散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



ちょっと鮮度が落ちた画像ですが、浅草部会の夜のご飯。
乗り換えの上野駅構内の「カルディーコーヒー」でレトルトのビーフシチューを購入し
ちゃんとパンの夕食に備える辺りぬかりなく。
このカルディーのビーフシチュー、お肉もしっかりしてるし
味も割と本格的で濃厚。

でもこの日のメインはなんといっても ペリカンのパンとボワ・ブローニュのぶどうパン。
(本当はペリカンの角食も食べたのですが、ちょっと欲張りすぎと言う感じなので
撮影時はオミットしておいた)

このパン屋さん、かれこれ20年くらい前に初めて訪れて以来
かっぱ橋に行く時は必ず寄るようにしています。
ペリカンのパンは、同じ種をミニロールと角食に、成形方法を変えただけと聞いていますが
不思議と食感も味も違って感じるから面白い。
Simple is the best で焼いた粉の味がたまらなく美味しいのです。
生クリームとか卵の入ったリッチな食パンも美味しいですが、
不思議とこういうリーンなパンの方が、もてあまし気味かと思っていてもちゃんと消費できる。

ボワブローニュのぶどうパンも、初めて見つけた時は感動もので、
びっしりつまったレーズンが、ビジュアル的によろしくない と感じる人がいるのを知って
想像力たくましく見てみると確かに…いろいろと見えてくる(笑)

これらのパンは 小麦の味がとても香ばしくて好き。

そんなわたくし 最近はやりの「米粉」のパンがどうも受け入れられずにいます。
知らないうちに 食べていることもあるのだけれど、
なにもわざわざ 材料費かけてまで自分で米粉を買って焼こうとまで思わなかった。

先日、新聞で「こパン」というご飯をそのままパンに入れてしまう、と言う記事を発見。
ホームベーカリー用のレシピまで掲載されていたので、
とりあえず保存しておいた。
読んでみると 冷ましたご飯が最適とあり、熱いものや冷凍したものはよろしくないと。

実は我が家、おつうがあまりご飯を食べない。おかず食いなのだ。
二人で2合炊くと、わたくしも炭水化物はできるだけ少なめにと思っているので
中途半端に残ってしまう。
そこで 半信半疑でこの「こパン」を焼いてみることにしました。

材料もシンプル。冷ましたご飯100gを130ccの水でお茶漬け状態にした所へ
強力粉200g 砂糖大匙1 塩小匙1 バター10g ドライイースト小匙1を入れて
ホームベーカリーのノーマルな食パンモードにして焼きあげる。


途中 何度もふたを開けて確認したけれど ご飯粒は残らず
ふんわりとした、甘みのあるパンが焼けました。
いつも感じる 小麦の焼けた香りはあまりしません。
バターをつけなくて、そのまま食べても美味しいです。

ただ ホームベーカリーの食パン用のレシピなので
テーブルロールなどにするにはちょっと改良必要な感じ。
と言うことで…ただいまいろいろ試作中。


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お宿からバスで伊豆山中腹まで下ったあたりにある伊豆山神社。
こちらは「恋する神社」としてもご利益があるようです。
(と言っても pにはあまり関係がないかも……いやいや)

この画像では、姫とうなだれながら歩く女たちの微妙な距離感をお楽しみください。
距離差を広げながら てっぺんまで続きます。

蛭ヶ小島に島流しになっていた源頼朝が
源家の再興を祈願したとこのこと。
また正妻となる北条政子と出会った場所として知られているようです。
伊豆出身の北条政子は 平治の乱で島流しになっていた頼朝と出会い、フォーリンラブ♪
しかしながら 時代は平家全盛、父親の北条時政は絶対反対。
父の反対を押し切って 頼朝のところへ走るという情熱的な逢瀬の場所が この伊豆山神社なのだ。

ここには 二人が腰かけて愛を語り合ったという「腰掛石」なるものが。
姫が将来 良縁に恵まれますように…と 腰掛けてラブ注入をやってみました(笑)


 
あの…pさん「love」の手が違うんですけど…。

お参りのあとは 熱海駅に戻り、各自お目当てのお土産を探しながら
ランチのお店もチェック。
以前行った「大にし」の煮魚が食べたいと思っていたけれど、満席で断念。

毎回同じように町中をだらだらと歩きますが、なんとなく飽きない街です。
わいちゃんが気になっていたという「おにおん亭」にするか老舗の「スコット」にするか
前回はお茶だけだった「ナギサカフェ」にするか……そのほか 最後と言うこともあって
気にあるお店は全部チェック(笑)

昨日も洋食だったものの、洋食モードだったのか最終的に「おにおん亭」に決定。
こちら外観はなつかし系ですが、内装はふつうのござっぱりした作り。
席数は多くなく ゆったりとしたスペースで静かにお食事できます。
メニューは オーソドックスなハンバーグやオムハヤシ、カレー、グラタンなど。
それに交じって 限定の「さざえのスパゲティ」が気になって仕方のないわいちゃん。
さざえの肝をベースに塩味のパスタとのことで、悩んでからオーダー。

ペペロンチーノにちょっと海鮮の香りがプラスされたような感じかな?

