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エノク予言といま向かっている方向(170102ヤスさん)

2017-01-05 | 覚書

ヤスの備忘録2.0さんより

エノク預言といま向かっている方向

1月2日

明けましておめでとうございます。2017年になりました。今年もよろしくお願いします。

このブログに関して

このブログを始めたのはちょうど10年前の2007年5月であった。開設の動機は、当時日本でまったく知られていなかったスエーデンの生物学者、カール・ヨハン・コルマン博士のマヤカレンダーの解釈である「コルマンインデックス」を詳しく紹介することであった。読者がこれをどのように思うのか、意見を聞きたかったのだ。

幸いそれから数年間、「コルマンインデックス」の支持は拡大してここも人気ブログとなり、掲載する記事も、さまざまな予言の紹介や世界情勢の分析、また社会評論と多岐にわたるようになった。しかしマヤカレンダーが終了した2012年ころから、ブログの更新が遅くなり、掲載する記事の数も少なくなった。

その理由は、ブログで紹介していた予言や予知のほとんどが的中率があまりに低く、筆者は関心を失ったからだった。また、予言の内容はあまりに暗いので、エンターテイメントとしても紹介する価値がないと判断したからでもあった。その後は、メルマガでの世界情勢分析や社会評論、そして日本では知られていない情報の紹介に全力を注ぎ、ブログのほうはおろそかになった。いまは相棒の西塚さんとの対談がメインになっている。

抑圧されたものの噴出

他方、これまで筆者は書籍や雑誌の記事、またメルマガでは「抑圧されたものの噴出」というかなり大枠のキーワードをひとつの手掛かりとして世界情勢を分析してきた。筆者は、2008年のリーマンショック以降、没落した中間層の怨念、過去の歴史のトラウマ、民族間の憎しみなど、これまで比較的に安定した社会システムに管理され、あからさまな表出が辛うじて回避されてきた否定的な感情が爆発し、既存の社会構造や国際関係の軌道を大きく逸らす時期に入ったと考えた。アラブの春、オキュパイ運動の世界的な拡大、ISの台頭、ウクライナを巡るロシアと欧米の衝突、シリア内戦の激化、シリアを中心とした極端な数の難民のヨーロッパへの流入、ヨーロッパにおけるイスラム原理主義テロの横行、ヨーロッパの極右の大躍進などこれまで見たことのない激しい出来事が、2011年以降連続して発生した。それはあたかも、抑圧された否定的な感情のエネルギーが、世界各地で爆発したかのような現象だった。

そして、そうした「抑圧されたものの噴出」の高まりを示す大きな出来事が、昨年11月に行われた米大統領選挙におけるトランプの勝利である。当初は泡沫候補に過ぎなかったニューヨークの不動産王トランプは、グローバリゼーションに取り残され没落した中間層の怨念や、周縁化されつつある白人の優越感情と危機感に訴えて旋風を起こし、すべての予想を裏切って勝利した。

トランプは、アメリカにおけるまさに「抑圧されたもの」の象徴である。これからトランプが引き起こしたような現象は、世界各地で激しさを増すことは間違いない。その意味では、2011年あたりから表出の度合いを速めた「抑圧されたものの噴出」は、トランプの勝利で臨界点に達したと言える。その結果、2017年からは、さらに制御できない否定的な感情の爆発的な噴火となって世界各地で現れることだろう

この否定的な感情のエネルギーの噴出こそ、我々が生きる世界の未来をこれから形成する最大のエンジンのひとつだ。それは、通常の国際関係や社会関係の軌道と動きに強く働きかけてこれを変更し、思っても見ない出来事を発生させる。抑圧された怨念の噴出の勢いで当選したトランプなどは、この典型だ。

だとするなら、この否定的な感情の爆発がもたらす未来とはどのようなものなのだろうか?もちろん、実現の可能性のある未来のシナリオはいくつか存在するし、そうしたシナリオをいま現実に起こっていることから論理的に予測するのはさほど難しくはない。これはこれからメルマガで詳しく紹介するつもりだ。

