◇ 企業業績と円相場が握る東京市場 = ダウ平均は先週625ドルの値上がり。終り値は4万0001ドルで、再び4万ドル台を取り戻した。火曜日にはSP500が、水曜日にはナスダックが史上最高値を更新している。パウエルFRB議長が議会で「もはや景気は過熱していない」と証言。9月の利下げが確実になったという見方が浸透。さらに6月の消費者物価が上昇幅を縮小したことで、株価が押し上げられた。
日経平均は先週278円の値上がり。終り値は4万1191円だった。しかし火-木曜日は3日間で1443円も急騰したあと、金曜日には1033円とことし最大の下げ。波乱に満ちた1週間だった。アメリカで消費者物価の鈍化が発表されたのに合わせて、政府がドル売り介入を実施したため、円相場が3円以上も上昇。大幅高の反動とも重なって、週末には売りが集中した。
9月の利下げがほぼ確定したため、ニューヨーク市場の関心は「年内にもう1度の利下げがあるかどうか」と「バイデン大統領の進退」に移りそうだ。一方、東京市場では「最近の株高はバブルかどうか」の論争が起きそうな雲行き。この点については今月下旬にピークを迎える決算発表が焦点に。また円相場がさらに円高に進むかどうか。この2点が株価を動かすことになりそうだ。
今週は16日に、5月の第3次産業活動指数。18日に、6月の貿易統計。19日に、6月の消費者物価。アメリカでは16日に、6月の小売り売上高、7月のNAHB住宅市場指数。17日に、6月の住宅着工戸数、工業生産。また中国が18日に、4-6月期のGDP速報、6月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
日経平均は先週278円の値上がり。終り値は4万1191円だった。しかし火-木曜日は3日間で1443円も急騰したあと、金曜日には1033円とことし最大の下げ。波乱に満ちた1週間だった。アメリカで消費者物価の鈍化が発表されたのに合わせて、政府がドル売り介入を実施したため、円相場が3円以上も上昇。大幅高の反動とも重なって、週末には売りが集中した。
9月の利下げがほぼ確定したため、ニューヨーク市場の関心は「年内にもう1度の利下げがあるかどうか」と「バイデン大統領の進退」に移りそうだ。一方、東京市場では「最近の株高はバブルかどうか」の論争が起きそうな雲行き。この点については今月下旬にピークを迎える決算発表が焦点に。また円相場がさらに円高に進むかどうか。この2点が株価を動かすことになりそうだ。
今週は16日に、5月の第3次産業活動指数。18日に、6月の貿易統計。19日に、6月の消費者物価。アメリカでは16日に、6月の小売り売上高、7月のNAHB住宅市場指数。17日に、6月の住宅着工戸数、工業生産。また中国が18日に、4-6月期のGDP速報、6月の鉱工業生産、小売り売上高、固定資産投資額を発表する。
≪16日の日経平均は? 予想 = 上げ≫
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