日本人というのは非常に真面目で「あるべき常識」が大好きです。
そして、ある常識から考えて間違っているとか未熟だとか思える人がいると判断すると、よってたかって非難します。
朝青龍についてもそうですけど、安倍さんなんかについても、「みんなが辞めるべきだと言っているのに、1人で続投しようと考えてがんばっている、おかしい。この人もこういってる、この人もやめるべきだといっている、ほらあのひとも、このひともこのように言っている、選挙で民主党が支持されたのにおかしいんじゃないか」と放送する。
安倍さんが続けてもいいんじゃない?と思う人もいるはずなのだが、90パーセント以上は反対意見の人のVTRを流す。「青木さんと森元総理とだれそれが密室で話し合って辞めるように言ったのに、安倍さんは聞き入れなかった」とまた何度も何度も大騒ぎする。それは事実とはすこし違うらしいが、そういう話が流れたということを放送しまくる。「そんな大物のいうことも聞かないんです」ということだ。
放送の仕方はどう考えても「客観的」ではないと思う。
朝青龍の疲労骨折の診断書を書いたのは誰なの?
しかし、そのことは全く触れない。朝青龍が自分で文書を偽造したんですか?そうじゃないでしょう。その医者は処分されないんでしょうか?ならば、まったくのウソを書いたわけではないんでしょう。
多少調子が悪くても、元気そうにサッカーをしたのかもしれない。
私は一度パート先で「気ちがい」になりそうになったことがある。
そのときは、無断欠席にしたいと思ったが、そんなことは社会人として許されないから、我慢して働いたが、精神科に行って診断書を書いてもらった。
その診断書の内容は「うつ病で休養が必要」というものだが、先生の話では「うつ的状況にあることも、広い意味ではうつ病のうち」ということだった。そして、その職場をやめたとたんに私はうつ病ではなくなったわけであるが、問題なくやめるためには「診断書」が必要だった。病気でもないものが急に辞めるとそれは私のわがままであり、そういうことを許した店長の責任になるが、急病の場合は本社にもまかり通り、店長の責任にはならない。厳密に言えばただしくないやり方かもしれないが、古いパート集団に問題があるということでもなく、私が勝手に病気になったということで、問題なくやめることができる。
それを本当のうつ病になるまで耐えなくちゃいけないとなると、自分で自分を守れない。
たとえば有給休暇がとりたいと思っていてもなかなか休めない状況のときに、田舎の親の体調がすぐれず・・・などと言って休暇をとることもあるだろう。それを、「私はどうしても遊びにいきたいんですよ!」などと本当のことで押し通したらまかりとおらない。しかし、実際にはそのひとはサボり心ではなく、心身ともに限界にきていることも多い。
職場なんかで、いじめにいじめを重ねた人たちが、「あのバイトの子、やめちゃったわね」などときょとんとしていることがある。バイトの若い子がおばさんたちのしうちにたえられず、苦痛で遅刻をしたり病欠で休みが多くなったりすると、それをネタにもっともっといじめるわけだ。「てめえらがいじめるから辞めるにきまっているだろ!」と思うが、「まだまだ数ヶ月はいじめがいがあると思っていたのに意外とはやく辞めたわね」のような気の抜けた雰囲気だ。バイトの子は店に顔も見せず郵送で作業着を送り返してきたりする。
そんなにも心が傷ついていたのだ。
そしてターゲットを別のパートに向ける。そろそろ体調が悪くなって休むんじゃないの?という感じになってくる。その手にはのらない。一度も欠席をすることなく、しっかり働いてぱっとやめてやる。
病気で辞めたんですって、元気そうに見えたのにね、ってなことになる。
てめえらが病気にさせたんだろ?
ちょっとしごいたら、なぜか死んじゃいました。
とか
みんなで正当に責めたら意外にもろかったのよ。
あのひと精神病になっちゃったのよ、
あの人自殺しちゃったのよ、
でも、自業自得なのよ
そういう器じゃなかったのよ
弱い人間だったのよ
苦労がたりなかったのよ
つぶれた人のことは忘れましょう
人のやり直しをみとめない
人の成長を待たない
的確でない人は消えていけ
それを扇動しているのはマスコミです。
そういうことで良いのでしょうか、この世の中は。
そして、ある常識から考えて間違っているとか未熟だとか思える人がいると判断すると、よってたかって非難します。
朝青龍についてもそうですけど、安倍さんなんかについても、「みんなが辞めるべきだと言っているのに、1人で続投しようと考えてがんばっている、おかしい。この人もこういってる、この人もやめるべきだといっている、ほらあのひとも、このひともこのように言っている、選挙で民主党が支持されたのにおかしいんじゃないか」と放送する。
安倍さんが続けてもいいんじゃない?と思う人もいるはずなのだが、90パーセント以上は反対意見の人のVTRを流す。「青木さんと森元総理とだれそれが密室で話し合って辞めるように言ったのに、安倍さんは聞き入れなかった」とまた何度も何度も大騒ぎする。それは事実とはすこし違うらしいが、そういう話が流れたということを放送しまくる。「そんな大物のいうことも聞かないんです」ということだ。
放送の仕方はどう考えても「客観的」ではないと思う。
朝青龍の疲労骨折の診断書を書いたのは誰なの?
