最近あるお宅にLANの工事手直しに伺いました。
詳細な内容は後日ブログで挙げます。
そこでLANケーブルについて気になったので記載します。
そちらのお宅ではエレコム製の6Aケーブルが使用されていました。
この製品がドラム巻きだったのか既成品の両端を切って使用しているのか分かりませんが
6Aとプリントされているのでその規格なんでしょう。
気になったのはその構造です。
中に十字介在は入っていますがそれ以外特に変わった技術は無さそうです。
これはカテゴリー6Aではなくカテゴリー6ケーブルなんじゃないでしょうか?
撚りは少し強いかもしれませんがこんな単純な造りで6Aってあるんですかね?
因みにこれは当店で使用している通信興業製のLANケーブルです。
AXテープと呼ばれるテープの下に押え巻きテープが有って複雑な構造です。
当然固いし、太くなるので取り回しが厄介です。
パンドウィットAXテクノロジーってプリントされていますがAXテープが肝のようです。
カテゴリー6ケーブルが1箱300m巻きなのにカテゴリー6Aケーブルは1箱200巻きでしかも
大きくて重いです。
それ位6と6Aでは差が有ると思っていたのですがエレコムの6Aケーブルは簡素過ぎないですかね?
日本製線のカテゴリー6Aケーブルはどうなっているか調べたらAXテープと似たような
WARPテープというのが採用されていました。どっちが真似したとかこの際どうでもいいのですが
こういう構造にするのが6A仕様では一番合理的なんでしょう。
また、これくらいの構造でなければ規格の維持が出来ないのではないでしょうか。
当店では冨士電線か通信興業のケーブルを使用しています。
どちらも同じような構造でパンドウィットのAXテープを使用しています。
エレコムのような大きな会社がこれは6Aの規格で間違いないと言えばそうなんでしょう。
疑問を持ってはいけないのかもしれませんね。