今日は、知らない土地のコーヒーの店に夫と初めて入った。
セルフサービスかと思いきや、カウンターに注文する場所があるわけではなく、店員さんが席に水を持ってきたので、普通の喫茶店方式らしかった。
ところが、注文はスマホからするようにとのこと。
テーブルの上にはメニューもなく、QRコードがあるので、それを読み込むと注文画面が出てくるそうだ。メニューはそこに載っているそうだ。
そして、そのお店は無料Wi-Fiも使えるとのことだった。
夫がトイレに行ってしまったので、その間にQRコードを読み込んで注文画面を出そうとした。
すると、Wi-Fiがそのお店のものではなく、イオンのWi-Fiが接続済になっているのだった。
それでも良いかと思って開こうとすると、このWi-Fiは危険であるとの警報画面が出てしまった。
情報が読み取られる危険性があるとのことだ。
それで、一旦閉じて、またインターネットでそのお店のWi-Fiを探すが、それらしき候補が出てこない。
ならば、べつに危険性があるとはいえ、イオンのWi-Fiでいいやと思ったのだが、どうしてもその危険であるとの画面から先に進むことができないのである。
そうこうしていると、夫がトイレから戻ってきたので、かくかくしかじかと話したうえで、もう一度やってみたが同じことの繰り返しだ。
そこで、隣の席のお客さんに水を持ってきた店員さんに、イオンの危険なWi-Fiがつながってしまってこの店のWi-Fiが出てこないのだが、と伝えると、店のWi-Fiが候補に出てこない場合は、手動で打ち込んで出してくれとのこと。
「そうですか、わかりました」と答えたものの、手動で打ち込むとは、いったいどこに入力するところがあるのだろうか?
ということで、わからなくなってしまった。
こんなことをしているうちに、さらにもう5分も10分もかかってしまい、どうにもならない。
それで「すみません、スマホではどうしてもWi-Fiが危険という画面から先に進めないのですが、スマホ以外には注文はできないんですか?口では注文できないんですかね?」と聞いてみた。
すると、口で注文することも可能であり、それでは物体のメニューを持ってきます、とのことでメニューを持ってきてくれて、無事昔ながらのやり方で注文をすることができたのだった。
ああ、疲れる。席に座ってから注文するまで、いったいどれだけの時間と労力がかかっていることか。
本当に、時代についていけない。
周囲を見渡すと、誰も困っていない様子で、老人のグループなどもいるが涼しい顔をしてコーヒーを飲んでいる。
スマホでさっさと注文できた人なのか、最初からスマホは使えないからと、口で注文した人たちなのか?
地元の人ならば勝手がわかっているのだろう。
店に居ながらスマホで注文するのが基本になっている店というのは初めてだった。
本当に、たいへんだ。。。
しゃくにさわるので、もう一度挑戦。
注文の品が来たのをそっちのけで、スマホと格闘。
夫にスマホを見てもらうと、今度は店のWi-Fiの候補が出ていた。先ほどはアルファベットが並んでいたので、見落としていたのかもしれない。
それを選んで、テーブルの所に表示されているパスワードを入力。
パスワードは大文字なのだが、私のスマホは普通小文字になってしまい、1文字ずつ大文字に変えないといけない。連続して大文字に設定する方法があるのかもしれないがわからないので、1文字ずついちいち大文字に変換。やっとWi-Fiが使用可能に。
それからQRコードを読み込み、やっと画面が出た。
人数を入力した後、メニューが表示されて注文を始めるようになっていた。
滅多に訪れる場所じゃないので、次に来ることなどはなさそうだけど、こういう方式の店は、こういう方法でやるのかということがわかった。
私は時代のお荷物か。オワコン人間になりそう。
・・・
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