エノク預言

ところで、いわゆる預言というものはあまりに外れが多く、ある社会で集合的に共有されている恐怖のイメージを表現する、ファンタジーか幻想のようなものにしか過ぎないと言ってもよいくらいだが、そうした預言の中にも無視できないものも存在することは事実だ。つまり、2017年からさらに激しさを増す「抑圧されたものの噴出」の先にある未来の光景をリアルに描写しているビジョンとしての預言だ。

それは、スイス在住ビリー・マイヤーのコンタクト記録にある預言である。マイヤーは、プレジャリアンという高度に精神的に進化した異星人とコンタクトしていると言われている。

もちろんマイヤーには、批判者も多いことは筆者も承知している。今回の記事の内容には関係がないので深入りはしないが、UFOの写真や動画の偽造疑惑とともに徹底的に批判され、「MUFON」などのUFOや地球外生物とのコンタクトを調査する専門組織からも排除されたような存在になっている。

しかし、実際にマイヤーが著した多くの書物を読むと、その内容の精神的な高度さと哲学の深さには圧倒される。マイヤーが異星人とのコンタクティーであるかどうかなどどうでもよくなるくらいに引き込まれる。いずれ記事を改めて詳しく書くが、抑圧された否定的な感情の噴出が今後の方向性を決定しつつあるいまの時期、そのようなネガティブな感情への対処は我々にとっても極めて重要な問題になる。そのもっとも重要な手掛かりとなるのがマイヤーの一連の書物である。これがどのようなことなのか、いずれ詳しく書く。

そのようなマイヤーの1987年2月28日に行われた第215回目のコンタクトの内容が、21世紀初頭のビジョンであると思われる「エノク預言」だ。筆者のメルマガの読者や毎月行っている「ヤスの勉強会」では散々話題にしているので、内容をよく知っている読者も多いことだろう。どんな内容なのか要点だけを確認しておく。

預言と予告の違いと実現の時期

まず「エノク預言」では、未来の出来事には、人間が行動を変化させれば実現を回避できる「預言」と、どんなに努力しても回避が不可能な「予告」の2つがあるとして、「エノク預言」に描写されたビジョンは回避が可能な「預言」であるとしている。

そして、出来事が起こる正確な時期は告げられないものの、一連の出来事は次のような時期に起こるとされている。

「地球の人間がこれからも今までと同じやり方で生きるならば、同様にその思考と感情を今までと同じように形成し、同じ行動パターンにふけるならば、これについてエノクの預言は明瞭な言葉で語る。預言が実現し始める時点、それはローマに法王が居住しなくなるときであろう」

ヨーロッパの混乱

そして、エノク預言の中核となっているビジョンは、ヨーロッパの混乱と、それに続く第3次世界大戦である。次のようにある。

「主として政治に関しては、多くの不気味な事件が起きるであろう。第3次世界大戦が始まる前に、フランスとスペインの武装勢力が衝突するであろう。しかしフランスはスペインとの紛争を最後まで戦い抜くことはしないであろう。というのは、ロシアやスウェーデンのように、フランスでも国内に大きな暴動が起こり、政府転覆や内戦に発展するからである。特にフランスとスウェーデンでは、たとえば欧州連合の策謀とその独裁的な発令が、多くの暴動と蜂起に火をつけるであろう。だが、これらの国々ではギャングや組織犯罪も与して、内戦は避けられまい。これに加えて、生まれつき国籍を持っている者と、移住してきた外国人との間に重大な差別が生じるであろう。外国移民はたいてい自国民とは異なる宗教を信じている。そしてまさにこのことも、時間が経つに連れてますます深刻な紛争を招くであろう。排外主義、外国人排斥、そして他の宗教を信じる者への憎しみが、台頭するネオナチ、テロ、極右主義などとともに日常茶飯事となろう。イングランドやウェールズや北アイルランドでも内戦状態になり、多くの死者を出すであろう」

これを見ると、EUが押し付ける無理なグローバリゼーションに対する反発や、2015年からヨーロッパに大量に流入した難民などが背景となり、これからヨーロッパでは極端な排外主義が席巻し、それが原因で政権が転覆し、内戦状態になる国が増えるようである。

