『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

……からす……?か?

2018年07月23日 11時53分43秒 | 日々の出来事
近頃、河川敷から雲雀の声が聞こえなくなった。
大雨で水に覆われた年からだと勝手に思っているのだが

あの、ひよろろろろと言う声は、鳥嫌いの私にでも
この辺りでは聞く事の出来ない春告鳥の代わりとして
耳に心地良かったのに。

その代わりに前よりカラスが増えた。
鳥嫌いだと言っておきながら恐縮ではあるけれど
鳩や鶏からは叫び声をぐっと嚙み殺して、なるべく早く逃げるのに
カラスの様子は何故か横目でチラリと見てしまう。

あいつら、動きがなんか変だと思いませんか?
ボケてるような?つっこんでるような?
で、ついつい鳴き声も気になってしまうのだが
先日、かぁちゃんをベッドから起こす時だったか……

「あ〜〜〜〜あ」と、右肩上がりに一声。
まるでパトカーのサイレンの様。
で、もう一度「あ〜〜〜あ」と、声の様な音の様な……
カラスはかぁとは違うのか……と吹き出しかけたら、次の瞬間そやつは
「くわっ!くわっ!くわっ!」と、鳴いたのだ。
ハッキリと、正確に、くわっ!と発音してだ!!


クレッシェンドで、あ〜〜〜〜〜〜あ!それから、くわっ!くわっ!くわっ!

聞いたか?かぁちゃん!!と口走った程にその声は凹み気味の心に
何処かしら笑顔になれる風を送ってくれた。





地震の後のブルーシートの屋根の家や壁が落ちた昔ながらの長屋を見るにつけ
あぁ、大変だったんだと改めて思っているうちに
強い長雨が続き、雨漏りは大丈夫かと心痛めていたら
各地で豪雨による被害が多発してしまった。
被災された、皆様に心からのお見舞いを申し上げると共に、
どうか、どうかこの猛暑がまず被災地から、一刻も早く去ってくれますようにと祈らずにはいられない。

ちったぁ容赦してくれよお天道様!!


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