幸せって意外にカンタン♪ 大木ゆきのオフィシャルブログさんより
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幸せって意外にカンタン♪ 大木ゆきのオフィシャルブログさんより
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昆虫食への注目が集まる中、法整備が追い付かない現状も(時事通信フォト)
私たちが暮らしていくうえで、「食」は欠かせないもの。だからこそ、食の安全性には注意を払っておきたい。 【表】中国から日本に来た「輸入食品違反事例」直近リスト
最近、食糧危機を救うための「次世代フード」として昆虫食が脚光を浴びている。2020年には無印良品がいち早く「コオロギせんべい」を発売。その後もコオロギをメインに、学校給食や機内食などさまざまな分野で昆虫食が広がっている。最近ではバレンタイン用のチョコレートにもコオロギが使われている。
だが、特定非営利活動法人日本消費者連盟事務局長の纐纈美千世さんはこう警鐘を鳴らす。
「イナゴやハチの子などは一部地域で食べられていますが、コオロギの食経験はないはずです。イナゴやハチの子にしても、日常的に食する物ではありません。
例えばコオロギパウダーをお菓子などに使用すると、毎日たくさん食べることになりますが本当に大丈夫なのか。甲殻類と類似した成分が含まれているので、“エビやカニにアレルギーがある人は注意してください”という表示も企業任せで、法整備が進んでいません。EUでは食経験がほとんどない昆虫などは安全性評価を経て許可されますが、日本にはそういった仕組みがなく、基本的にどんな昆虫でも食品にできてしまうのが現状です」(纐纈さん)
牛や豚、鶏などの家畜の飼育とは違い、室内で飼育されるため環境に優しいというが、「安全とは言い切れない」とフランス在住のジャーナリスト・羽生のり子さんは話す。
「もし飼育工場が嵐や火事、停電などの不測の事態に襲われて昆虫が大量に外に出たら、生態系が破壊されたり、農作物に被害が出たりする可能性もある。また、長期で食べ続けた場合に危険はないのかといったデータもない。私たちは人体実験を受けているのも同じです」
危ない食べ物として指摘される機会が多いのが、中国製の食品だ。2008年の毒餃子事件から15年。厚生労働省が公開する「輸入時における輸入食品違反事例」の最新版(2022年12月~2023年1月)でも、別掲表のように違反があった。なかでも目につくのが「アフラトキシン」だ。食品問題評論家の垣田達哉さんが言う。
「アフラトキシンは“天然物最強”と称されるほど強い発がん性を有するカビ毒で、世界的に規制対象になっている。中国ではアフラトキシンが原因と思われる食中毒で亡くなった人もいます」
『中国「猛毒食品」に殺される』の著書があるジャーナリストの奥窪優木さんも言う。
「中国当局は違法添加物や違法農薬の取り締まりを続けていて、残留農薬や指定外添加物が検出された例は以前に比べて減っている。しかし大腸菌やカビの検出はまだまだ多く、衛生状態の悪さは相変わらずという印象です」
特に注意を要するのが、中国から輸入される水産物だ。
「ウナギやワカメ、イカ、アサリなどに加え、最近ではホタテや魚卵類、サバなども中国で加工されて日本に輸入されているものが多い。特に最近では円安や物価高の影響で、中国から食品を輸入する商社や量販チェーンなどでは、信頼度は未知数でも仕入れ値の安い取引先に鞍替えする動きも出てきている。毒食品が紛れ込みやすいタイミングなので、警戒が必要です」(奥窪さん)
※女性セブン2023年2月23日号