筆者がこの「エノク預言」を最初に見たのは2004年ころだと思うが、このときはこれはどの預言にもあるような一種のファンタジーでしかないと思った。しかし、難民への排斥、極右とナショナリズムの台頭、そしてイスラム原理主義のテロが襲ういまのヨーロッパの状況を見ると、この「エノク預言」の描写する方向に動いてるのかもしれないとの印象を強くする。

イスラム原理主義のヨーロッパ侵攻

さらに、「IS」を始めとしたイスラム原理主義組織がヨーロッパを席巻する様子が描写されている。

「イスラムの狂信者が決起してヨーロッパの国々を戦争で蹂躙し、それによって一切が激しく揺り動かされるであろう。西側ではすべてが破壊され、英国は打ち破られて、最も悲惨な状況に投げ込まれるであろう。イスラム狂信主義者とイスラム戦士は、長い年月にわたってその権力を維持するであろう」

この「エノク預言」が公表された1987年では、「イスラム原理主義」という呼称はまだ一般的ではなかった。この当時の「イスラム原理主義」とは、1979年に起こったイラン革命のシーア派の原理主義のことだった。現代の「IS」や「アルカイダ」のような原理主義組織はスンニ派だが、1987年当時、将来危険になるこれらの組織の前身は、ソ連の侵略と戦う自由の戦士、「ムジャヒディーン」として知られ、決して悪いイメージはなかった。

そのような時期に、ヨーロッパにおける「イスラムの狂信者の決起」を予見していたのは驚異的だ。これから本当に「イスラム狂信主義者とイスラム戦士は、長い年月にわたってその権力を維持する」状況になるのだろうか?

ロシアのヨーロッパ侵攻

次に、第3次世界大戦と思われる描写が続く。戦争の引き金となるのはロシアである。

「ロシアもまた平安をもたらすことはないであろう。ロシアはスカンジナビアを攻撃し、その結果、すべてがヨーロッパ中に拡大するであろう。そのわずか数カ月前には恐ろしい竜巻が北欧で荒れ狂い、実に多くのものを荒廃させ、破壊するであろう。ロシアの攻撃について言うと、それは夏の期間に、アルバンゲリスクを起点に遂行されるであろう。このときデンマークは戦争行為に巻き込まれないが、その理由はこの国が重要ではないからである。しかしこの戦争行為によってロシアは満足せず、その領土拡張欲は激しさを増すであろう。その結果、ロシア人はその戦力を携えてイランとトルコに侵入し、血なまぐさい戦いとものすごい破壊によって両国を占領するであろう。ロシアのこの領土拡張欲には、中東の石油資源を我がものとし、また南東ヨーロッパの領域に直接到達したいという欲求が根を下ろしている。それゆえロシア人はバルカン半島にも侵攻し、多くの死者と破壊を伴う激しい戦闘で、バルカン諸国を容赦なく壊滅的に打ちのめす」

また、ロシアのヨーロッパ攻撃の条件を準備するのは、フランス国内のイスラム系の移民である。次のようにある。

「攻撃目標となるのはフランス、次いでスペインであろう。しかし攻撃者の最終目標はヨーロッ全体を軍事的に支配することであり、フランスがその本拠地として定められよう。フランスは外部から攻撃者によって占領されるだけでなく、内部からも占領軍への協力勢力やその他の勢力によって占領されるであろう。内部勢力として考えられるのは、その時点でフランスに在住し、異なる宗教、特にイスラム教を信仰する外国人であろう。フランスが陥落すれば、スペインと英国に対する侵略戦争が始まり、それからスカンジナビアに侵攻する攻撃軍との連合が成立するであろう。フランスを拠点としたこれらのすべての戦争行為に、フランス国内に貯蔵されている大量破壊兵器が使用されて、ひどい荒廃と破壊と破滅がもたらされるであろう。東からの攻撃者は、フランス軍を強制的に同盟軍に編入して北欧の国々に対する侵略戦争を遂行させるであろう」