しかし、そのことは全く触れない。朝青龍が自分で文書を偽造したんですか?そうじゃないでしょう。その医者は処分されないんでしょうか?ならば、まったくのウソを書いたわけではないんでしょう。
多少調子が悪くても、元気そうにサッカーをしたのかもしれない。
私は一度パート先で「気ちがい」になりそうになったことがある。
そのときは、無断欠席にしたいと思ったが、そんなことは社会人として許されないから、我慢して働いたが、精神科に行って診断書を書いてもらった。
その診断書の内容は「うつ病で休養が必要」というものだが、先生の話では「うつ的状況にあることも、広い意味ではうつ病のうち」ということだった。そして、その職場をやめたとたんに私はうつ病ではなくなったわけであるが、問題なくやめるためには「診断書」が必要だった。病気でもないものが急に辞めるとそれは私のわがままであり、そういうことを許した店長の責任になるが、急病の場合は本社にもまかり通り、店長の責任にはならない。厳密に言えばただしくないやり方かもしれないが、古いパート集団に問題があるということでもなく、私が勝手に病気になったということで、問題なくやめることができる。
それを本当のうつ病になるまで耐えなくちゃいけないとなると、自分で自分を守れない。
たとえば有給休暇がとりたいと思っていてもなかなか休めない状況のときに、田舎の親の体調がすぐれず・・・などと言って休暇をとることもあるだろう。それを、「私はどうしても遊びにいきたいんですよ!」などと本当のことで押し通したらまかりとおらない。しかし、実際にはそのひとはサボり心ではなく、心身ともに限界にきていることも多い。
職場なんかで、いじめにいじめを重ねた人たちが、「あのバイトの子、やめちゃったわね」などときょとんとしていることがある。バイトの若い子がおばさんたちのしうちにたえられず、苦痛で遅刻をしたり病欠で休みが多くなったりすると、それをネタにもっともっといじめるわけだ。「てめえらがいじめるから辞めるにきまっているだろ!」と思うが、「まだまだ数ヶ月はいじめがいがあると思っていたのに意外とはやく辞めたわね」のような気の抜けた雰囲気だ。バイトの子は店に顔も見せず郵送で作業着を送り返してきたりする。
そんなにも心が傷ついていたのだ。
そしてターゲットを別のパートに向ける。そろそろ体調が悪くなって休むんじゃないの?という感じになってくる。その手にはのらない。一度も欠席をすることなく、しっかり働いてぱっとやめてやる。
病気で辞めたんですって、元気そうに見えたのにね、ってなことになる。
てめえらが病気にさせたんだろ?
ちょっとしごいたら、なぜか死んじゃいました。
とか
みんなで正当に責めたら意外にもろかったのよ。
あのひと精神病になっちゃったのよ、
あの人自殺しちゃったのよ、
でも、自業自得なのよ
そういう器じゃなかったのよ
弱い人間だったのよ
苦労がたりなかったのよ
つぶれた人のことは忘れましょう
人のやり直しをみとめない
人の成長を待たない
的確でない人は消えていけ
それを扇動しているのはマスコミです。
そういうことで良いのでしょうか、この世の中は。
すんごくビックリしました。テレビドラマみたいですね。
でも、実際、あるんだ、そういうこと。
私は、自分も中年ですが、そういう意地悪な中年、大嫌いです。
でも、、、世の中って、そういう人、多いいのかな?
子供のイジメが無くならないはずです。
飛鳥さん、よくかんばりましたよ。偉い!
とくにベテランの年配パートに多いタイプです。自分が若かったときや新人だったときの未熟さを忘れているんでしょうね。非難はしますが仕事を教えはしません。最近の新人は全部無能でできそこないだという姿勢です。だから、新人さんが針のむしろに耐えられず、ことごとく辞めていくという職場は多いです。
集団の非難っていうのは、そういういじめにも似たものがあると思います。一人一人は軽い気持ちで言っていてもそれが束になると巨大な力になって、1人の人をうつ病や自殺に追い込んだりすることは簡単です。
世の中というのは、そういうことを意識しないでしているんだと思います。それが非常に怖いです。