トヨタは、見るものがたくさんあって、まとめるのが大変です。
(9-1 から 9-3 まで3回に分けて書く予定です。)
まずは、水素エネルギーで走る燃料電池自動車(FCV)、“MIRAI”です。
昨年と同じ青い車ですが、今年は縦に真っ2つに切断されており、内部構造がくわしく説明されていました。
(昨年の車を切ったわけではないでしょうけどね。)
・水素は様々な一次エネルギーから作ることができる。
・水素で走るFCVは、エンジンに比べてエネルギー効率が高い。
・走行時に車両から二酸化炭素や環境に負荷を与える物質が排出されることがない。
・約3分の水素の充填で、ガソリン車と同等の距離を走ることができる。
・加速性能がよく、静か。
・大容量外部電源供給システムで、車から外部に電気を供給することができる。
内部
車前部 ボンネット内 パワーコントロールユニット
座席下 FC昇圧コンバーター FCスタック
FC昇圧コンバーター FCスタック 後部座席の下に高圧水素タンク
高圧水素タンク さらに後ろの高い位置に駆動用バッテリー
これが、高圧水素タンク 高い圧力に耐えるように頑丈につくられている。
タンクの穴は、中を見るために展示用に開けられているものです。
車後方から見たところ。 駆動用のバッテリーの下にタンク。 タンクは2個?
そして、水 排水口がある。
ボンベの水素と、空気中の酸素を結合させて水ができるので、それを排出するためか?
これが、主となる燃料電池部分かな?
なかなか、大変そうな装備です。
燃料電池車MIRAI(ミライ)は、700万円代くらいらしいけど、こんな高いもの買う人がいるんだろうか?
すでに注文が国内だけでも3000台は入っているらしいですが・・・。
大きな車に見えますが、定員は4名のようです。各種部品も結構な容積を必要とするし重さもかかるのだろうか?
水素スタンドを日本全国に設置するのも大変みたいだし、水素を生産するのには、やはりそれなりの設備や、エネルギーも必要なのではないでしょうか?
昨年の記事「トヨタ(エコプロダクツ2014)」