『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

ぺこちゃんへの憂鬱

2013年02月25日 17時30分56秒 | ぺこちゃんにまつわる話
ぺこちゃんの個人面談があったので、超特急で出掛けてきた。
…う~ん…古い言い回しだ


同じ建物内だけれど新しい活動の場に移ってから、少しずつ変わって来た事がある。

色々な作業をさせてもらう事で自信が付いて来たのかもしれない。
何と言っても、上から目線での物言いが前よりずっと増えた
私はいつの間にか彼女の召使いのようになっているらしい

…ははぁっ!ご主人さまっ〓
ふんっ…いっそ「はぁい〓わかったにゃんっ〓」とでも言うたろか

ま、私にそう言うと言う事はあちらでも誰かに言っていると言う事なので少々穏やかではない。

それに以前からちょこっとスタッフさんとの行き違いの原因になっている連絡帳のチェックが厳しさを増している。
スタッフさんと保護者との連絡ノートをぺこちゃんが朝出掛ける前にチェックして、中の手紙を自分で出して手渡ししてしまっているようなのだが
今朝は書類が入ってない!忘れたやろ?と笑い出す始末。
…そら、今日直接渡すんや

しかしながら、嬉しい誤算がひとつ。
何故だかお漏らしの回数が格段に減った
自信を持つと言う事は凄い事なのだな!

ふふっ…私もうかうかしてられないや(笑)



ところで、個人面談があるようになったのはここ数年なのだけれど

最初の頃はぺこちゃんの様子を知る事が出来てありがたかったのだけれど
…どうなんだろう…
何故だか今日は酷く疲れてしまった。

ぺこちゃんがデイサービスを利用し始めて10年を過ぎた。
その間スタッフさん達も全員と言っていい程変わってしまった。
トップの方も別部署に移動されている。

仕方ないと言えばそれまでなのだが…
ぺこちゃんが家にやって来た経緯や
兄姉達とすら幼い頃から共に暮らした事がない事などなどなど…
何も伝わってはいなかった。

そのくせ家の中の事は彼女が話す、少々事実とは違った形が、あたかも事実のようになってしまっていた。
ぺこちゃん自身には、以前からたまりかねて何度か注意した事はあるのだか
聞かれれば聞かれるままに、自分の言葉で話してしまうのは当然なので咎める訳にもいかない。

それよりも…何で今更“いま”ではなく、私の詳しく知らない“かこ”の事を話さねばならないのだ…

なんて途中で思い始めてしまったので
自らが語る言葉がまるで他者が語るような錯覚を覚えてしまった。


…おっ!今日は何だか暗いな…


施設でお世話になっている以上、こまのひとつとなるのは致し方ないとして、

希望的観測のもとに語られた未来すら、一時的な明るい仮想にしか過ぎなかった現実を受け止めるには少々頭痛を伴うものであるのだ。

誰よ?ショートが取りやすくなるから、今の場所に移ってください言うたのは??

私は多くを望んではいない。
ただ、月に一度、与えられた枠内でショートステイを取らせてくれればありがたい。
ただそれだけなのだよ~っ


おおっ!今日は暗くなってしもうた〓

ん~…いささか後味が悪すぎて、あったま痛いって!
コメント
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