上手いと感心してしばし見ていた。
ワン達は思い思いに走り回り
太陽が地平線に近づくまでお話ししながら歩く。
ここから白山が見え。
深田久弥「日本百名山」より
日本人はたいてい故郷の山を持っている。
山の大小遠近はあっても、
ふるさとの守護神のような山を持っている。
そしてその山を眺めながら育ち、
成人してふるさとを離れても、
その山の姿は心に残っている。
どんなに世相が変わってもその山だけは昔のままで、
あたたかく帰郷の人を迎えてくれる。
私のふるさとの山は白山であった。
ワン達は思い思いに走り回り
今日も一日が、、、