わたくしは最後まで悩んで エヌ子さんと一緒に、定番のハンバーグ。

このつやつやのデミグラススースが美味。
そして ハンバーグステーキとはこうあるべき 的な盛り付けに注目。
ともすれば おまけ程度のほうれん草が 実にたっぷり。
焼き加減は かなりレアで、いわゆる「肉汁」がじゅわっと…。


けいちゃんはオムハヤシ。
のっているオムレツを その場で自ら切り目を入れて開いてからいただきます。

今回のお食事は 前日の「とん一」といいケーキと言い、実に「丁寧な」「基本に忠実な」
安心していただけるものが多かったと思います。

……で これだけでは終わらなくて、
お薦めなのが 「住吉屋」のとろけるチーズケーキととろけるショコラ。
(画像ないのですが、もし 熱海に行かれたらぜひ)
イートインスペースはありませんので こちらはお土産に。
ちなみに お取り寄せも可能。今回このとろけるショコラを試食してノックアウトでした。

そして最後の最後に、行ったのが「CAFE KICHI
古民家改装のカフェです。
いつも満席で入れなかったのが 今回はOK。
子ども連れだったので 一階席にということで窓際に座って人間ウォッチング(笑)


旅先でのとても好きな時間。


この電気のかさ、いいでしょう?

わたくしは スコーンにいちごとミントのジャムを添えて、びっくりするくらいたっぷりのチャイを。



こちらは チャレンジャーわいちゃんの さつまいものスープセット。赤米のパンを添えて。


駅からも近いので、電車の時間合わせにも便利だと思いますし、
二階席はゆったりまったりの作りで、喫煙可なので夫と来てもいいかな?

おかげさまで 熱海のおいしいもの堪能させていただきました。
これは 近々何かの形でまとめて記録しておきたいと思います。

懲りない女たち 熱海編は ひとまずこれにて大団円ということで。
おつきあいくださいまして ありがとうございました。

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タイトル「竹」はほとんど意味がありませんのであしからず。
(先の「梅」に対して今回は松竹梅でまとめようとの魂胆が見え見え)

さてさて、梅の香を楽しんで久しぶりに温かい日差しも楽しんで
最後の宿泊となるお宿で 明るいうちに露天に入ろうと伊豆山へ。
梅園前のバス停は長蛇の列。

来宮駅へ歩いて向かう途中、往路で見つけた「菓子の木」で
カラフルなタルトやケーキを夕食後のお楽しみ用に購入。


ここもまったくノーチェックだったけれど、女たちの「感」には外れなし(笑)
けいちゃんなんて 梅園に行く前から
「帰りはあのケーキを買おう!」と 子どものように言い続けていたし。
左から サンマルク 和栗のモンブラン ブルーベリーチーズケーキ いちごのタルト チェリータルト。
わたくしはサンマルクとモンブランを食べたけれど、手抜きしないで作られた手堅いケーキ。

チェックインの時間を待って 早速露天へ。
ここは 保養施設なのでとても清潔で気持ちがいい。
贅を尽くした老舗旅館のお風呂のような豪華さはないけれど
馴れた場所でくつろぐ至福の時でございます。



こちらは 東山魁夷ふうの 題して「青い夕暮れ」
久しぶりに絵の具を出してみたくなりました。

最後なのでこのリピート率の高さの要因について少々(笑)

某業界の保養所なのですが、ルームチャージ制で組合員外の我らは4人部屋でひとり6500円。
ちなみにお部屋は 和室・ベッドルーム・応接・2トイレ・3洗面所・お風呂。
この トイレと洗面が複数あるというのは、女たちにはとっても魅力。
二部屋に別れて就寝しますが、その組み合わせも毎回変える楽しみも。

それにプラスして お食事代が夕食2200円 朝食800円。
9500円で一泊出来るというのが魅力のお宿。
(わたくしの中で、ブログではあまりお金の話はしたくないというガイドラインがありまして
今まで触れませんでしたが、この金額はちょっとオドロキでしょう?)

