な急勾配。完全なる山登り。

そして視界が開けた其の先に見えた崖に
其れは其れは大きな窪みが!!



入り口の看板に書いてあった此れが『天狗の足跡』。
言い伝えによると一本歯の下駄を履いた天狗が
崖に飛び乗ろうとした時に出来た窪みらしい。

それにしてもでか過ぎる。
やっぱり此れぐらいのサイズの天狗かな?




FCソフト『暴れん坊天狗』




…いやいやコイツは胴体ないじゃん。
其れはそうとデカイよな、しかし。
自分にはこういうイメージが浮かんだ。


苛立った『だいだらぼっち』が崖に前蹴り一発。


なんでしょうなぁ、なんかイライラしてたんでしょうな。
思い通りに国造りがいかなくて。
で、前蹴り一貫、ドカンと一発。


そんなくだらない妄想をしていたら友人に異変。
・・・・おや!?
友人のようすが・・・・!




自分の脳内BGM




おめでとう!友人は……じゃねぇ~よっ。


友人の訴え、足に激痛が走り此れ以上は無理と!!
此の日は生憎の雨、そして入山…。
どうやら、此の地の山の神に我々は歓迎されなかったらしい。

と、そんな解釈と云うか本能的なアレだろうと踵を返す。
そして颯爽と…いや、ショボショボと帰路に着く二人。



雨の中を東京へと進路を取ると眼前に巨大な建物が立ちはだかる!!
どうやら建設途中のダムのようだ。場所的に八ッ場(やんば)ダムか?

ダムの建設現場を目撃するとは何て貴重なのかしら!!(興奮)
…しかし、此の長閑な風景が水の底に沈むと考えると微妙。
複雑な気分になり意気消沈。口数が減る車内。



途中、交差点で止まった時に彼(?)に遭遇。
群馬に埴輪?おーい、はに丸くん?
後で調べてみたら群馬に古墳が多いらしい。

岡山といい群馬といい何処でもそうだが
知らない街を彷徨うと必ず墓地に出る自分。
古墳も墓地だから其のノリの延長上か?


いやはや其れは其れでなんやかんやと云いましてお昼な訳ですよっ。
群馬の代表的な炭水化物な名物とは何かしら?
焼きまんじゅうは数年前にクソ暑い高崎で食べたな(気温37℃)。

無い頭を捻ろうとするが此の旅に出る前から
食べたい物をハッキリと友人に伝えていたのよ、珍しく。



水上うどんを是非とも食したひ…。



実は云うと群馬と江戸っ子のハーフの自分。
群馬の血が流るる人間なのに生まれて一度も食べた事がない。

幼少の頃、田舎に帰省する度に与えられていたのは
高崎のだるま弁当と焼きまんじゅう、
そして近所の釣り堀で釣り上げたニジマスの塩焼き。

だから、そんな想いを胸に秘め道中をキョロキョロ。
神よ、我に水上うどんを与えよ(大袈裟)。
そして赴くままに入った店で喰らったモノは…





羽根付き餃子とラーメン!!



まあ、ラーメンは食べた後に気付いたけどね、撮ってないと。
余程、お腹が空いていたのだろう(言い訳)。


…え~と、説明しよう。此れには訳があってね。
車中で友人が懐かしいのが出てきたと聴かせてくれたものが。t
其れは中学の同級生達と歌やら何やら録音した音源。

或るものは『globe』の曲に合わせての替え歌、
或るものはゲームのBGMに訳の分からぬ歌詞を載せ熱唱。


其の中の一つで後日、声優になった同級生(某格闘ゲーのボスの声)が
アニメか何かのサントラに合わせリズムよく或る単語を連呼。
其れが何かと云うと…



♪ラーメン、ラーメン、ラーメン、ラーメン…♪



ずっと車内で聴いていたから完全に洗脳されたのでしょうな。
田舎だから食事する所を探すのが大変なのもあり
気持ちはうどんだが導かれるままにラーメン屋に(笑)。

もうよく分からん状態になりつつも空腹を満たした。
ちなみに其の元声優の実家は蕎麦屋…だからどうした?(確かに)


そして東京に着き自動車も返却し我々の旅は無事に終了。
後日談的に友人の足の痛みがなければレンタカーの
営業時間に間に合わなかったと気付くのは数日後の話である。



今回のED曲↓

星空のエトランゼ/山瀬まみ



~完~
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「想い出回想録」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2024年
2021年
人気記事