今日は猪名川町の多田銀銅山へやって来ました🚙
多田銀銅山を見学しながら、ジョギング散策です。
多田銀銅山は銀·銅を産出する鉱山として、兵庫県の生野銀山同様、幕府の直轄地として国家レベルで重要な銀銅山であったところだそうです
親子連れや年配の方たちも、意外に来られるみたいで、静かな山の奥ですが、5台車が停まってます。
駐車場隣接の「悠久の館」という歴史資料館で散策に行く前に勉強✏️
日本三大銀山と言えば、世界遺産となった島根県「石見銀山」、山形県「延沢銀山」、そして兵庫県の「生野銀山」✨️
生野銀山のことも書いてありました
兵庫県下の鉱床を示す地図ですが、
多田銀銅山も生野銀山も同じ紫色で塗られた白亜紀の火山岩類となっています。
鉱床を示す黒い点はパッと見ても生野周辺(地図中央矢印)に多くあるようですが、今いる多田銀銅山は右端にポツリ。よくここを掘ろうと思った人がおったんやなぁと感心しました
同じ大きさの2つの石ですが、鉱物を含む石はずっしりと重く違いが分かります。
鉱物を取り出したあとの「かす」を利用してできた塊ですが、多田銀銅山では「カラミレンガ」と呼ばれ長方体や鍋型に成型。
生野銀山では「カラミ石」と呼ばれ、立方体に成型。生野の町には、このカラミ石が庭に飾られてたり、塀に利用されています。
色味も黒茶色で街全体に重厚感を醸し出し、いい感じです✨️
(そういやぁ、生野にチャリで行ったけど、生野銀山までは行ってないなぁ🤔しばらく坑道も入ってないし、また行ってみないと。ですね。)
実際に鉱山を掘っていく時に必要な道具が展示してあります。右端は狭いところを垂直に下に掘って行く時に使用する木の梯子。
一本の木に斜めに切り込みを入れて、一歩一歩の足場になっています。
今の時代にも使われてるのでしょうけど、昔の人は知恵がありますね(↓こんな具合です)
湧き水が多かったようで間歩が水没してしまうこともあり、竹の筒をシュポシュポとポンプのようにして、水を上に上に組み上げて外に出していたそうです
人1人が入れる程度の縦穴の中で岩盤を砕く作業をするのですが、もちろん電気はないので真っ暗です。
「螺塔(らとう)」と呼ばれる、サザエの貝殻の中に油を入れてともした灯で作業を行ったそうです
では、実際の坑道を見学しに行きます
資料館の中庭からは今は更地で少し石積が残る程度ですが「代官所跡」が見えます。
古い立派なお家が道沿いに残ります。
おっと、ココは近畿自然歩道内なのですね
へぇ~
江戸時代の最盛期には幕府直轄地として、代官所が置かれ、銀銅採掘の一大拠点となり、「銀山三千軒」と言われるほどの賑わいを見せていたそうです。
ありました「青木間歩(まぶ)」。
ありました「青木間歩(まぶ)」。
資料館でご自由にお使いくださいとヘルメットが準備されてたので被ってやって来ました
坑道の中はジメッとした感じかと思えば、そうではなく水が出て濡れてますが涼しい✨️
もちろん、坑道内は電気がついてて明るい✨️
昔の手掘りの跡ではない、機械が導入されてからの削岩機等の機械を使って採掘された跡があります。
ずっと上に向かって細長い空洞が続いていますが、よく見えません
この表面の削り跡は手掘りの跡のようです。観光できる坑道は短く、すぐ突き当たりで終わってしまいました
外に出て露頭掘の跡を見に行きます。観光行動の入口の脇に山の上に上る道があります。
山の岩肌が露出していて、ここから下方向へ手で掘り進めて行ったようです。
もちろん、坑道内は電気がついてて明るい✨️
昔の手掘りの跡ではない、機械が導入されてからの削岩機等の機械を使って採掘された跡があります。
