金沢は古くそして新しい町。
新しく、そして古い町。
その金沢の魅力を探して、
今日も町を歩きます。
こんな書き出しから始まる。
ページをめくると知らない金沢に
会えそうです。
昨晩はピザ🍕とスパゲティとオイルサーデン、十日ぶりにアルコール(ワイン)を飲み満足!
<本文より>
銀色に輝く白山、日本海の波、
そのふたつの間に栄える古代の文化…
空想は果てしなく広がっていきます。
昭和55年(1980)に金沢市西部の新保本で発見されたチカモリ遺跡は、私たちを驚きをもって太古の世界にいざなう。
まず目を見張るのが、水中で見つかった三百五十本もの木の柱である。地下水に浸され、厚い表土で覆われた状態で、実に三千年もの時を腐らずに眠り続けてきたクリの木だ。
さらに注目されるのがその形態である。直径五十センチ以上ある巨木が四十本以上あり、等間隔で円形に並べられていたのだ。環状木柱列、いわゆるウッドサークルと呼ばれるもので、北陸だけにみられる独特のの縄文遺跡といわれる。
ここは能登、真脇縄文遺跡。
ここを訪れるのは三回程。今も発掘調査が
進められています。
チカモリ遺跡とおなじ環状木柱列(ウッド・サークル)の遺跡です
チカモリ遺跡はここまで大きくはありません。
イギリスのストーンサークルに似ていますが何に使われたのでしょうか。
見出し画像は真脇遺跡出土品、日本最古の
土面の巨大レプリカです。
第33景 どじょうが香る夏【よしや】
<本文より>
夏が訪れると金沢の町角には、ドジョウを焼く香ばしい煙が立ち昇る。暑気払いとしてはウナギのかば焼きが一般的だが、金沢ではドジョウを好んで食べる。ほおばると、独特の苦味が甘辛いタレと絡み合い、夏に「効く」気がする。
明治維新の少し前、長崎の隠れキリシタン数百名が加賀藩にお預けの身となりました。
その人達は卯辰山に数カ所に分かれて住むことなりました。明治維新になり不平等条約改正に躍起となっていた明治政府はキリスト教徒を迫害しているのはプラスにならいと
卯辰山での軟禁状態を解きました。
しかし生活しなくてはならないので小川でドジョウを捕まえて糧にしました。
キリシタンはこのドジョウのかば焼きを赤い旗を立てて売り歩いたようです。
以前は串一本にドジョウ7匹程だったのですが今は4匹程かな。
一匹一匹割いてワタを出して串に刺す、
細かい作業です。
ビールには持ってこいです^ ^
良い一日を!