懲りない女たちの住まいは それぞれ一都三県なので 在来線で移動ができ集まりやすい。

冬でも比較的温暖。

と、いうところでしょうか?

そして、こちらがその早春のお献立。


4回利用しましたが、毎回季節ごとの遊び心満載で、たっぷり楽しませていただきました。

こちらは 夕食と同じくらい楽しみにしている朝食。


朝からお粥と白米両方頂いて、御飯の進むおかずも沢山。
パンの朝食も選べますが、やっぱりここは和食でしょう。

チェックアウトも11時とゆっくりなので、満腹のお腹を休めて
バスに乗り込みます。
伊豆山は、熱海中心部から外れているので 多分もう来ることもなくなるねと
最後に伊豆山神社へお参りしてくことになりました。

…………「松」の回に続く

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先日 「懲りない女たち」のわいちゃんからメール。
「(閉鎖が決まって最後の予約で満杯の)熱海の宿が奇跡的に取れた」
もちろん懲りない女たちは次々と参戦表明。(懲りない女たち=pの35年来の友人)
今回は5歳にして香港旅行を経験したお姫様も参加。

結局この一年間で 熱海(それもすべて同宿)へ4回も出かけてしまった。

ほぼ一年前、梅まつり最終日に訪れた時は 
冷たい雨に負けてしまった梅園を今回はまずは堪能しましょう。

梅園へはJR伊豆線の来宮駅を利用。
今回の第1食目は、駅近くの「とん一」にて。
こちらは 日本の洋食屋さん的な美味しいメニューがいっぱい。


こういうお店では やっぱり「カニクリームコロッケ」が好き。
せっかくなので 牡蠣フライとコロッケをシェアして満足。
とっても丁寧に作られたフライがとても美味しく、
場所的にはわざわざ訪れるところではありませんが 「う」の引き出しに入れておきたい。

チャージのあとは、梅園近くの来宮神社にお参りをして、
天然記念物の大楠から パワーをもらいます。

幹周り なんと24mもあるそう。

来宮神社から だらだらと坂道を上っていきますと
熱海梅園に到着です。


桜のような「満開!」というインパクトはないにもかかわらず
心惹かれるのはなぜ?
咲いた咲いた桜…ももちろん素敵だけれど、
これは梅の奥ゆかしさのなせる技かもしれません。



ついつい 「わたしわたし!」と自己主張ばかりしてしまいそうな時
この 梅の花の奥ゆかしさ、謙虚さを思い出そう(笑)



途中なんども花に鼻を近づけ 香りを確認していたわいちゃんとエヌ子さん。
いかがでした?



ほのかにほのかに……梅の香巻っておせんべいがあったよね。
久しく食べていないけど。


こちらは、園内にある滝。


滝の裏側から見える梅……のつもりだったのだけれど
うまくいかない。シャッタースピード落として落として撮ってみました。


こちらは 今回数少ない窓の写真。中山晋平記念館にて。
窓に映る空がちょっと素敵かな?と。

風情のある情景はこれまで…。
花より団子でこの後は 恒例の熱海うまいもん巡りのはじまりはじまり…。



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合羽橋散策の後 浅草駅からかぼちゃの馬車に乗るシンデレラのために
再度浅草方面へ。
途中、これもシンデレラが楽しみにしていた「珈琲 天国」へ。

以前 夫とここへ来た時は
まったくくるつもりなく たまたま口コミを読んでいたお店があるわ、程度のノリで訪問。
おもいがけず お気に入りになったお店です。
可愛いホットケーキが美味です。
ちなみに この日のホットケーキ、表面に細かいつぶつぶが…。
このときの方が、綺麗に焼けていました。
ちょっとコンディション悪かったのかな?

さて
ホットケーキはどうやって食べますか?