アメリカの内戦

ヨーロッパが対象となるこのような第3次世界大戦では、アメリカの影はほとんど見えない。アメリカでは内戦が発生し、分裂状態にあるからだ。

「アメリカで2つの大規模な内戦が相次いで勃発するからである。その後、アメリカ合衆国は互いに激しい敵対関係に陥り、やがてアメリカの州は5つの領域に分かれる。その際に教派的な狂信者が独裁的な役割を果たすことは防げまい」

1987年当時、このような状況は想像することは不可能だった。いまトランプの大統領就任によって、アメリカ国内ではかつてないほどの分裂と混乱が予想されている。これはこれから内戦までいたる状況になってゆくのだろうか?

中国について


ではこのような状況のとき、中国はどのような状態にあるのだろうか?中国は危険な国になるとして以下のように書かれている。

「まさにこの中国が危険な国になるであろう。わけても現在すでに理想的な関係にはないインドに対してである。中国はインドに侵攻するであろう。もし生物兵器が使用されたら、ニューデリーとその周辺だけで3000万人が殺されるであろう。それのみならず、その時点では生物剤を装填して使用される爆弾やミサイルはまだ制御できないため、そのときまだ知られていない恐ろしい伝染病が発生して急速に広がり、多くの地域を見舞うであろう。パキスタンもある事情からインドと交戦するように誘惑されるであろうが、両国は核兵器を開発しているので、それは危険極まりないものとなるであろう」

これらのことはいつ起こるのか?

これが1987年2月のコンタクトで公表された「エノク預言」の概要である。筆者が2004年に初めて読んだときは現実化する見込みのほとんどないファンタジーのように見えたが、「抑圧されたもの」が一気に噴出し、それが原因であらゆる状況の流動化が加速しつつあるいま、実現する可能性のある未来のビジョンとして見えてくる。

とするなら、具体的にこれがいつ頃のビジョンなのだろうか?マイヤーのその後のコンタクト記録を読むと、「エノク預言」が度々言及されていることが分かる。そうした記述には、これがいつ頃の光景なのか暗示するヒントがある。

2012年9月1日の第544回目のコンタクト

マイヤーのコンタクトはいまもリアルタイムで行われており、そのうちのいくつかは英語に翻訳されている。ここで読むことができる。そして、2012年9月1日の第544回目のコンタクトには、アメリカの分裂を始めとした「エノク預言」実現の具体的なタイミングが暗示されている。ここには以下のようにある。ビリー・マイヤーと異星人、プターとの対話である。極めて長い文書なので、該当する部分を要約的に掲載する。

「ビリー:1975年に私があなたと行った大旅行のとき、あなたの計算では、このままアメリカが変化せず、また、同盟国の離反が進めば、2020年以降にスーパーパワーのアメリカは終焉すると言った。とするなら、いまのオバマ政権はこうした未来を避けるための決定的な地点にいるのではないだろうか?

プター:たしかにそうだが、オバマ大統領の追随者がどのような国内政策と外交を行うかに、2020年以降に起こることは依存している」

これは、アメリカの終焉が2020年代になることを暗示していると見ることができる。

さらに同じコンタクト記録には次のようにもある。

「ビリー:1974年当時あなたは、アメリカ大統領の犯した数々の犯罪を詳しく説明してくれた。そしてこのようなことが変わらない限り、アメリカが確実に崩壊するとも言った。そして、アメリカが崩壊すると中国がスーパーパワーになる機会がやってくるが、そのためには中国は多くの同盟国を集めていなければならないとも言った。もし中国が自らの誇大妄想だけででスーパーパワーになろうとすると、多くの戦争を引き起こすとも言った。(中略)ところで、アメリカが崩壊するとどのようなことが起こるのだろうか?

