6時半を過ぎ、力を使い果たした西日に背中を押されて店のドアを開けた
一時間以上歩いた後の火照った身体に店の冷気が心地いい
エコには無関心な店主の身勝手さに感謝しつつ
何にもいらないけれど古本を物色してる振りをする
「片想い」と背中に書かれた分厚い本を抜き出して
最初の一ページだけ読んでみた
特段自分には縁のない話だけど
すっと読み出せたのは筆者の力量のせいなんだろう
裏表紙を見たら 「350円」と鉛筆書き
定価は762円+税って書いてあるから多分5・60円で仕入れたのだろう
オヤジ儲け過ぎ と心に一文浮かんだけれど
一冊売って300円の儲けなら暴利を貪ってるとも言い難い
冷たい風のお礼も込めて500円玉と片想いを持ってレジに向かった
新本の本屋さんみたいにカバーをつけて「ありがとう」ってひとことくれたけど
とても本心から出てるとも思えなかったのは僕自身のせいかもしれない
片想いの文字を隠したカバーの背中をつかんでまた歩き出した
もううちへ帰るだけだ
そうかあの家電量販店のあの店はこの場所から撤退
子供のころから見慣れた車のショールームにも張り紙がしてある
アフターサービスを受け持つ店が書いてあった
この空地には14階建てのマンションができるってありふれた看板だ
また街が変わってゆく
一見姿を変えてない橋のこっちも向こうもみんなみんな入れ替わった
そして人も入れ替わる
目立たないけど少しずつ・・・
片想い 奥華子
一時間以上歩いた後の火照った身体に店の冷気が心地いい
エコには無関心な店主の身勝手さに感謝しつつ
何にもいらないけれど古本を物色してる振りをする
「片想い」と背中に書かれた分厚い本を抜き出して
最初の一ページだけ読んでみた
特段自分には縁のない話だけど
すっと読み出せたのは筆者の力量のせいなんだろう
裏表紙を見たら 「350円」と鉛筆書き
定価は762円+税って書いてあるから多分5・60円で仕入れたのだろう
オヤジ儲け過ぎ と心に一文浮かんだけれど
一冊売って300円の儲けなら暴利を貪ってるとも言い難い
冷たい風のお礼も込めて500円玉と片想いを持ってレジに向かった
新本の本屋さんみたいにカバーをつけて「ありがとう」ってひとことくれたけど
とても本心から出てるとも思えなかったのは僕自身のせいかもしれない
片想いの文字を隠したカバーの背中をつかんでまた歩き出した
もううちへ帰るだけだ
そうかあの家電量販店のあの店はこの場所から撤退
子供のころから見慣れた車のショールームにも張り紙がしてある
アフターサービスを受け持つ店が書いてあった
この空地には14階建てのマンションができるってありふれた看板だ
また街が変わってゆく
一見姿を変えてない橋のこっちも向こうもみんなみんな入れ替わった
そして人も入れ替わる
目立たないけど少しずつ・・・
片想い 奥華子
浮かばないや。
片思い・・・実は経験あり。それも学生時代と
かじゃなくて大人になってからね。
言葉をかわす機会は何度もあったし、1度だけ
デートにもこぎ着けたんだけど、その後プッシュ
する勇気もなく・・・。あの1回ぽっきりの
デートが良い思い出でふ。
↓アズちゃん、恋が終わっちゃったんだね。
まっ、青春は始まったばかり。これから良い恋
をするチャンスはいっぱいあるもんね!
かっつんのこういう私小説的なブログ
本を読むみたいに好きなのよね。
~片想いの文字を隠したカバーの背中をつかんでまた歩き出した~
なんでこんな素敵な文が書けるんだろね(笑)
私は片思いはかなり長く続いたので覚えてるけど(部活の先輩ね(笑))
今思えば 振り向いてくれただけで一日幸せみたいな・・かわいいものでした。
そこまでだったけど検索したらチャラとかこれとか・・
この今日が一番雰囲気にあってるというか邪魔しない感じがしてね
ハマショーのは一番好きだけどこの文章には重すぎる(笑)
でもええ歌だよね ハマショーの「片想い」
でも大人になってからのアクチンの片想いはちょっと想像がつかんな
片想いさせ続けたようなイメージだもんな
一回きりのデートの思い出もまたオツなもんじゃない?(笑)
娘はでも元気そうにしてるよ
次に期待・・ってオレはしてないけどね あはは
何とかもおだてりゃ木に登っちゃうよ(笑)
いつもちょっとだけ自分で気に入ってる部分を認めてもらえるんで励みになります
僕は人のことをそうやってフォローしてあげるのはホントに下手なんで・・弟子にしてください。。
片想いに関しては僕はそれの繰り返しでした
それがすべてだったと言ってもいいくらい
大人になって少しずつ報われるようにもなったけどね
片想い・・ロマンだねぇ(笑)