実は n女史のブログを読んでいたら
「pさんのホットケーキの食べ方にはびっくりした!」というコメントが…。

えっ なになに?わたくし、そんなに恥ずかしいことをしたの?と不安に。

ちなみに参考資料・その1

我が家の定番 ホテルニューオータニのホットケーキミックスの箱。
バターのかけらの上から、とろーりシロップのかかったホットケーキを、
扇形にカットしております。

参考資料・その2

先日「丸福珈琲」に行ったときに撮った画像が残っていたのでご参考までに。

これは、まず上段にバターを半分塗り、フォークとナイフで上段を持ち上げる。
その間に 残りのバターを挟むようにして塗ります。
元に戻して、放射状にカット。
カットしたところで シロップを全体にかけます。

この資料では3本の対角線で 6ピースにカットしていますが、
このお店のホットケーキは直径がかなりありましたので
結果食べるとき さらに何度かナイフを入れなくてはなりませんでした。

本来 テーブルマナーなどで、ステーキをいただくときは
カジュアルな場合とは違って 一口分ずつカットしながら頂くのが正しい。
ホットケーキもそれに準ずれば、見た目は綺麗かと思われます。

このように すべてカットしてからシロップをかけるのにはわけがあります。

ホットケーキの焼き面は つるつるとなめらか。
シロップは当然表面を流れて行きます。
わたくしは どちらかというとケーキの断面にシロップが浸みたのが好きなのでございます。
 
カット前のケーキに シロップをかけてしまうと
食べているうちに 下に流れたシロップが、中途半端に浸みてしまいます。
そこで すべてカットしてからシロップをかけると、
まんべんなく断面にしっとり感が楽しめるというわけ。

この豪快な食べ方、pの歴史の中では比較的近代的なお作法です(笑)
それまでは 割と中途半端にシロップをかけてから ランダムな台形状にカットしては口に運んでいたのですが
ある日、目の前の夫がざくざくと放射状にナイフを入れ、シロップをかけ、
物も言わず食べ始めたのを見て、ちょっと目からうろこ(笑)
(前回訪問時の画像後方に、作業中の夫のケーキがかすかに見えます)。

…というささいなこだわりでございます。

でも、これから初々しいデートを控えている貴女、
その時は 小さく小さくカットしながら「ここのホットケーキ美味しい~♪」なんて上目づかいにしながら
ひとくち分ずつカットしましょうね。
間違っても お皿を回転させながらざくざくカットしてはいけませんよ。


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ちょっと時系列が前後しますが、より鮮度を要求されているこちらのネタから。

「部会」と称して開催されるn女史とpoohさんとのオフ会、
今回は かっぱ橋道具街見学と大黒屋の天丼を食べたいというリクエストから
浅草雷門 大提灯の下にて集合(…の予定だったけれど よく考えたら
提灯の下は撮影スポットにて 人待ちなどできるわけなかったのでした)

ちなみにかっぱ橋は、お薦めのお店もあるのでご案内ができますが
浅草はお正月に一度行ったきり。
さらに 地図が読めない野生の女なので、浅草寺周辺のお店はプリントアウトした地図を
デキル(らしい)女poohさんに渡して、あとはお公家さんのノリでふたりついて行く算段で。
(この方がこちらにかなりリアルに書かれておられます)

トップの画像は、今回、外観・雰囲気・味、ともに気に入った浅草寺横のお茶屋さん、花月堂。
こちらは当初予定には入っていなかったのですが、行き当たりばったりpの野生の感で(笑)。
あとからジャンボメロンパンが名物だということを知って、一個購入。
歩き始めてすぐ購入したため、家に帰るころには無残な姿になってしまいました。
別サイトでその美味しそうな姿をご覧くださいませ。


こちらはあまりに有名な 大黒屋の天丼。
東京生まれ、東京育ちのくせに 食べるのは今回が初めて。

かなり濃い色なので、ビジュアルで「味が濃そう」と不安そうな部員。
そこは美味い具合にできておりますので ご心配なく。
ただ 好みで人によっては味が濃い と思われるかもしれませんが
食後喉が渇くような濃さではないかと思います。
量も適度で、そのあと甘味に響くこともないかと。

今回はpoohさんの「かっぱ橋に行ってみたい」から始まったのですが
わたくしの予想としては、おそらく現場で盛り上がるのはpoohさんよりn女史かと思っておりました。

というのは、このかっぱ橋道具街という場所、
「ちょっと見てみたい」という感じで行くと、「へぇ~」という感じで
初回は、荷物も軽く終わってしまうことが多いのです。
まさにビギナーのpoohさんはこんな感じではなかったのでしょうか?

n女史はご夫婦で日ごろから台所用品に造詣も深く
(ご主人はそば打ちのコネ鉢をこちらで購入されたそうな)
結構決断力があるので、気持ちがいい(笑)買いっぷり。
こちらのレポートも必見です)
一緒に買い物していて、わたくしもまた合羽橋通いが始まりそうな予感がしております。
(今度買い残しを引き取りに行きましょう)

以前来た時は改装中だった浅草寺も 綺麗になって
境内からは スカイツリーも見えるので、これをテーマに写真対決をしましょうと
自ら提案しておきながら、思うような写真が撮れませんでした。

エントリー作品がないので わたくしはこちらの一枚を提出。


poohさんお手製のビーズアクセサリーを 女子中学生のようにお揃いで付けてみました。
きらきらしていて、とってもきれいです。

一日とっても楽しく過ごせました。 どうもありがとう!