プター:アメリカの崩壊後に次の2つの選択肢しかない。ひとつは心ある国民が団結していまのアメリカを改革し、まったく新しい出発点に立つか、または独裁体制になるかである。(中略)しかしいま、米政府に近い元CIAの人物に、政府にコンタクトするように要請している。もしこれに成功すると、預言が回避される可能性は8%ほどある」

元CIAの人物が米政府のアプローチにどこまで成功したのかは分からない。しかし、成功したとしてもアメリカの崩壊と分裂を含む「エノク預言」のシナリオは92%の確率で実現する方向に向かっているということになる。

2016年11月6日の第663回目のコンタクト

ところで、トランプに関する興味深い預言もある。これは、11月8日の大統領選挙の2日前に行われたものだ。要点だけかい摘まんで掲載する。

「ビリー:今回の米大統領選挙についてだが、クリントンが屈辱され、トランプがリードするとあなたから聞いていた。しかしこれを公表すると、クリントンは全力でこれを阻止しようとするため、身に危険が及ぶことを危惧し、これを公開しないでいた。

プター:私が6月30日に預言したことを公表するのは非常に危険なことだった。トランプの身に危険が及ぶことも十分にあった。

トランプは常軌を逸した選挙キャンペーンを行っているが、彼は決して悪い人間ではない。知的な人物だ。もしクリントンが勝利していたら世界戦争にもなりかねなかったが、プーチンとの関係改善を約束するトランプであれば、そのようなことは行わないはずだ。ただ、トランプの閣僚や側近によって徹底して妨害されないかどうかが心配だ。

またトランプは勝利するだろうが、クリントンはトランプが違法な手段で勝利したという非難を始めるけれども、それがどのような結果をもたらすのか、我々はまだはっきりとは予測できていない。

ところで世間はトランプの政策を、地球温暖化とオバマケアの2つの点で間違って理解されている。トランプはこれらを破棄しないだろう」

いまオバマ政権は、ロシア政府が民主党全国委員会のサーバをハッキングしたとしてロシアの外交官の国外追放などの制裁を発動した。トランプは、このハッキングによって流出したクリントンをおとしめる情報の拡散が幸いして選挙に勝利したとされている。トランプはロシアの支援で大統領に当選したので、大統領に就任する正当性はないという声が高まっている。これはまさにプターの言う通りの展開になっている。

「エノク預言」のシナリオを回避するためには?

これが、1987年の「エノク預言」とその後のコンタクトで言われた内容だ。これがいま加速しつつある「抑圧されたものの噴出」が将来もたらす光景だとするなら、これを回避することは可能なのだろうか?「エノク預言」は避けられない「予告」ではなく、回避が可能な「預言」であると明記されている。それも我々のような個々人ができることはあるのだろうか?

それは間違いなくあるようだ。それもビリー・マイヤーの数多くの著作のなかにちりばめられている。その思想が大きなヒントとなるようなのだ。

これがどういうことなのか、記事を改めて紹介する。
 

コメント

ヤスさん 

こんにちは。今回の記事、興味深く読ませていただきました。 
以前から、このブログは長く読んできましたが。 

一つ思うのですが、ヤスさんの言う「抑圧されたものの噴出」と言うのは、 
たぶん集合的無意識のエネルギーみたいなものを指していると思うのですが。 

今、行われている混乱。例えば、パリでのテロであるとか、そういう一部のものは、 
一部の支配階級、例えば、ジョージ・ソロスであるとか、サウジ、CIA、そういう連中によって、 
工作されていることなのではないでしょうか。 
何が言いたいかというと、全部が全部、抑圧されたものの噴出とは言えなくて、 
CIAや国際金融資本によってなされている意図的なものは、「人為的なもの」として 
分けて考えたほうがいいと思うんです。 

人々の集合的無意識によって起こっていることと、反対に、だれか、それは、個人の場合も国家の場合も 
ありますが、だれかが意図的に行っていること=「人為的なもの」に分けたほうがいいのかなと思うのです。 

力のある個人や企業、政府が行ったことは、テロであれ、戦争の誘導であれ、 
無視はできないが、しかし、結果的に小さいものだと思うのです。 
それは、民間機撃墜をアメリカ政府がロシア軍のせいにしたり、ヒラリーの 
マスコミ買収工作のように、世界史の事象の結果に影響を与えないという意味でです。 
集合的無意識の噴出というのは、どんなに力のある個人や企業・政府でも、結果を止められない類の事象の 
ような気がします。火山の噴火のような。やはり世界史を揺るがすレベルのものです。 

