半分ちょうだい

「半分ちょうだい」

小さい頃、食べ物を手にすると、
おばあちゃんやお母さんが言っていませんでした？

「半分ちょうだい」

パクッと食べようとした瞬間に言われ、
じーっと手の平の物を見つめ、
両手でパクッと割って、
どっちが大きいかな～と見比べて、
小さい方を上げていたものでした。
ちょっと物心がつくと好きな人には大きい方をあげていたような（笑）

これって、理屈ではなく心で、
思いやりの気持ちを育ていたんですよね。
自分のだけでなく周りの人にもおすそわけ。
分けた人のニコッとした笑顔が優しくて、
あげた私も嬉しい♪　みたいな。

よく言いますよね。
「幸せになりたければ、まずは自分の事より他人の為に」
って。

お仕事もしかりです。

お客様が欲しければ→来て！来て！と声をかけかこうのではなく、同業者や近隣のお店にお客様を紹介したり、今のお客様にとって有意義な情報を提供する
お金が欲しければ→ガッツリ溜め込むのではなく、「行ってらっしゃい♪」と笑顔と感謝の気持ちでお金を送り出す

ポイント！は、「半分ちょーだい」のように、
これをあげたしたから良い事がくるではなく、
相手の喜ぶ顔が見たくてする

そーしたら、笑顔の連鎖でいつの間にかみんなが良い方向に進んでいるんです。