◇ 史上最高値の更新ねらうダウ = ダウ平均は先週389ドルの値上がり。週末の株価は、7月に付けた史上最高値まで12ドルの水準に接近した。SP500は新高値を更新している。FRBによる3度目の利下げと、米中首脳会談で部分合意が文書化されるという期待が株価を押し上げた。企業の業績が予想ほど悪くならないという見通しも、安心材料になっている。
日経平均は先週51円の値上がり。ニューヨーク市場の活況に引きずられて年初来高値を更新したが、利益確定売りも現われて押し戻された。アメリカの金利低下で為替がやや円高に振れ始めたことも、警戒要因となっている。10月は5.4%の上昇だったが、11月もこの調子が続くかどうか。
ダウ平均は今週、おそらく新高値を更新するだろう。だがFRBのパウエル議長は、予防的利下げの一旦停止を示唆したから、当面は金融緩和を買い材料にはできなくなる。よくみると、マクロ経済にもミクロ経済にも好材料は見当たらなくなっている。残るは米中経済戦争の鎮静のみ。すると市場の視点は、来月スペインで実現しそうなトランプ・習会談に集中することになるだろう。
今週は8日に、9月の毎月勤労統計、家計調査、景気動向指数。アメリカでは5日に、9月の貿易統計と10月のISM非製造業景況指数。8日に、11月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が8日に、10月の貿易統計。9日に、10月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週51円の値上がり。ニューヨーク市場の活況に引きずられて年初来高値を更新したが、利益確定売りも現われて押し戻された。アメリカの金利低下で為替がやや円高に振れ始めたことも、警戒要因となっている。10月は5.4%の上昇だったが、11月もこの調子が続くかどうか。
ダウ平均は今週、おそらく新高値を更新するだろう。だがFRBのパウエル議長は、予防的利下げの一旦停止を示唆したから、当面は金融緩和を買い材料にはできなくなる。よくみると、マクロ経済にもミクロ経済にも好材料は見当たらなくなっている。残るは米中経済戦争の鎮静のみ。すると市場の視点は、来月スペインで実現しそうなトランプ・習会談に集中することになるだろう。
今週は8日に、9月の毎月勤労統計、家計調査、景気動向指数。アメリカでは5日に、9月の貿易統計と10月のISM非製造業景況指数。8日に、11月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が8日に、10月の貿易統計。9日に、10月の消費者物価と生産者物価を発表する。
≪5日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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