MAYUMI ART (ソプラノ長谷川眞弓 のブログ )

「歌うは愛する業なり」・・「歌に生き、愛に生き」・・「SWEET SONGS FOR LIFE」・・「優しい歌」

花たち

2006年05月07日 19時20分57秒 | つれづれぐさ

今日は雨です。こんな時は、地味な作業(伴奏者、今三人の方と共演予定、に送る楽譜をきったり、はったり、分けたり)をしながら、考え事。
先日のアマールの歌手仲間とのラブリーなコンサート。やろうね、といいつつ、ラブリーとは?・・考える。

例えば、・・ダンスとのコラボレーション。「澄月集」山田耕筰作品を歌い、日舞を舞う(舞踏家プロによる)。スカルラッティの「すみれ」でバロックダンスを踊ってもらう(専門家による)。ラフマニノフの「ヴォカリ-ゼ」でモダンバレエを踊ってもらう。
音楽に集中していただけないのは困る?相乗効果を出すように、声の魅力、踊りの型の美しさを競うなら、どうでしょう。・・・ダンサーを呼ぶのは経費がかかる?
女性の歌手たちがゲストを盛り立てて楽しくお贈りするひととき、ならば、オールディーズナンバー、ONLY You、Kissin on The phone、Vacation、なんかをメインテナーを囲んで女性がコーラスをするとか?このコーラスは贅沢やな、と言われたいですね。コーラスがちょっと振り付けするは当然!スリットの入ったドレスで。

花の歌が可憐でラブリー・・花でつづるプログラム。朗読を入れて、ドラマ仕立てで。
野薔薇、からたちの花(山田耕筰)サルビア、アマリリス(中田喜直)桐の花(別宮貞雄)のばら(シューベルト)すみれ(モーツアルト、スカルラッティ)はすの花、私のばら(シューマン)The Last rose of Summer(アイルランド民謡)イスパハンのバラ(フォーレ)水仙、萩の町から、芙蓉の花の歌(平井康三郎)・・この三つは歌ったことはないですが、今、見つけました、大曲です。
題名に花がなくても、花が出てくる歌は多い。・・・ばらは多いです。

与謝野晶子の「やわはだに」、のように、女性作家の詩を歌うのも、いいかもしれない。
なにもかもやらなくてもいいと思う。
どこかに、今回こんな事にこだわりました、これ、おもしろいでしょう?っていう試みがあったら次回はこんな事をやってみよう・・次回は・が続いて、私たちのコンサートの可能性をひろげられるとおもう。
大きな舞台は憧れだけど、いつも出られません。こういう試みを無理なく、ライフワークにしていけたらなあ、と考えておりました。



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