我が闘…いや迷走 ~生き地獄巡り一巡目~

You can do it,if you want it 胸につのる想い

やっと書き終えたね。
誰も読まんので自己満足完結。


6月28日。日曜日。


最終回。『僕らの夢は絶対無敵』。


群馬の森での我々の任務は廃墟探訪である。
不法侵入!?果たしてそうなのか!?
此処は公園、公の土地である。

期待や不安、そして若干の恐怖を胸にちりばめ
いざ進め、いばらの道を!!

……ダメなのぉー。入れないのぉー。
廃墟の前に網が張り巡らされ
関係者以外が入れないように囲ってある。
崩落の危険性ががあるからか?
それとも……。

ま、我々みたいなけしからんのがいるからか。
なので、遠めに撮影してみる。



中に入らないまでももっと近くで見たかった。
ウチラ、そんなに悪い事しないよ?

するとしても立ちションと信号無視ぐらいだよ?(それもダメです)

園内をくまなく散策。我々は2~3軒しか見つけられず。
もっともそれ以上あるのか知らないが。
某サイトで見たシチュエーションには遭遇しなかった。

そんな感じで群馬の森公園を脱出。
続きましては本日のメインイベント!

此処↓


碓氷峠にある廃線のトンネル。信越本線。
そのトンネルを再利用して出来た遊歩道『アプトの道』。
昼間はハイキングコースで賑やかだが
我々は一味も二味も違う。

結局は頭が悪いので夕暮れからスタート。
周りに人の気配も全くナッシング。
このトンネルをくぐり碓氷湖(ダム湖)に架かるメガネ橋に行こうと。


それでは早速、スタート。

中はこんな感じ↓


明治に造られたみたいで重厚な味のある造り。
中は強めの湿り気とそして体感温度低下。

トンネルや洞窟とはそういうものなのか。
このトンネルが5つ続くのだ。
で、6つ目もあるのだが其処だけは
崩落の危険性もあるので塞がれているけどね。
その手前にメガネ橋がありまして。

そんなこんなで色々と探索して
1つ目のトンネルをで、2つ目に向かう頃には
辺りは夕暮れどころか暗くなり、
そして2つ目のトンネルは完全にイカれているのか
全く電灯が点いてない!

心もとない1本の懐中電灯を頼りに進む我々。
ある意味、常人のやる事じゃない!(笑)

恐る恐る進む一行。自分だけ頭痛と体が重い。
気圧の変化なのかそれとも………。


第二トンネルを抜けると其処に広がるのは
碓氷湖とも言われる坂本ダム。


其処を見下ろすように建ててある
田舎のバス停のような小屋を発見。
休憩。夕食タイム。


まさか峠で実際に峠の釜飯を喰らうとは(笑)。
でも体調が著しく悪化した自分には
味なんかどうでもいいというか
美味いとか不味いとか判断不可能状態(苦笑)。

食事中、ダムの方から叫びが。…断末魔の叫び!?
しかも何と叫んでいるのか分からない。警告か?

第3のトンネルに着く頃には完全に日が落ち真っ暗。
周りを見ようにも暗くて何も分からない。見えない。
確実に此処にいるのは4人だけ。

そんな現実にさらされ寂しいやら悲しい気持ちに。
で、メガネ橋に着くも水の流れる音しか聞こえず
アプトの道の最後の場所になる塞がれた第6トンネルに到着。


もう映画のロケーションにバッチリだね。
ホラー映画やホラー映画やホラー映画…それだけかいっ。
此処、昼間なら絶景だが夜だと不気味この上ない。

ある程度、シチュエーションを味わい(?)帰路に着く。
…が、此処で大事件発生。姉さん、事件です。

確か3.4.5と連続で続くトンネルの4つ目のトンネルで発生。
トンネル内を移動中の我々。
目的を果たしたので足取りも軽やか…か?

そんな浮かれ気分の野郎どもに山の神が怒ったのか
この地に住む見えざる者が早く出てけと意思表示か。

音を立てトンネル内の電灯が消灯した、突然に!
騒然とする一行。軽いパニック。
トンネルを出て何で消えたんだ?消灯する時間があるのか?
と、話し合いそれはそれで納得しようとしたが少し腑に落ちない。

消灯はまだしも時間にだ。
こういうのは大概が機械で管理されていると仮定しても
20:00や19:30と区切りのよい時間に設定されるはず。
慌てずに落ちた瞬間に咄嗟にケータイの時計を見たら19:47。

…微妙な時間だぞ?
人為的としか思えない。
何者かに消されたと。
…考えすぎだな。

だからトンネル内は1本の懐中電灯、
外に出れば月明かりを頼りにと…いつの時代の人間だよ(笑)。

心なしか3人の歩くスピードが早く感じる。
気付いたら距離がひらくのだよ、諸君。トンネルだと特に。

個人的になんか足が重くなったり軽くなったり。
イヤ~な感じだったな、あの時。
後ろから引っ張られているような見られているような。
それと同時に身長差も10㎝以上あるから足の長さの問題も(笑)。

で、誰とは言わないが唯一の灯を持っているのが
4人の中で身体能力が高いが霊的なモノに弱い人。

何かあると振り返り
丁度、持っている位置が自分の目の高さにあるので
結果的に自分が急な光により目くらまし状態。

つい「まぶしぃよっ。」と冷静にキレちった。
繰り返すが唯一の灯だからね、1本の懐中電灯。

何だか知らんがトンネルだったら壁を
外に出たら木々の上のほうを照らし…

何を探してんだよっ!(怒)

「足元を照らしてよっ。」とやはり冷静に叱ってしまった。
そりゃそうだろ。

万が一、何か異形なるモノを発見したとしても
余計にパニックに陥るだけでしょ、我々が?
で、逃げ足の速いドロ○ーさんが懐中電灯持ってんだから。

…確実に山の中で孤立無援になるわ、自分が。

ま、そんなこんなで探検ぼくの町ならぬ
探検どこかの廃線は終了。
ご利用は計画的にだね、軽装備どころか無防備過ぎ(笑)。

自分は無駄な知識だけは豊富だから心霊どうこうよりも
この環境(人はいない・山の中・横にはダム・そして夜)だから
訳あって人を消した闇組織の方々に遭遇したり
電波系を越してサイコな人間に遭遇したらどうしよう?

とか

第1トンネルの横に犬のものではない野生動物の糞を見つけたので
もし野生動物に遭遇したら、もし襲われたらどうしよう?

という妄想にとり憑かれて怯えてました、此処だけの話(笑)。
昔の人は良い事言うね、知らぬが仏って。

またこういう旅はするだろうな、きっと。
今回の件を教訓にし、次は重装備しようと思う。
ファイヤーエンブレムのアーマーナイトなみに(馬鹿)。

そして安堵の溜息をつき無事に帰宅しました。
何かあったらイヤだから玄関で背中に塩をかけました。
枕元に般若心経を置いておきました(ビビリ過ぎ)。


おまけの話。

トンネル内でケータイのライトを点けたら
懐中電灯じゃなく、こちらに蛾が集まってきました。

…なんでだよっ。

おまけ画像。


酒が弱いのにガンガン呑んで撃沈した
○ロマー氏(モザイク処理させていただきました)。

彼はなんでそんな勢いで呑んだのか真相は不明。
体を赤鬼のように真っ赤にして轟沈。

そして見事なまでの大輪の華を咲かせました♪

-終わり-
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