前回「#6」では、ガロアは”体K(r)に群Hが対応する”事を主張した。 これは、ガロア理論の中核にある「対応定理」とも言え、”体Kのガロア群をGとすると、拡大体K
前々回の「プロローグ」で紹介した[補題1]ですが、”既役な方程式は、有理的な方程式を割り切る時を除けば、共通根を持つ事はない...