虐殺が起こる数日前、カトリーヌ・ムリス(著者)は不倫相手から別れ話を切り出されていた。その日、会議の定刻までに出社出来なかった。そして階下でいくつもの発砲音を聞くことになった。
その日から、地に足がつかない、パニック、麻痺、人格の解離、悪夢、喪失感、苦しい日々が続くことになる。
「シャルリー・エブド襲撃事件は、2015年1月7日11時30分 にフランス・パリ11区にある週刊風刺新聞を発行している『シャルリー・エブド』本社にイスラム過激派テロリストが乱入し、編集長、風刺漫画家、コラムニスト、警察官ら合わせて12人を殺害した事件、およびそれに続いた一連の事件。」
どうやって?どんな風に?大きな大きな痛みから「軽さ」を取り戻したのだろうか。
それが読む(見る)大きな動機になった。
襲撃事件以前の状態(「軽さ」)ではないが「軽さ」を取り戻すまで1年以上要したようです。
全編風刺画風の漫画で描かれています。
お休みなさい。