◇ コロナvs財政出動の綱引き = 日米の株価は、ともに揉み合いのなかで小幅に上昇した。ダウ平均は先週133ドルの値上がり。木曜日には史上最高値を更新したが、金曜日には反落した。日経平均は111円の値上がり。値動きが極端に小幅となり、値幅が80円を超えた日はなかった。クリスマスや年末年始を控えて、市場は早くも休み支度のようだ。
先週は日米の中央銀行が、ともに政策決定会合を開いた。ここでFRBは「完全雇用が達成されるまで、量的緩和を続ける」と表明。日銀は「企業に対する資金繰り支援を延長する」と発表した。だが市場は全く反応しなかった。要するに「もう金融政策は限界にきている」と判断したわけだ。すると残るは財政出動のみ。
アメリカでは、議会でようやく9000億ドルのコロナ対策費が可決されそう。日本でも21兆8000億円の第3次補正予算が編成された。市場ではこれとコロナ拡大が綱引きをしている様相。感染者が増加すればコロナが勝ち、ワクチン関連で良いニュースが出ればコロナが負ける展開となっている。
今週は24日に、11月の企業向けサービス価格。25日に、11月の労働力調査、商業動態統計、住宅着工戸数。アメリカでは22日に、7-9月期のGDP確定値、11月の中古住宅販売。23日に、10月のFHFA住宅価格、11月の新築住宅販売が発表される。
≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
先週は日米の中央銀行が、ともに政策決定会合を開いた。ここでFRBは「完全雇用が達成されるまで、量的緩和を続ける」と表明。日銀は「企業に対する資金繰り支援を延長する」と発表した。だが市場は全く反応しなかった。要するに「もう金融政策は限界にきている」と判断したわけだ。すると残るは財政出動のみ。
アメリカでは、議会でようやく9000億ドルのコロナ対策費が可決されそう。日本でも21兆8000億円の第3次補正予算が編成された。市場ではこれとコロナ拡大が綱引きをしている様相。感染者が増加すればコロナが勝ち、ワクチン関連で良いニュースが出ればコロナが負ける展開となっている。
今週は24日に、11月の企業向けサービス価格。25日に、11月の労働力調査、商業動態統計、住宅着工戸数。アメリカでは22日に、7-9月期のGDP確定値、11月の中古住宅販売。23日に、10月のFHFA住宅価格、11月の新築住宅販売が発表される。
≪21日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます