宇宙とつながる:絶対的な安心感ゆったりと存在。自分の中に全てが存在している、同時に「自分がそれそのもの」…意識を向ければ意識(宇宙)で起きている全てを知ることが出来る、全てが自分の意識の中で起きている
宇宙とつながる
目を覚ましていくために、浮き上がってきたある地球の周波数を統合していた時のことです。
本格的に統合するようになって、そのころには手放すコツもつかみ、周波数をうまく扱えるようになっていました。そんな中、いつものように統合し、さらに本質の深い部分につながった瞬間、驚くべきことが起こったのです。
自分につながったその瞬間、自分の肉体を含めた周りの景色がすべて消え、自分も周囲も宇宙空間になったいたのです。こんなことは統合を始めてから、初めての経験でした。意識はどこまでも拡がり、制限を感じない自由な空間の中で、ただ存在していたのです。そのとき、本来の自分につながることで宇宙とつながることになる…自分は宇宙そのもの、神そのものであったのだ、と悟ったのです。
もちろん、覚醒には何段階ものプロセスがあり、さらのその先があるのです。この体験は、その一つのプロセスにすぎません。
でも宇宙そのもので存在している自分は、限りなく平和で豊かな感覚そのものです。広大な意識の領域を言葉で表すと、すでに違ったものになってしまうのですが、絶対的な安心感の中で、ただただゆったりとリラックスして存在しているのです。また自分の中にすべてが存在しているという感覚と同時に、「自分がそれそのもの」という意識になるのです。ですので意識を向ければ意識(宇宙)で起きているすべてを知ることが出来る、言い方を換えると、全てが自分の意識の中で起きていると感じられるのです。このような体験をすると、当然、外には意識が向かなくなるのです。
今まで僕たちがしてきたのは、自分の使っている地球の周波数で映し出した映像に強く強くフォーカスし、あの人がどうの、このことがどうのと映像を語り、それらはまるで「自分の外」で起きているかのようなイリュージョン(幻想)にとらわれていたのです。そのような在り方では、安らぎを感じるどころではありません。
眠りのシステムは単純なのです。外を意識すればするほど、本来の自分からは外れ、そうして分離することで生み出されたネガティブと呼ばれる地球の周波数を強く感じることが出来るのです。
つまり本来の自分と離れたときにだけ、そういう感情がわく仕組みになっているのです。
これは地球がそういう惑星だったからです。
地球は「分離の惑星」と呼ばれていて、その分離の感覚を体験したいがために、僕たちはもともとの完全な意識から、自らの意志で分離して波動を落とし、わざわざこの地球に降りてきたわけです。
そして何世紀にもわたって輪廻転生を繰り返し、ネガティブな周波数を思う存分、楽しんできたのです。
だからこそ、もう十分に満足してお腹いっぱいになった多くの意識たちが、目覚めのタイミングを迎えた今、深いレベルで「そろそろ元の雄大な意識に戻ろうかな…?」と意識を目を覚ます方へ向け始めたので、地球も本格的に波動を上げているのです。
「みんな誰もが神様だった」並木良和 2018 青林堂 より