山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

カーテンを揺らす手

2013年01月12日 | いきもの

今年は、雪、雪、雪・・・

朝起きて、カーテンを開けると、ガックリしてしまいます。

子供の時は雪が降ると嬉しくてはしゃいでたのに、今ではどうしてか積もる雪を見るにつけ、気分が白々しくなります。

できるだけ家から出たくないな~、という鬱な気分になってしまいます。

そんなわけで、薄いカーテンをピシャリと閉め、家でお仕事をしていると・・・

なんかふと強い眩しさを感じて、窓際に目を向けると・・・ 

あるはずのないカーテンの隙間が大きく開いていました。

犯人は観葉植物!

強い光を求めてカーテンを開けたようです。 

この頃、仕事から帰ってくるといつもいつもカーテンが開いていて「念入りに閉じたのにおかしいな~」と不思議に感じていました。

家猫のミカエルの仕業にしてはおかしいな~と思っていましたが、まさか植物の手だったとは!

それぞれが、強く生きようと頑張っているんですね!


宮沢橋の白鳥さん

2012年01月02日 | いきもの

今年も広瀬川に白鳥の一行が到来しました。

12月の半ば通勤の朝には、はっきりと広瀬橋付近で一群を確認。

例年は11月の半ばですから、もっと早く到着していたもかもしれません。

少しずつ、群れが大きくなってゆきます。

元旦の宮沢橋。

昨年3・11の地震で恐怖を感じた私が、家の外に飛び出ると、白鳥が空でハァファァ~と鳴きながら、上空を群れで移動していたのを思い出します。

あの日から浜側の田圃は塩害になり、まだまだ瓦礫の処分に追われている仙台の町に、原発のこともあり、もう来てはもらえないかと心配していたのに・・・、こうして増えた子供たちを引き連れて来てくれたことは嬉しい限りです。

生まれた新入りも含めて、20羽以上数えました。

生きる力の凄さを知らされたようで、感激です!

持っていった食パンの袋を開けると、とてもいい匂いがするので、思わず自分も食パンを齧ると、白鳥さんから「ホウ~」と声が・・・。

声があった方に千切ったパンを投げます。

視線が合った白鳥にも・・・

まるで白鳥と私のパンを介してのキャッチボールのような時間はあっという間に終わり、白鳥は向こうへ去ってしまいました。

雁くんたちはその終わりを知らず、期待して待っていたりする・・・

また・・・ね!

 

 

 


白鳥

2011年04月01日 | いきもの
昨日、東日本大震災以来、やっとガソリンを入れることができました。
1時間並んで、満タンに。
もしも入れられなかったら、家に帰れない位の残量でした。
今までは、ごく普通だったことがこんなに嬉しいなんて…



スタンドの近くの田圃に白鳥の群れを見つけました。
3月31日、例年ならもうとっくに旅立っているはずなのに…

あの3・11地震のさなか、着の身着のままで家を出た時、空を見上げれば白鳥が声をかん高い声をあげながら、ブイの字の形になって西の空に向かって飛ぶ群れの姿が幾つもありました。

もう、あの日から旅立ったと思っていたのに…


今日から4月。

東京では桜が美しく咲いているそうです。


けれど、被災地では、花見どころではなく、まだまだ苦しい日々が続いています。

あの3・11の事が、すべて元に戻れば、何の苦しみもないかもしれません。
まるで就床中に悪夢を見たかのように。
そうであって欲しいと誰もが心から思います。
3・11から、曜日や日付の感覚が無くなったという方が、身近に多く聞かれます。
私もその一人ですが…

東日本大震災で学んだことは、数多くあります。

生きているからこそ前に進まなければ、自分が生かされた意味が解らなくなってしまいそうです。

元には戻せないかもしれないけれど、元に戻す努力を私も仕事を通じてこれから頑張っていきます。
仙台に生まれ、育ててくれた宮城のため、東北のため。

明日からはまた、東北の素晴らしさ、豊かさ、美味しいスポットを綴っていきたいと思っています。





宮沢橋で

2011年03月07日 | いきもの
今年もまた…



宮沢橋の下で、彼らと再会しました。
23羽ほどの白鳥たち。
そろそろ、旅立ちの時でしょうか。



どうしてもっと早く来なかったのかしら?私。



フォーフォー、と呼んだ白鳥の下にちぎったパンを投げると、白鳥も雁に横取りされまいと応えてくれます。
それが続くとお互いのあいだには、目に見えないけどわかりあえるような何かを感じるのは私だけでしょうか?



白鳥や雁のなかにまみれて、オシドリの雄は食欲旺盛。
昨年の今頃はつがいで行動していたのに、どうしたのかしら?

加瀬沼のコブハクチョウ

2010年11月23日 | いきもの
今年もまた、雪の季節の予感が巡ってきました。
冬の寒さが苦手な私にとって、冬の愉しみといえば、温泉でゆったりするか、冬の野鳥観察くらいしかありません。
11月に入ってから白鳥が私の近くにも飛来してきています。


11月22日、加瀬沼に行ってみました。
紅葉は、そろそろ終わりというところでしょうか。



沼べりに昨年の、コブハクチョウが一羽佇んでいました。



雁たちに囲まれて、存在感があります。



加瀬沼の冬の主です。



よく人慣れしていて、パンを直接あげることができます。
とても賢い白鳥です。

言葉は解らないけど、一緒に過ごす少しの時間になぜか心が癒されます。