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先日「彼女のこんだて帖」という角田光代さんの本を借りてきて
つらつらと読んでいたときに見つけた「ほうれん草とたらのグラタン」

本編は 健康診断の結果があまりよくなかった夫とのやりとりと
そのあとのエピソードから、
最後にこのおかずを作るというものだったが、
まったくそれとは関係なく、それを読んだわたくしが単純に食べたくなって
晩のおかずに ほうれん草とたらのグラタンを作った。

翌朝、その残りの ほうれん草とホワイトソースを
半分割にしたベーグルにのっけて チーズとともに焼いてみた。

ちょっと気分だけリッチな朝ご飯。
庶民のささやかなヨロコビ。



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母から寄席のチケットがあるのでいかが?とメール。

寄席と言えば 最近の記憶では
少し前になるけれど、ドラマ「タイガー&ドラゴン」と映画「しゃべれどもしゃべれども」の世界。
「タイガー&ドラゴン」は、クドカンの絶妙な脚本が面白くて、本当に面白かったなぁ。
ほとんどテレビの世界になってしまっているから 生の落語聴きたいと 早速。

新宿末広亭の前は 開場前から並ぶ人もいて、
平日というのに お席は満席。
わたくしたちの後ろに並んだ若い二人連れは 
「未知の世界だ」「初めてみる文化だ」なんて言っている。
わたくしと同じように カメラを向けていたので、きっとどこかのブログで語っておられるのでしょうね。
この二人、上演中ずうっと笑い続けていたから きっと充分楽しめたでしょう。
ほとんどは年配の男性だけれど、やはりブロガーを思しきおぢ様もカメラ持参(笑)

寄席に入ると 外とは全く違う空気感が漂うから不思議。
「タイガー…」をやたらに観ていたから、あちこち気になって仕方ないし
建物自体、歴史を感じさせるものだから始まる前から萌え萌え気分。
ちゃんと幕の内弁当も買ってもらって、さあ ててんてんてんてん~♪

そんなに知識があるわけでもないけれど
落語って 意外に慣れ親しんでいるものなので、あっという間の4時間。
演目を追うごとに ベテラン登場で
単なる目先の派手さや面白さだけでなく その存在感や芸の深さに高まるぅ~。

桂米丸師匠が もうかなりご高齢かと思うのですが ご高座で拝見できてよかった。

「タイガー…」で虎児が、西田敏行演じる師匠の高座を聞いて
「これすげぇ」って入門した気持ちが、とってもわかる気持ちがしたのが
やはり本日の主任、三笑亭笑三師匠の高座。
声の張りとか、ちょっとした所作がやはり秀逸。
旦那とおかみさん、お妾さんの三角関係を見事に演じていて
よく言うでしょう?
落語で 一人何役もこなすのがすごい って。
単に 表情とかしぐさが変わるだけでなく、周りの気まで変えてしまうのが
テレビでないから 余計リアル。
自分でもびっくりしたのが、生身の人間が目の前でやっているにも関わらず
顔の輪郭が変わって見えてくるのが圧巻。

なんでもそうだけど いいものを見る、聞くって努力を怠ってはいけないな と
ちょっと反省。

ちょっと残念だったのが、漫才の出し物が 日替わりでナイツが見られることになっていたものの、
この日はちょうど別なコンビの出演日だったこと。
この日の宮田陽・昇のコンビも とってもテンポがあって面白かったのだけれど、
生ナイツを見て、誰かさんに自慢したかった(笑)
(散々笑わせてもらっておいて 申し訳ないのだけど)

帰りがけ、伊勢丹デパ地下で、手抜きご飯を買って帰ることに。
母娘して 「野菜いっぱいのタコライス丼」なるものを人数分買い、
レジに積み上げて、「会計は一緒、包みは分けて」(おかあさん ごちそうさまでした)
まさに母娘で遊びに行って 晩ごはんは出来合いのもので…の典型を絵に描いたような図に
二人して 小さくなりながら帰途についた次第でございます。




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それほど大好きというわけではなかったお粥さん。

病気の時、かつおぶしと梅干で食べるのはちょっと好きでしたが
結婚してからは 要するに自分で作らなくてはならないから
結果 病気の時は食べられない(涙)

