それぞれのお盆

惣菜部のパートさんで、ご主人の親と同居しているのにお盆期間は休まず出勤するのでお盆法要はないのか聞くと何もしないという。お盆期間でもお仏壇の扉すら開けないらしい。そんなの許されるのか・・・

同居の義理母さんは認知症らしくお盆に何もしなくても怒られることはなく、ご先祖さまは永大供養にしているので墓もない。自分の夫婦の墓は一応買ってあるけど入る予定はなく私は樹木葬を希望です～という。年齢は私より年上の６２歳、決して若くはないけど発想はなんだか進歩的。

我が家は墓地は購入していて、どちらか先に亡くなればそこに入る予定、つまり墓は建てる気でいます。息子にあとを任せるのは忍びないけど樹木葬にする勇気がない。
夫の方はお坊さんは来なくて義理父がお経を読むので一応親族は集まるし、私の実家は毎年８月１３日がお盆法要の日と決まっていて、たった１０分ですがお坊さんが来てくれてお経を読んでくれます。墓参りもするし、兄嫁が迎え火もしてくれて、キュウリとナスで精霊馬も作ってあり、私の兄弟も集まります。このすべてを職場のパートさんは一切やらない。お仏壇があるのにやらなくてもいいんだ、という事実が衝撃的でした。やらないからお盆期間は全力で仕事するので助かるんですけど。