生物学なんて高校以来、その時の教師はボサボサの頭に黒ぶちメガネで丸っこい顔、授業はよく左寄りの政治的な話に脱線してばかり(日教組の組織率は今とは格段に違う)、それでか教頭が授業をちゃんとやってるか時々チェックしに来ていた。
昨今のウイルスやDNA・RNAがどうのこうの解りっこない!
教師のせいにしているわけでもないのですが、、、
『犬と僕の微妙な関係』
日高俊隆著 2013年1月 刊
著者は日本における動物行動学の草分け。
1980年にリチャード・ドーキンス(1976年ノーベル生理学医学賞)『利己的な遺伝子』を翻訳している。
本書は全編『利己的な遺伝子』の概念を事例に基づいて語られている。
『利己的な遺伝子』
私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、なぜ恋をし、なぜ争うのか?ーー
自らのコピーを増やすことを最優先とする遺伝子は、いかに生物を操るのか?ーー
生物観を根底から揺るがす衝撃の事実を描いた書。
しばしばニュースになる連れ子を殺したという事件。女の方も少なからず容認(自分の命をかけて我が子を守ろうとしない)している節があって、虎の子殺しの雄と雌の行動と同じように思える。
(雌は雄の子殺しを容認してその雄の子を身籠ればよい)
そこには自分の遺伝子を残すという法や道徳以前の本能のようなものがあるようだ。
『犬と僕の微妙な関係』というタイトルに釣られて購入しました、著者が幼少期に飼い犬などに2度まで咬まれた事など書かれている、今に至るまで犬や猫が身近にいた事に感謝している。
それにしても本のタイトルを何故これにしたのか不明!
客寄せパンダだったのか私の読解力のなさか。