ジイジと北斗(新スケール号の冒険)42
(27)-1 「親分、あれは本当にスケール号ですかねポンポン」「スケール号は銀色だったはずカウカウ?」「色が違っても、あんな芸当が出来るのはスケール号しかいな
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)41
(26) タウ将軍がストレンジの王に謁見を求めたのはチュウスケの山焼きが始められてからでした。森を這う火の龍を発見した時、タウ将軍がついに動き出したのです。バ
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)34
(21) 「そっちに行ったぞ!」「右だ!」「左だ!」歓声の中、金色の猫が宮殿から中庭に飛び出してきました。ところが広場は騒ぎを聞きつけた兵士で埋まって
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)32
(19)-2 それにしても、バリオン星は確かに強大な力を持っていました。チュウスケ自らがバリオンから発射された黄金の槍の餌食になって大けがをしたばかりなのです。それは見...
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)31
(19)ー1 ストレンジの王宮はまるで廃墟のようなたたずまいになっていました。壁が崩れても、石畳に兵士の屍骸が転がっていても、誰もかまうものはいないのです。機能的に、通...
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)25
15-2 「王様、この子を抱いてやってもらえないでしょうか。」博士は唐突に話を変えて、北斗艦長を差し出しました。それに釣られたように王様は北斗艦長の小さな体を抱き取りました
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)22
(14)-1 バリオン星の王宮には大きな物見の塔がありました。最上階に登ると、そこには豪華に設えられた王様の執務室がありました。老練な物見たちが絶えず四方の空を眺めてい...
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)21
(13) 原子の王様に再び近づいたスケール号は黄金色に輝いていました。宇宙空間に浮かぶ黄金の猫。けれどもここは太陽や地球の浮かんでいる宇宙ではありません。のぞみ赤ちゃんの身...
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)20
(12) 「こんなところにいたチュウか。」重苦しい闇の中から、憎悪に満ちた低いうめき声が聞こえてきます。この世のものとも思えないほどおぞましい声が闇の底を震わせているのです
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)17
(9)-2 「逆だ、スケール号!大きくなるんだ。原子より大きく!」博士は自分の間違いを隠すように大きな声で命令しました。「ぐぎゃにゃーン」スケール号も必死で応えます。窓に
ジイジと北斗(新スケール号の冒険)9
(5)-2 「何か言ってないかな。北斗なら助けてあげられるからね。」ジイジが博士の口調で言いました。その時北斗の目が真ん丸に開きました。そしてまっすぐにジイジに目を向けて...