香港旅行で食べた 各種のお粥が、ある意味とても印象的で
日本の白粥とは違った おコメ以外の味のあるお粥をぜひ再現してみたく。

帰国後早速購入したのが 干し貝柱。
香港でも露天にて売られていたけれど、あまりに往来の激しいところで
一体どれくらい前から売られていたのか ちょっと疑心暗鬼になる部分もあり
これは信頼のおける国産で…。ただし いいものはお高いので「こわれ」というお徳用を。

わいちゃん情報によると 仕上げにウェイパーを使用するといい とのこと。
幸い我が家では ウェイパーは常備されているので問題なし。

突然(明日の朝はお粥だ)と決め、
起きた時に 炊きあがっているようにするべく炊飯器をお粥モードにセット。
干し貝柱は 「こわれ」をさらにくずして 炊飯器に直接入れておく。
炊飯器のスイッチが入るまでの間に 程よく戻っているだろうと。

うふん……

朝 ちょっとゆっくり目に焚きあがったお粥は絶品。
(失業中なのとおつうが春休みなので 朝、ゆっくりできるのだ)
炊きあがったままでも充分美味しいけれど ほんのちょっとのウェイパーと
ごくごく少量のごま油を混ぜて食すと、
ん~…んま~
キッチンで立ったまま お茶碗抱えてうっとりの美味しさでした。

今度はこれに 香港で覚えたピータンを入れてみようっと。

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なんてこと、帰って来たとたん雪景色。
夫からは勝ち誇ったように「雪の北鎌倉」というタイトルだけのメールが届く始末。

…で えっちらおっちらと運んだ野菜は?というと

翌日の晩御飯は予定通りお鍋になりました。
おでんは結局食べずに終わってしまいましたが。

さて 今回は、地元を出るときに 
万が一雪があまりにひどくて缶詰状態になっていいようにと
TSUTAYAでDVDを二本レンタルしてきました。

まずはお鍋の前に一本。

ダーリンは外国人

アニの同級生(と言っても個人的には何の接点もございませんが)井上真央ちゃん主演で
原作も以前から大好きだったので いつか観ようと思っていた一本。
ダーリンのトニー役の方が 実にイメージ通り!

原作は 国際結婚をした主人公たちが、異文化間コミュニケーションするのがとても楽しいですが
さすがに映画で延々とそれをするのはないだろうと思っていました。
映画では、文化や育った環境が違うということが問題なのではなく、
ひとりひとりの人間として認めあうことが Familyになることなんだと感じさせてくれます。
二人の住んでいるおうちのセットもp好み。
原作を知らない夫も 結局ちゃんと最後まで観てました。
(彼は飽きてくると ギターを弾いたり別なテレビをみたり露骨に表現します)

そして お鍋を食べて…二本目に突入しようとしたら
テレビのCSで 上野樹里ちゃん特集をやっていて 「チルソクの夏」が始まる。

監督は誰だとか キャストのあの人は誰だとか wikiで調べたりしているうちに
結局最後まで全部観る。
主題歌が「なごり雪」だったり ピンクレディーだの山口百恵が出てきたり
この辺りの時代をちょうどに過ごしてきたんだわぁなどと感動する。
そうそう 面白かったのが、
主人公の恋を応援する友達3人が、常にこっそりついてきていてすべてを把握しているというシーン。
皆さまも覚えがありません?
わたくしも懲りない女たちと同じような青春をすごしておりましたもの(爆)



ちょっと休憩して珈琲を入れ、昼間「鎌倉小川軒」で仕入れてきたケーキを食べながら
本日三本目の映画に突入。

これもずっと観たかった「RAILWAY」49歳で電車の運転手になった男の物語。

オーソドックスな作りで ちゃんと来るべきところに来るべきエピソードが置かれて
でも それが厭味でなくちゃんとちゃんと見る方の気持ちにフィットしてくるあたり
いい映画でした。

中井貴一氏は同年代だし 娘は大学3年生という設定も
企業戦士として働く夫にも ぴったりくる設定だし、テーマ曲もユーミン。
観終わって一言「これはまさに私たちの年代だけをターゲットにした勇気ある映画だ」(笑)

このラストのせりふがなかなかいいんですよ。
(ネタばれだけどいいですね。嫌な人はこの先見ないで)

気持ちの離れ始めていた夫婦。
紆余曲折の後、夫の運転する電車にさりげなく乗って来た妻。
折り返し地点で夫は妻に気づく。
帰りの電車にも乗っていく妻に対して
「終点までちゃんと乗ってきてよ」(ちょっといい回し違うかもしれないけど)と。

