グリーンズ・テイブル

ppのピアニッシモな戯言でござ~い☆

ハープでスパニッシュ♪

2020-05-26 09:16:39 | 鑑賞

「スペインのセレナーデ」

グザヴィエ・ドゥ・メストレ/ハープ

ルセロ・テナ/カスタネット

BSのクラシック倶楽部で聴いて虜になりCDを購入。

ハープはその音色と見た目の優雅さとは裏腹のハードな楽器であると知ってからは、男性が奏でる姿に驚かなくなった。だけどもハープでスペインの曲なんて聴いたことがない。興味津々で始まると、カスタネットが入ってきた。

これがすごい!

ハープよりカスタネットに釘付け。その奏者はかなり歳を重ねた女性で、おそらく若かりしときはフラメンコダンサーだったにちがいない雰囲気を持ちながら、超一流の演奏、ハープとの絶妙なアンサンブル。

CDを検索するとカスタネット奏者の記載がない。あれは日本公演用の特別なアンサンブルだったのかと諦めて購入。

でも入っていました!

解説によると、ダンサーを引退した後はカスタネット奏者の第一人者として、数々の指揮者に認められ、マドリード音楽院では指導者としても活躍、やはり想像した通り只者ではありませんでした。

ハープの柔らかい音と歯切れの良いカスタネット、よくぞ出会ってくれました。



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