今現在、いろんな混乱が引き起こされております。世界でも。日本でも。アジアでも。 
しかし、全部が全部、集合的無意識の噴出とも言えないと思うのです。 

こういう視点で、起こってくる事象を区分けすれば、結果的に大勢に影響のない個人的叛乱か、 
それとも、あとで重大事になる事象かがわかってくるのかなあ、と思います。 
ここら辺の大小の選別がどこのブログでもなされていないし、どのブログでも 
あまり言われてないかなあと思うのです。 

つまらないことですが、誰も言っていないと思い、ご指摘させていただきました。

北の放浪者さんへ

貴重なご意見とご指摘、ありがとうございます。実は私もまったく同意権です。「抑圧されたものの噴出」とは集合的に蓄積された否定的な感情の爆発のことです。これが歴史の地殻変動を引き起こす背景にあるものだと思っております。 

他方、おっしゃるように、多くの事件や出来事はさまざまな外部の勢力に仕掛けられて引き起こされていることも疑問の余地はないと思います。言ってみれば、激しい否定的な感情が抑圧された状態とは危険な揮発性のガスが充満したような状態です。火がつけられるととてつもない爆発になります。 

で、自らのアジェンダを実現するために、情勢を大きく変えることを目的に、充満したガスに着火しているのが外部の勢力だと思っています。もともとガスが充満していなければ、着火そのものが難しいのですが、アジェンダを持つ外部の勢力は否定的な感情をうまく利用し、情勢を根本的に変化させる状態を実現していると思っています。 

一昨年ですが、「「資本主義2.0」と「イミーバ」で見た衝撃の未来 
世界の政治・経済はこれからこう動く」という本を書いたのですが、この本ではこれをテーマにしました。 

そして、一度この「抑圧されたものの噴出」が起こると、とてつもない地殻変動が引き起こされます。 

このようにかんがえております。

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むちゃくちゃおもしろかった講談

筆者は月刊ザ・フナイの連載を書いていたが、読者の方に講談師の方がおり、会う機会があった。筆者は講談はこれまで聞く機会がなかったが、実におもしろかった!今後はスピリチュアル系の講談をやるそうである。サイトに音声ファイルがあるので聞いて見たらよいだろう。

田辺鶴瑛

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意味産出の現場としてのBBSやブログ

また、私はいま日本で起こっている変化を上のようにとらえております。もしよろしければこちらもどうぞ。


1月6日、午前0時10分に配信される次回のメルマガは、多くのシンクタンクが出した2017年の予測をシリーズで掲載する。日本ではまったく知られていないものも多いので、必見だ。

「ヤスの勉強会」第34回のご案内

「ヤスの勉強会」の第34回を開催します。2017年になりました。「抑圧されたものの噴出」は臨界点を越え、今年は世界各地で一層勢いづくことでしょう。これを最新の情報で細かく見てみます。

【主な内容】
・アメリカが内戦状態になることはあるのかろうか?
・日本では報道されないユーラシア経済圏の発展
・欧州で吹き荒れるポピュリズムと排外主義
・さらにアメリカ従属を深める日本では
・どうやって「抑圧されたもの」と向き合うのか?

よろしかったらぜひご参加ください。

日時:1月28日、土曜日
時間:1時半から4時半前後まで
料金:4000円
場所:都内(おそらく東横線沿線)

いまのところ場所は未定ですが、申し込みいただいた方に直接お伝えいたします。以下のメルアドから申し込んでください。

記載必要事項
名前(ふりがな)
住所 〒
メールアドレス
参加人数
懇親会の参加の有無

info@yasunoeigo.com

新しい本

新刊本が出ます。面白い本になったと思います。よろしかったらどうぞ!

「資本主義2.0」と「イミーバ」で見た衝撃の未来
世界の政治・経済はこれからこう動く
著者:高島 康司

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記事全文を音声ファイルにしました。よろしかったらどうぞ。7日で削除されますので、お早めにどうぞ。

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