◇ 原油の国際価格が急落して = お正月を前に、ガソリンの小売価格が急降下している。資源エネルギー庁の調査によると、12月25日時点のレギュラー・ガソリンの全国平均価格は1リットル=146円60銭。9週連続で下落しており、160円の高値をつけた10月下旬に比べると8%ほど安くなった。これから年末年始の需要期に入るが、価格はまだ下がる見込み。長距離を運転する人たちにとっては朗報だ。
日本国内のガソリン店頭価格は、原油の国際価格とほぼ比例する。その国際価格をニューヨーク市場のWTI(テキサス産軽質油)先物価格でみると、最近は1バレル=42ドル台にまで低落した。10月の高値76ドルから急落している。これが日本の輸入価格、さらには精製後のガソリン価格に反映されるまでには1か月近くかかる。したがってガソリンの小売価格は、まだ下がる途中だと考えられるわけだ。
いま原油の国際市場では、価格の上げ要因と下げ要因がぶつかり合っている。上げ要因はOPEC(石油輸出国機構)やロシアなどが、来年からの減産を決めたこと。下げ要因はアメリカのシェール生産量が、過去最大の水準に達したこと。この両者はほぼ釣り合っていたが、10月以降は世界経済の減速で原油の需要が伸び悩むという見方が急速に広まった。
言うまでもなく、ガソリンの店頭価格は地域によって異なる。今回の調査で最も高かったのは、長崎県の160円50銭。安かったのは、石川県の140円80銭だった。また人々は安い店を探して給油するから、店頭価格と実際に購入した価格とは違ってくる。民間団体の調査によると、17日時点の平均購入額は135円40銭だった。念のため。
≪27日の日経平均 = 上げ +750.56円≫
≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日本国内のガソリン店頭価格は、原油の国際価格とほぼ比例する。その国際価格をニューヨーク市場のWTI(テキサス産軽質油)先物価格でみると、最近は1バレル=42ドル台にまで低落した。10月の高値76ドルから急落している。これが日本の輸入価格、さらには精製後のガソリン価格に反映されるまでには1か月近くかかる。したがってガソリンの小売価格は、まだ下がる途中だと考えられるわけだ。
いま原油の国際市場では、価格の上げ要因と下げ要因がぶつかり合っている。上げ要因はOPEC(石油輸出国機構)やロシアなどが、来年からの減産を決めたこと。下げ要因はアメリカのシェール生産量が、過去最大の水準に達したこと。この両者はほぼ釣り合っていたが、10月以降は世界経済の減速で原油の需要が伸び悩むという見方が急速に広まった。
言うまでもなく、ガソリンの店頭価格は地域によって異なる。今回の調査で最も高かったのは、長崎県の160円50銭。安かったのは、石川県の140円80銭だった。また人々は安い店を探して給油するから、店頭価格と実際に購入した価格とは違ってくる。民間団体の調査によると、17日時点の平均購入額は135円40銭だった。念のため。
≪27日の日経平均 = 上げ +750.56円≫
≪28日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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