ずっと上に向かって細長い空洞が続いていますが、よく見えません
この表面の削り跡は手掘りの跡のようです。観光できる坑道は短く、すぐ突き当たりで終わってしまいました
外に出て露頭掘の跡を見に行きます。観光行動の入口の脇に山の上に上る道があります。
山の岩肌が露出していて、ここから下方向へ手で掘り進めて行ったようです。
「水抜通風穴跡」資料館で勉強した中に水抜きを下から上へ水を汲み上げて、最後、外に出していた穴ですね
そうかぁ、空気もないと呼吸できないですもんね。
「瓢箪ひ大露頭」岩が露出している部分だと言うことです。ここを掘り進めていくと鉱床にぶつかるのでしょうか🤔
奥に入っていくと豊臣秀吉時代の「台所間歩」「瓢箪間歩」があるようです。
この2つの間歩が秀吉時代の大阪城の財政を支えたそうです。
「台所間歩」
「瓢箪間歩」と出てきますが、いずれも中が崩落していたり危険なため、入れなくなっています。
そうかぁ、空気もないと呼吸できないですもんね。
「瓢箪ひ大露頭」岩が露出している部分だと言うことです。ここを掘り進めていくと鉱床にぶつかるのでしょうか🤔
奥に入っていくと豊臣秀吉時代の「台所間歩」「瓢箪間歩」があるようです。
この2つの間歩が秀吉時代の大阪城の財政を支えたそうです。
「台所間歩」
「瓢箪間歩」と出てきますが、いずれも中が崩落していたり危険なため、入れなくなっています。
このような間歩が半径10数kmの広範囲に2000箇所以上存在するそうです
ぐるりと一周5kmの散策コースがあるようなので行ってみます
近畿自然歩道内のようです。
途中、急に砂利の水辺に出て
そこをすぎると、山歩きに。
また、池が出てきて
しばらく進むと貯水池が出て来て、舗装路に
近畿自然歩道内のようです。
途中、急に砂利の水辺に出て
そこをすぎると、山歩きに。
また、池が出てきて
しばらく進むと貯水池が出て来て、舗装路に
久しぶりに「うるし」の木を発見
ホントに久しぶりに、この小葉と小葉の間の葉軸に翼があるのは、近くを通ってもブツブツが出る「うるし」で合ってますよね
この茎に葉がついてる感じがなんか、子供の頃から気持ち悪くて苦手です…
今度は小さな公園の脇から山を登ると
開けたところに出て、綺麗な整備された「ふれあい公園」にでました
とっても広い芝生広場で親子連れが遊んでおられます
ふれあい公園を通り過ぎると大きな、近未来的な歩道橋が存在感ありありで目の前に登場
上ってみました
あちらの山の中から私たちは街の中に出てきたようです。
山の中にいたのに住宅街に出ました。イオンが見えるので、イオンでお昼にすることに🍚
山の中からそのまま歩いて出てきたので、ヘルメット持ったまま
腹ごしらえをしたら、ヘルメットを忘れず持って出発お店を出ます
山の中にいたのに住宅街に出ました。イオンが見えるので、イオンでお昼にすることに🍚
山の中からそのまま歩いて出てきたので、ヘルメット持ったまま
腹ごしらえをしたら、ヘルメットを忘れず持って出発お店を出ます
住宅街から多田銀銅山へ抜ける道があるようです
住宅街の端っこにこんな螺旋階段がついてて、コレを下りると車でやって来た多田銀銅山へ行く道に出ました
住宅街の端っこにこんな螺旋階段がついてて、コレを下りると車でやって来た多田銀銅山へ行く道に出ました
スゴイ、ワープです山を一気に下るというか下りるための螺旋階段でした。
立派な螺旋階段ですが、下りてきたこの谷の人が街に行くためのワープ路なのか、私たちのような周回路をハイキングする人のためか…目的が分かりませんが、車で来た道の途中に出ることが出来たので私は一安心
どうやらこの地点辺りに「大坂口番所」が設けられ、大坂側から来る入口となっていたそう。
どうやらこの地点辺りに「大坂口番所」が設けられ、大坂側から来る入口となっていたそう。
この銀銅山の中の人も勝手に外に出ることが出来ないようになっていたのですね。
鉱山で働く人の寿命は30歳未満、30歳迄生きた人には皆でお祝いしたそうです。
今の時代では考えられないくらいの辛い、過酷な現場だったことが想像できます。
「結構、一周回るの遠かったなぁ」と振り返り、マップを見てみると…
ちゃうやぁ〜ん
勝手にくるっと一周やと思ってジョギングしたものの、推奨マップはふれあい公園でゴールしてた😱
ふれあい公園ってば、イオンのところなんですが…
そこから、螺旋階段まで住宅地の中が結構距離があり、無事、最初の資料館に到着。
玄関前で記念撮影して、車に乗り込み、先ほどのイオンへ🚙
周遊という言葉にだまされ、結局10kmほどありました
さぁ、ココからはイオンに車を停めて周辺を散策です
イオン近くのれんが橋を渡ると公園に出ました。
ここも山の上を開発してあるのか、上ったり、下りたりで大変です
住宅街の道を下ってきて猪名川を渡る橋で振り返って見ましたが、道を挟んで右も左も戸建て住宅がたくさん建ってます🏡
下りてきた谷は県道が交差する「紫合北之町」交差点。何もありませんが、車通りが多いです🚙
このまま東へ進んで能勢電鉄終点「日生中央駅」を目指します
またそれが山を上ったり、下りたりの辛いコースです
住宅街の道を下ってきて猪名川を渡る橋で振り返って見ましたが、道を挟んで右も左も戸建て住宅がたくさん建ってます🏡
下りてきた谷は県道が交差する「紫合北之町」交差点。何もありませんが、車通りが多いです🚙
このまま東へ進んで能勢電鉄終点「日生中央駅」を目指します
またそれが山を上ったり、下りたりの辛いコースです
山の中の道の途中に猪名川高校が出てきました
ここまで大概の坂でしたが、校門くぐってもまだ坂道を上るようです
高校を通り過ぎ、下りきると街がありました。
谷にも建物が建ってるので駅が近くなってきたかな次の山に駅前を感じさせる高い建物やマンションが出てきました
谷にも建物が建ってるので駅が近くなってきたかな次の山に駅前を感じさせる高い建物やマンションが出てきました
日生中央駅の駅前にやって来ましたそんなに人がいるわけじゃなく静かです。
駅に入るゲートの先に、ココよりまだ高いところに戸建ての住宅地が広がるのが見えます👀
兵庫県の東まで来れば、大阪のベッドタウンっていうことなんでしょうか🤔電車に乗ればここから梅田まで44分🚃
わざわざここから県内の神戸に出る意味が既にないので乗り換えが必要でも40分ちょいで大阪は便利ですよね
姫路から神戸に行くにも新快速で40分、大阪へは60分ちょいを考えると、この先も私の住んでる播磨地域が栄えることはなさそうですね
日生中央駅を挟んで反対側の山にも戸建て住宅が並んでいます。
日生ニュータウンエリアです。
ずうっと先まで見えてる山あいと、その中腹にまで宅地開発され、今もなおクレーンが立ち、開発中なのが見えます👀
日生ニュータウンエリアです。
ずうっと先まで見えてる山あいと、その中腹にまで宅地開発され、今もなおクレーンが立ち、開発中なのが見えます👀
手前の矢印の辺りから一気に下っています。その先の住宅地も高低差があり複雑です
日生中央駅のロータリー前をくるっと回って帰路へ
車道は遠回りなので公園を抜けて帰ることに
…と、走ってたら、またこの引っ付き虫にやられましたこの三角の引っ付き虫めちゃめちゃ厄介です、べったりとズボンにひっつくので
