中国人が日本人の真似と中国人の真似はどこが違うのか?と言っていた。
何失礼なこと言ってるんだという思いがありましたが
戦後アメリカに追いつけと色々なマネをしてきたのは事実。
しかし、ただの真似ではなく昇華させてきました。
中国のサル真似と違うと自負があります。
本文より
「90年代に入ると日本がトップランナーなってしまったので後追いする標的を失って迷走し始めた。
サル真似をする対象がなくなった状態で、考えることもなく、ひたすらに頑張る、努力することを続ければ、どういうことになるか、結果は明白です。何の成果も出せないままに、ただ疲労感だけがつのり、最後は行き倒れるしかありません」
今の日本の産業は自動車産業だけの一本足だと言われています。
欧米が内燃機関はもう要らないとルール変更をして先行き不透明感が漂っています。
それがなくても日本経済はジリ貧に思えてなりません。
なんだかとても緩やかな「バターン死の行進」や「インパール作戦」を想起させます。
目指すべきゴール、つまりビジョンを示すことが必要と著者は言っています。
そのビジョンは多くの人を共感させるものになっているか?
ここが大切なポイントと。
感性が重要と。