昨年4月に逝去された松岡直也氏。
そのニュースを知ったときは本当に残念な気持ちでいっぱいになった。
大好きなミュージシャンだったから。
FMラジオで松岡さんのライブを初めて聴いたのは25年くらい前。
ノリのいいリズム、どこかせつないメロディ。
ジャンルとしては、ラテンジャズとかラテンフュージョンというものだった。
おとなのバンドの音にすっかり魅せられ、「この人の演奏を生音で聴きたい」と強く思い、ライブに出かけるようになったのだ。
最後に観たのは2011年のSTBだった。
今回行ったのは、彼と縁の深かったアーティストたちによるトリビュートライブ。
~Tribute to NAOYA MATSUOKA 松岡直也名曲集vol.5~
「EMERALD Session」
2015/6/17 Motion Blue YOKOHAMA
高橋ゲタ夫(b)、赤木りえ(fl)、浜田均(vib)、佐藤達也(ts)、中島徹(p)
大儀見元(timbales)、コスマス・カピッツア(conga)、外山明(ds)
2部制で構成されたライブの内容は、97年のアルバム「EMERALD」の曲が中心。
タイトルナンバーを含めた5曲のほか、
「Cuban Fantasy」「Manteca」「チェニジアの夜」など全部で12曲(だったと思う)
初めて聴くブラジルのナンバーも、私には"ど"ストライクでうれしかった。
素晴らしい演奏と、松岡直也的なアレンジに、ときどき泣きそうになったよ。
ゲタ夫さんのMCは、この日も温かかった。
アンコールの後、スピーカーから「Legend of Love」が流れてきてライブは終了。
「またこういう企画を期待しています」と、アンケートに思いきり書いてきた。
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