…と、中に入る前に薄暗い敷地内を散策。
もう薄暗くて判り難いが大きな大きな石が
綺麗に円を描くように佇んでいる場所に着く。
いわゆる『ストーンヘッジ』のレプリカなんだな。
色々な説が巷ではわんさかわんさかと囁かれているが、
此のストーンヘッジで先人は天体観測をしていたと云うのもあってね。
そんなもんだから其の流れなのか此の群馬の地にあるの!!
近付けば近付く程、テンションの上がってくる横にいる友人。
おお、自分と同じ『月刊ムー』読者かと思ったが違ったようだ。
自分の横で静かにテンションを上げニコニコの友人に問うてみる。
はて、お主は何故にテンションが上がっているのかへ？
…うんうん、そうですか。
どうやら此処は『仮面ライダー フォーゼ』の撮影地。
ファンにとっては聖地巡礼みたいな事!!
ゴメン!!平成ライダーに疎いから
感動を分かち合えなひ…。
｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡ｳｴｴｪｪ
自分の脳内の仮面ライダーは『おやっさん』こと
『立花藤兵衛(小林昭二)』周辺で記憶が留まっている模様。
だって大好きだもの、小林さんが。
平成ライダーが嫌いな訳じゃないの。
イケメンな主役がどうのこうのと妬みや僻みではなく(笑)。
小林さんみたいな主役を際立たせる役者。
脇役ながらも主役を喰わなく、むしろ主役を輝かせる。
だがしかし自己主張も決して忘れない。
ドラマのメインにはこないが其の話のキーマン、でも其れで終わり。
そんな味のある役者さんは此処数年見てないなー。
…ゴホン、閑話休題。
中に入って再確認。嗚呼、そうなんですかぁ。
ライダー以外も様々なジャンルの著名人が来訪。
…アレ、此の作業を数時間前に何処かでしたような？
其れはそうと時は過ぎてしまったが笹が飾ってある、七夕名残り。
旅先のテンションか世間的にはオッサン扱いされるのを承知しつつも
友人と一緒に考えた願い事を短冊に書いてみる、童心に戻り。
○○○○に会いたい。
…まあ、彼の実家に行けば彼の現況を知る事は可能なんだが。
ほら、歳を取ると人間は面倒臭い事がチラホラ増えるじゃない？(意味深)
読者にはチョロチョロと察して欲しい(なら書くなっ)。
あー、元気でやってるのかなぁ。
どうせ我々よりマニアックで生きてるんだろうな。アイツ。
そんなこんなで施設内をウロウロ、ウロウロ。
夏休みだろうか家族連れと其れとは関係なくカップルがチラホラ。
自分らはまだ若い(精神年齢)とは思ってるがどうだろうか…。
そんなの気にしねぇよっ(書いている時点で気にしてる)。
我々は星に宇宙に浪漫を求めに来たんだよっ(そう言い聞かせる)。
-施設見学中-
…ふう、なかなかの物件で(物件？)。
いきなり退出時の写真で御免なさい。
集中し過ぎて中の様子を撮影してません。
言い訳がましいけれども(いつも言い訳)
宇宙の神秘に魅せられてしまって(大袈裟)。
岡山の美星天文台ではジュピターさんを堪能したが
ぐんま天文台では夏の星空を満喫した。
惑星レベルだとアレですよ…
…あ、間違えた。
此れですよ、夏の夜空の主役は土星!!
あの大きな大きな天体望遠鏡ではあの輪まで見えるのよ。
只、見た瞬間に脳内で再生された言葉。
脳天直撃セガサターン!!!!!!!!!!!!
…と、同時にアノ起動音が幻聴として聴こえる。
そう、セガサターンの起動音が。
セガサターン起動音
そして例の起動音も追いかける様に蘇る!!
そうSEGAと云えばお馴染みのアレですよっ。
SEGA
…何なんだ。何がしたいのだ、自分？
天文台まで行って脳味噌が90年代に侵されている確認か？
違う違う。錯乱するぐらい感動したって事。
他にも夏の大三角形の星達も満喫したし
やっぱり星空って素晴らしいですよ。
まあ、我儘を壱つ書くとすればお月様も見たかったなと。
折角、満月の日を選んできたので。
美星天文台は見せてくれたんだよー。
だがしかし良かったねぇー。
ただ一日に行きたい所を詰め込み過ぎた(汗)。
壱拾時間以上も運転し続けお疲れ様、友人よ。
そして宿泊先の猿ヶ京温泉に戻り
のんびりと疲れを癒すのだった。
～完～
