谷口雅春先生は、昭和45年執筆の 『 生命の實相 』 の 「 愛蔵版第一巻に序(じょ)す 」の中で、
「 実相は不変であるから 今も書き直す必要を 私は みとめなかった。 」 と述べられております。
( 「 愛蔵版第一巻に序(じょ)す 」は、 『 新編 生命の實相 』 第1巻 に所収されております。)
谷口雅春先生は、 「 エーテル 」 についても、なぜ、書き直す必要をみとめなかったのでしょうか。
『 新編 生命の實相 』第2巻 に詳しく書かれておりますが、次に 若干 抜粋させていただきます。
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この「エーテル」は、アインシュタインの 「 特殊相対性理論 」 の登場以降、
物理学の世界では 肯定や否定や不要論が 入り乱れて今日に及んでいる。
しかし、谷口雅春先生にとって、物理学に限らず 心理学その他の諸科学の学説が
いかに変遷しようが、説かれる 「 真理 」 の実在性は びくともしない。
真理がすべてであって、その 「 真理 」 の説諭(せつゆ)に役立つ限りにおいて
科学的知見を取り込むのであって、諸科学のその時々の学説から 宗教的真理が
導かれているわけではない。
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谷口雅春先生は、「 唯神実相論 」 のキーワードである 「 物質無 」を説諭されるにあたって、
「 実相は不変であるから 今も書き直す必要を 私は みとめなかった 」 のである。
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