中井貴一さんって 昭和の二枚目って感じで端正なお顔をしているけど
なんとなく役の後ろにあるその登場人物の
「生きづらさ」「生難さ」みたいなものを、うまく感じさせる俳優さんだなぁと思います。

その辺が、取り立ててファンというのではないけれど 我が家では好かれるのではないかと思います。



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連休は雪になるという予報だったので
雪が降り始めた金曜の夕方、
おでんと鍋用の野菜と珈琲豆を旅行鞄に詰め込んで別宅へ。

鎌倉 with 雪景色を撮影したい一心で…(笑)

なぜ 鍋用野菜をわざわざというと、
駅前にとても楽しい市場があるものの、野菜類は買っても使い切れずだめにしてしまうので
必要最小限度の野菜を持っていくことにしたため。

雪のちらつく駅で 休日出勤の夫と待ち合わせ、
雪が激しくなる中、もうご飯を作る気はなくなって駅前のお寿司屋さんへ。

家に戻ってからも 何度も窓の外を確認しては「積もった?」「まだ」
夫も雪の鎌倉を期待しているらしく、まるで子供のように何度も窓を開けて確認。

翌日、残念ながら雪は積もらず、かくして出かける気も起らず。

近くの鎌倉芸術館の近くに オサレなカフェがあるから
そこでお昼でも食べるべぇと ごそごそと出かけてみる。
当初チェックしていたカフェは、ちょっと混んでいて、待つほどじゃないねとパス。
そこからほんのちょっと離れた、長屋風のテナント3軒並ぶお店が
ランチをやっているようなので覗いてみる。


カレーやカフェ丼中心の軽いお食事に、ランチバイキングもあるようなので
とくになにも考えず入店。



とりあえず 初めてだったので 2種類のカレーとおかずのビュッフェ。
タイカレーとお店特製のカレー。欲張りなので盛りつけに凝りながらも2種類ちゃんと食べる。
夫は割と短絡的なので(ゴメン)タイカレー一本で。
他には 唐揚げにサワーソースとか ちょっとエスニックな味付けの春雨とか
普通にポテトサラダやコールスロー。どれもなかなかのお味。
カレーも ちゃんとちゃんとのお味で こういうご飯は得意でない夫もカレーのお代りをして満足。

お腹がいっぱいになったところで お店備え付けの雑誌などを手に取ってみると
なんと北欧系の雑誌や「天然生活」など、pさん大好きシリーズ。
夫までが うちにあっても手に取りもしない「天然生活」を「これいい」とか言いながら
読んでいるではないか…。

……ここ 初めて来たんだけど
なんか デ・ジャ・ヴ。



すみません。ちょうどお客さんが途切れたので勝手に撮りました。

ね、なんだか観たことありません?

そうなんですよぅ こちら、大船の「かもめ食堂」だったんですって。
まったくノーチェックで、見つけてしまったこの感動!(大げさ)

これから別宅でのブランチはここに決定!と勝手に宣言。
ひとりでもきっと来ちゃう!
Travell Yatai * Silvanua というお店です。




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ホットケーキというのはなぜか絵になるなぁ…。

電車でコストコの前に、ショッピングモール内で腹ごしらえをということで
ふらふらしていたら、「丸福珈琲」を発見。

大阪に本店のある珈琲屋さんで、瓶入りアイスコーヒーとか
ホットケーキが有名。
大阪では行く機会がなかったので
秋葉原にも支店があるのでいつか行こうと思いつつ果たせず、思いがけず実現。

お昼時だったのでサンドイッチなどでもよかったのだけれど
わたくしはずっと食べてみたかったホットケーキを。

いつもはコーヒーをブラックなのですが、食事代わりなのでめずらしくカフェオレを注文。
これはとてもたっぷりしていて、美味しいカフェオレでした。
ホットケーキも 綺麗な焼きあがり。

バニラの香りなどがほとんどせず、シンプルに粉で勝負?という感じのオーソドックスなもの。
表面がかりかり、中はしっとり…と行きたかったのですが
少し焼きすぎだったのかしらん?
ちょっとぽそぽそ感があり、割と大きめのサイズなので
最後冷めてきてからはカフェオレが一緒にないと 食べるのに苦労してしまったのが残念。
食事代わりだったので この量でOKでしたが、おやつには二人くらいでシェアする方がいいかもしれません。
ちょっとコンディション(焼き手)を変えてどこかでもう一度挑戦してみたい。

