「スペインのセレナーデ」
グザヴィエ・ドゥ・メストレ/ハープ
ルセロ・テナ/カスタネット
BSのクラシック倶楽部で聴いて虜になりCDを購入。
ハープはその音色と見た目の優雅さとは裏腹のハードな楽器であると知ってからは、男性が奏でる姿に驚かなくなった。だけどもハープでスペインの曲なんて聴いたことがない。興味津々で始まると、カスタネットが入ってきた。
これがすごい!
ハープよりカスタネットに釘付け。その奏者はかなり歳を重ねた女性で、おそらく若かりしときはフラメンコダンサーだったにちがいない雰囲気を持ちながら、超一流の演奏、ハープとの絶妙なアンサンブル。
CDを検索するとカスタネット奏者の記載がない。あれは日本公演用の特別なアンサンブルだったのかと諦めて購入。
でも入っていました!
解説によると、ダンサーを引退した後はカスタネット奏者の第一人者として、数々の指揮者に認められ、マドリード音楽院では指導者としても活躍、やはり想像した通り只者ではありませんでした。
ハープの柔らかい音と歯切れの良いカスタネット、よくぞ出会ってくれました。
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