短歌とはとても距離があると思っていた。
それと言うのは、規則に縛られ古い言い回しなんかがあって少し堅苦しいものと。
認識が違っていました、若い人は若い人のそうでない人も思いのほとばしりを表現しています。
歌集3冊目、『イマジナシオン』は直喩が多く、ハッとさせられ、わからないところもあった。
はなびらがひとつ車内におちていて
誰を乗せたの始発のメトロ
この部屋の暗さに顔を上げるまで
旅をしていた四百頁(ページ)
Mサイズほどの宇宙を分け合って
宅配ピザの夜はあかるい