日生中央駅のロータリー前をくるっと回って帰路へ
車道は遠回りなので公園を抜けて帰ることに
…と、走ってたら、またこの引っ付き虫にやられましたこの三角の引っ付き虫めちゃめちゃ厄介です、べったりとズボンにひっつくので
名前は「ヌスビトハギ(盗人萩)」
泥棒がつま先で歩いた足跡👣に似てるから…とか、泥棒が草むらを分け入った時にくっつくから…諸説あるようですが
いずれにせよ、一気にめちゃくちゃくっつくので、めっちゃ困ります
駅前近くなので、集合住宅もたくさん林立してます
朝夕はウォーキングしてる人がおられるんでしょうけど、ほぼ人に会いません木々が茂りすぎて恐い感じです
公園を抜け、川を渡り、次の山あいから先ほどまで居た住宅地を眺めてます👀
谷間の集落は川を挟んで、昔ながらの農業をする田畑が広がり、山裾の道沿いに家が並んでいる感じです
やっぱり、こんな原風景が良いですね。
夕暮れが近づいてきました🌇
久しぶりに「稲架(はさ)掛け」を見ました。小さい時は稲刈りのあと、よく手伝わされました
めちゃくちゃ痒くなるんですよね刈り取ったあとの田んぼの中で鬼ごっこをよくしたのを思い出します
田んぼの地面は田植えの時の足跡でボコボコで、おまけに切り株が残ってるので、何回もコケて🤣お父さんも同い年の田舎の子なので思い出もほぼ同じような感じで懐かしみながら通りました
「猪名川町役場」前の交差点に出ました
えらく、寂れた感じのところに役場がありました。この周辺エリアにニュータウンが建設されたので一気に人口が増えたそうですが、
猪名川町の約8割が林野なので、役場は昔から存在するだろうから、谷間にあるまま、ということでしょうか🤔
車なら便利なんでしょうけど、マップで見るとこの坂を上った先に
「猪名川パークタウンエリア」と呼ばれる、駐車したイオンモールのある「白金」と「若葉」というニュータウンがあるのですが、かなり上らされてます
ようやく視界に住宅が見えてきましたそうそう、「白金」って言うとなんだか、高級住宅街のイメージを勝手にしてしまってたのですが、ココの「白金」は多田銀銅山があり、銀はしろがねと呼ばれることから名付けられたそうです
「猪名川パークタウンエリア」と呼ばれる、駐車したイオンモールのある「白金」と「若葉」というニュータウンがあるのですが、かなり上らされてます
ようやく視界に住宅が見えてきましたそうそう、「白金」って言うとなんだか、高級住宅街のイメージを勝手にしてしまってたのですが、ココの「白金」は多田銀銅山があり、銀はしろがねと呼ばれることから名付けられたそうです
今、上ってきた住宅地は「若葉」という街のようです。
山の上は開発されて、小学校もあります🏫猪名川町立猪名川小学校です
山の上は開発されて、小学校もあります🏫猪名川町立猪名川小学校です
ゆったりとした区画の戸建てが並んで、キレイに整備されていい感じです✨️
目の前にイオンが見えました🙌
帰ってこれたぁ~
こちらも8kmほどあったようです
目の前にイオンが見えました🙌
帰ってこれたぁ~
こちらも8kmほどあったようです
上がったり、下りたり、よく走りました
帰り道は車で川西市方面へ日生中央駅から能勢電鉄に沿って下りてみました🚙
一庫ダム方面の入口まで下りてきましたが、まだまだ下るようです
とうとう、兵庫県東の端まで散策の足が伸びてきてしまいました
一庫公園は以前、散策でやってきたことがあるので、ようやく白地図が少し繋がった感じです
今日も大変疲れました
最後までお付き合い頂きありがとうございました