今日の所は、どちらかというと浅草の珈琲天国の方が、わたくし的には好みかも。




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知り合いのNPO活動をしておられる方から
会報の編集のお手伝いにお誘いいただいてちょっと見学に。
そのついでに コストコの会員なんだけど帰りに行きます?と。

ということで 
電車でコストコ。これってあり?
なにかのCMにでてきそう。
 
一応 いっぱいのお買い上げも想定して、大きな旅行バッグ(折りたたみ可)を忍ばせて。

重いものはだめ かさばる物はだめ…って
コストコに行ってそれはないでしょう。
でも ずいぶん我慢したんですけどね。

画像のドーナツ。
以前雑誌か何かで見て、欲しい!と思っていたもの。
こんなに買っちゃっても 使い道ないとわかっていながら
ちょっと手に取ったまま、固まって考える。
でも ちょこっとプレゼントにもいいし、きっと買わなかったら後悔しそう…と
結局無駄遣いのお買い上げとなりました。

ちなみに食べられません。

ねーねー でも可愛いでしょう? どれから使おうか迷ってしまう~。

他のお買いもの?
1キロ以上あるチョコレートとかチーズとか、大瓶の焼き肉のたれとか?
トッポギとたれのセットとか、ベーグルとか、ブイヨンお徳用とか、タオル10枚セットとか?
いいえーそんなもの買いませんわよ!



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本日電車のなかの出来事。
電車は昼間にしてはちょっと混んでいる感じ。

ドアに寄りかかってちょっと眠かったので立ったまま寝。
横に立っていた女子大生の会話が耳に入る。
会話自体は 実にあたりさわりのない内容のないもの。
最近読んだ漫画の話などが 聞くともなく耳に入る。

若いころの自分も 年長者から見ればそうだったのだろうけれど
どうも 昨今の女子高生や女子大生に多い、
トーンの高い しゃらしゃらっとしたおしゃべりが苦手。
なんというのか 芯のない話し方とでもいうのだろうか?
そうでないしっかりした話し方をする同年代の女子もたくさんいるのだから
たまたまそういう女子に当たってしまっただけという方が正しいかな。

これはあくまで わたくしの好みの問題なのだと思う。

言葉面だけを追ったような 相手の話を大して聞いてなくても進んでいく会話。
話の中の「午前4時」と「午後4時」がお互い違って解釈しているのに気づかず
ちぐはぐなまま、修正することもなく会話は進む。
(関係ないわたくしが気づくのもどうかと思うが)
結局 相手の行っていることを半分くらいしか聞いていないのだ。

その二人のお付き合いの度合いも関係も知らないわけだから 
うわっつらだけのおしゃべりでも一向にかまわないのだけれど、
なんだか それを35分間ひっきりなしに聞いていたら 気持ちが悪くなってきて
(ああ もう、少し黙っていてくれ!)という気分になり
朝礼の時 すうっと倒れるような感じがしてきた。
ちなみに 中距離電車なので、駅と駅の間隔がちょっと長い。
しかたなく 途中の駅で下車。

しばらく 駅のベンチで復活を待つ。
まあ 考えてみれば 自分だって気のない会話になんとなく相槌打っていることもあるしなぁ…と思ったりもする。

ああ これって更年期かもしれない?(笑)
図らずもカミングアウトしてしまった?
それとも、パニック症候群かと思って そのこと自体にどきどきしてしまった。

で 結局お出かけの目的は果たせずに終わってしまった不毛な一日。
明日は有意義な一日になりますように。


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以前車中の友に購入した「ちょんまげぷりん

タイムスリップ定番ものだけれど
登場人物がなんとなく愛にあふれていて面白かった。

同じ作者のものをもうひとつ読んでみたいと思うのは
相性のバロメーターにもなるところで
「オケ老人!」という作品も読んでみました。

お出かけ用のバッグに入れていたため
一気読みのわたくしとしてはめずらしく、読了まで少し時間がかかったけれど、
読後感はさわやか。

市民オーケストラの演奏を聴いて感動した主人公が
自分もオケに参加しようとするが、問合わせ先を間違えたために
老人ばかりのアマチュアオーケストラに入団してしまう。
昨今の老人問題なども織り交ぜ、はたまた外国人指揮者に絡んで
スパイもののテイストも入ったりして
盛りだくさんのお話。

主題はなによ?って言われそうだけど
まさに友愛って感じの、読んで損はないお話じゃないかしらん?

スタバのお気に入り チャイスコーンと共に。

オケ老人! (小学館文庫)
荒木 源
小学館


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